サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

ブラック・ジャック創作秘話 手塚治虫の仕事場から 1 みんなのレビュー

コミック

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー126件

みんなの評価4.1

評価内訳

123 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

これは興味ある神様の話

2024/01/02 14:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハナ - この投稿者のレビュー一覧を見る

神様と称される手塚治虫先生ですが、そればかりが先行してしまっていて、実際のお人柄が雲に撒かれた様になっている現在。
どの様な人柄だったのか知ることのできる漫画です。

鉄腕アトム、ブラックジャックを書いていた漫画家さんのお話です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

手塚治虫執筆時の数々の奇跡

2016/08/25 02:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あずきとぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

手塚治虫が、「ブラック・ジャック」を連載していた当時の関係者の証言をもとに、その創作(執筆)作業の実態を描いている。
証言者としては、当時の手塚担当記者、手塚プロのスタッフ(マネージャー、チーフアシスタントなど)、更には石ノ森章太郎、永井豪、松本零士といった巨匠マンガ家や、手塚のアシスタントを経てマンガ家になった者(三浦みつる、寺沢武一、石坂啓など)と、実に広くカバーされ、よく取材されている。
中でも、強烈なキャラを発揮しているのが、当時の少年チャンピオン編集長壁村耐三である。
他を威圧するような風貌とヤクザのような言動は、今でも語り草らしい。
スランプに陥り、虫プロが倒産し、「手塚は、もう終わった」と言われていたとき、手塚に声をかけ「ブラック・ジャック」を連載させたのが、この壁村編集長であった。
以後、手塚は復活し、「ブッダ」「三つ目がとおる」などのヒット作を生むことになった。

さて、多くの証言で語られるのは、「天才」「マンガの神様」と呼ばれた手塚の、正に天才的・超人的な数々のエピソードである。
復活後、絶えず多くの連載を抱えるようになり、各社の締切に追われながらも、驚異的な速さ・分量で原稿を描き上げた、とか。
締切直前に完成間近の原稿を「面白くない」とボツにし、8時間で20ページを描き上げた、とか。
100ページの原稿を三日半で描き上げた後、「ブラック・ジャック」の打ち合わせに入り、即座に3つのストーリー案を提示した、とか。
しかも、その3案をボツにし、全く異なる4案目を考え出し、一日半で描き上げた、とか。
圧巻は、原稿に手を付けずアメリカ旅行に出てしまい、帰国日が最終校了日と重なっているのにも関わらず、現地でのペン入れが終わらなかったときの驚くべき対処方法だ。
詳しくは、本書にて確認されたい。

このように、天才手塚の人間離れしたペン入れの速さや、ろくに睡眠をとらずにこなしていく仕事量の多さ、湧き出して止まないアイディアとその創造力が、驚きと感動をもって描かれていて、どちらかといえば、手塚賛美の内容になっていると言える。
しかし、見方を変えると、これは天才手塚に周囲の人々が振り回された記録でもある。
締切ギリギリまで原稿が上がらないのは、当然、担当記者や出版社、場合によっては印刷会社に多大な迷惑が掛かっているのだ。
実際、原稿を落としてしまう(締切に間に合わない)こともあり、一部の編集者からは「遅虫」「嘘虫」と揶揄されていたという。

これらは、手塚の、より質の高いものを求める完璧主義に起因するようだ。
一度仕上げた後でも、「もっと面白くなるんじゃないか」「もっと良いものが作れるんじゃないか」と飽くなき探求を続けることで、締切ギリギリまで完成に至らない事態になってしまうのだ。
いつの世も、天才と呼ばれる人の周囲は振り回されるものだ。
だが、この完璧主義にに基づいた飽くなき探求心があったからこそ、手塚作品は面白くまた感動させられるのだ。

ぜひ、本書を通して、手塚治虫の創作の現場を知ってもらいたい。
手塚作品を読む際に、また違った感慨を持つようになるかも知れないから。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2011/07/09 11:09

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/07/12 00:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/07/12 22:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/05/13 22:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/07/14 14:29

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/08/25 11:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/09/20 22:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/10/15 02:34

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/10/23 00:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/11/09 17:50

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/11/28 09:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/12/04 19:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/12/09 16:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

123 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。