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人の考え方、日本人の考え方。
儲け話と、それを有利に進めようという人間、そしてその考えのもとに話を進める政治家。
作っている人も、使っている人も、論じている人も、誰一人として正確にその内容を理解していない。
そんな中で作られた著作権が、わかりやすい訳がないですね。
この本の最初に、著作権の考え方について長々と書かれているのは、それしか、きちんと系統立て、理論立てて話せることがないからかもしれません。
著者は、これからの子どもたちに、こんなわけのわからん著作権に振り回されないで、自分たちの力で、きちんと考え、理解できる著作権を作ってほしいと願っているように思います。
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著作権についてとてもわかりやすく書かれている。
権利とはなにか、がわかる良書。
借りて読んだのだが、自分で買って読みたくなった。
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法律は、難しい。でも、知っておきたい。という事で、これなら私にもわかるかと…。結果、わかったような気がする。
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非常にわかりやすくて本質をついた書なのだが、対象としている小中学生には難しすぎるだろう。
また序盤の「権利」についての話は、「道徳」との違いを強烈にするためあえて挑発的に書いているんだろうけども、あまりに極論で、特に小中学生には悪影響もあるんじゃないかな。
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星10出したいです。著作権は表現する人は当然として、デジタルリテラシーにリンクするので。現代人が把握すべき内容だと思います。
この本を読んだ方が、より自信を持って行動活動ができるようになる気がします。
朝日小学生新聞の連載をまとめたものでですが、ここに書かれている内容を理解できている大人はかなり少ないと思います。
昨今コロナウイルスで緊迫した世の中になりましたが、日本人の同質性や他人の意見への攻撃を行う独善性は果たしてどこから湧き起こっているのかと考えていました。
権利問題が日本人の特性を如実に表しているものだと、この本を読んでから思うようになりました。
契約ベタ、官僚になんとかしてもらおうとする弱さ。
この本は図書館で借りたのですが、今度自分のお守りになる気がしたので、改訂版を買います。
図書館の業務についてもこの本に記述があります。
いやあ、今のところ今年1番の良かった本になりました。