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【嫌われ者って?】
たぶん本来はないのではないかなあと思いました。自分よりスペックが高い人間を見て、ねたんだり、ひがんだり、なんとかして相手を引きずり落とそうとしたり。そんな世間様が産み出したのが「嫌われ者」なんだと思います。
【嫌われ者をなくすには?】
一人ひとりが自分のやりたいことについて素直になることが必須です。そして、自分よりスペックが高い人間を見て、「どうやったら相手を超せるのだろう」と努力を続けること。それが日本という国を強くするし、嫌われ者をなくすんだと思います。
対談を書き起こしたものなので非常に読みやすいし、茂木さんとホリエモンという似て非なる2人の対比が面白かったです。本書を通して思うのは、「今の日本が失ってしまったもの」を取り戻すのではなく、「今の日本に必要なもの」の認識でした。それは、「既存の考えに囚われることなく、状況を合理的に解釈すること」なのかなと。
「鬼十則」とはまた違う、これからの世界を生きるのに必要な考えが得られます。
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ホリエモン投獄直前のメッセージとなる一冊。タイトル的には最近流行りの感じ。嫌われ者とトマトのイラストが隠喩として使われている(のに読み終わって気づいたw)
二人の主張は一貫している。常識の再考、インセイン(狂気)の欠如、嫉妬心によるネガティブ思考をテーマにホリエモンの実体験も含めた様々な事例を挙げて検証していく。インタビューの書き下ろしなので内容も分かりやすくサラッと読め、思考の柔軟体操としてはもってこいだ。
以前より様々な人の思考に触れる機会も多く、地域差によって偏見による小さな世界だけで生活することはなくなっている。だからこそ情報格差の現代では思考を停止させてはならない。東大出身の二人だが、その二人が学歴のフィルターはもはや必要ないと提言しているように、情報社会のおかげで本人の意識次第でできることは飛躍的に多くなっている。慢性的な空間にいて払拭したいと思っている方には、硬着した思考をストレッチしてくれるに違いない。
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非常におもしろい
2人にいわせると大学なんて無駄が多すぎるのだろう
やはりみんな一律ではだめだ
どんどん先に進まないと
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ネクタイはちょんまげ 弁髪 纏足=中国で、女性の足を大きくしないため、子供のときから親指を除く足指を裏側に曲げて布で固く縛り、発育をおさえた風習。唐末ごろに始まり、宋代から流行したが、清末に廃止運動が起こり、清滅亡後消滅した。
ウィキリークス【Wikileaks】匿名で投稿された内部告発情報をインターネット上で公開するウェブサイト。オーストラリアの元ハッカーが中心となって2007年に創設。非営利のメディア組織によって運営されている。重要なニュース・情報を一般公開することを活動の目的に掲げ、各国政府・企業などの内部情報を暴露。2009年にアムネスティインターナショナルの人権報道賞を受賞したが、2010年には米国務省の外交公電を公表して物議を醸した。
小沢一郎 海老蔵 ラスボス 革命の原因はセックスへの欲求不満 本当は浮かび上がってもいない シャーデンフロイデ リバイアサン=怪人 insane=狂気 パージ【purge】[名](スル)追放。特に、公職から追放すること。「旧政権の閣僚が―される」「レッド―」獄中記 Facebook
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ホリエモンと茂木健一郎氏との対談本。
250ページ以上のなかなか分厚い本なんだけど、
対談本ってこともあり、会話口調でサクサク読めた。
茂木さんは一時期テレビに引っ張りだこで、
脳科学者として、みんなから愛されるキャラクターと思っていたが、
彼もホリエモン的思考のいわゆる嫌われ者。
脳科学者界の中では、
歯に衣着せぬ物言いで、嫌われていたらしい。
茂木さんのtwitter のつぶやきからも身内である東大に対してだったり、大学教授へ対してだったり批判のツイートは多かったので、実は協調性よりも、内に秘めた固い信念があるんだな。とは思ったいた。
テレビでの発言は、大手メディア相手なので
尖ったことを言わないように、きちんと計算して発言していたとのこと。
この二人の対談本なんだもん。
検察をはじめ、日本の風土、国家に対して言いたい放題。
ちょっと気になった一文を抜粋してみる。
堀江
『三権分立なんて小学校で習うことじゃないですか。みんな日本では三権分立は当たり前のことと思っている。でもそうじゃない。戦後の大日本帝国憲法下での判検一体化のままで、実は日本はずっといるんです。仲間同士で検挙して裁判をしているんなら、そりゃあ有罪率99%になりますよね。身内なんだから。』
もっとも、基本的な三権分立ですら、実は本質はそうじゃないらしい。
建前的に、三権は分裂していなきゃだめなのに、検事は元判事もやっていたり、「判検交流」という風習すらあるらしいし、まさに絵に描いた餅。
腐ってる。
次、ちょっと長いんだけど以下のやりとり。
というか茂木さんの意見。
茂木
『外っていえば、日本で暮らしている外国人のストレスもすごく溜まっているんだよね。まずそもそも「外人」って呼ばれ方をすること自体に腹が立つし、人種差別主義者の都知事が平気で再選されるし。』
堀江
『ああ。』
茂木
『これみんな、僕の英文ブログに来た反応なんだけど、こういうのもあった。昔『オレたちひょうきん族』で、最後にNGとか出したコメディアンが磔にされたキリストの前に引き出され「許しを乞うよう祈りなさい」ってギャグがあったじゃん、ダメだと上から水がばさーって降りかかってくるっていう。』
堀江
『あったあった。』
茂木
『あれも、クリスチャンからするととんでもない怒りの対象のギャグのようで、日本人である俺達からするとただの悪意のないギャグなんだけど、外から見ると大変な怒りの対象になる。これはBBCが広島の二重被爆者をコメディ番組で取り上げたことに対する日本人の怒りと同等なものなんだよね。
自分たちは何気なく発したものでも、「外」にはそのことで心を傷つける人がいる。これと同じく、日本の問題に見えても、正しく「外」を意識するっていうのは、これからますます重要になると思うんだ。もっと言うと、日本でなにかと闘いたい人は、日本をラスボスと見なして、外からの視線を外圧としてうまく利用するぐらいじゃないと闘えない。』
これを読んで思ったのが、
乙武洋匡「僕は、カタワです」のツイートを思い出した。
悪気のない発言でも、それによって傷つく人がいる。
しかし、周りが気にしすぎても、当の本人は傷つかなかったり。
それを国規模で見ると、日本内での主観を捨てて
世界規模での客観で捉えることが大切。ということですな。
得意の『ガラパゴス』と言う言葉で揶揄されないように。
なんとなく流れに乗って
思考停止で人生を歩いている人が日本人には多いと思うけど、
この二人の『狂気』を感じ、汚い部分でも本質を捉え考える事が大事なんだな。
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オスカーワイルト 獄中記
上杉隆 自由報道協会
ドバイの政府系ファンド 日本にはなんでもある、ないのはやる気
日本の社会 論理より情緒を優先
日本が国際化されていない最大の根拠は「分析的、論理的な思考ができない」
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「うんうん!本当そうだよ!」とうなずきまくった僕も、いわゆる嫌われ者サイドですね、ひひひ。
嫌われ者じゃない人もこの本読んだら共感しまくって、嫌われ者の仲間入り?かも
この本でいう嫌われ者ってのは、要約すれば、根本的な事に疑問を持つタイプの人間ですよね。そしてルール原理主義の対というか。
中身は、本当に共感する人は最後まで共感しっぱなしだと思う。
世の中の様々な事に鋭く切り込んでいます。
対談形式で読みやすいです。
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茂木 健一郎って人よく知らなかったが、なかなか面白い人のようだ。テレビで見る印象とは違うんだな。
こんだけホリエモンの本ばっかり読んでると彼の考えは大体わかってきているつもりだが、それと違う人が絡む、別の視点での議論が楽しかった。最近出た上杉隆さんと書いた本も読みたいな。
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堀江貴文さんと茂木健一郎さんが対談形式で日本社会を語る一冊。
日本社会の問題点(問題意識の無い人にとっては特徴という言い方をするんだろうけど)を、ずばずばと切っていく。
たぶん堀江さんという人間を全く知らなければ、口だけで何でも言えるといった類の著書にも見えてしまうが、本書は堀江さんや茂木さんの人間とその考えを同時に伝えてくれる。
読んでよかったと思えた。
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世間から嫌われている堀江さんと、脳科学界で嫌われている茂木さん。
茂木さんはともかく、新聞・テレビではあまり良い報道をされていない堀江さんの、本音を聞けるとても良い本だったと思う。
今の世の中には何が必要か、自分は何をしたいのか、テレビのコメンテーターの話を聴くよりも、この本一冊読んでよかったと思える内容。
できるだけ多くの人に読んでほしい!!
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この本の内容は日本の若者はなかなか怒らないのはどうしてか??
という内容から始まっていたような気がする。
男という生き物自体が、異性にもてたいといいう願望がすべてで、これを規制すると大反発して大きな力になるという話が書かれている。
まぁこれはあながちう間違いとは思わない。
けどそれだけではないと思う。
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わがメンターの二人が日本の変なところについて対談した本。
アンチテーゼを唱えて来た二人の意見がいまや正論にしか聞こえない時代になっていると思ったけど、長い時間内向的な文化の日本人が、自分も含め、グローバルの波に乗れるのかなどなどいろいろ考えさせられた。
あと、二人の会話がどの部分を切り取っても厚みがあって博識を見せつけられた。おすすめ!
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正直、堀江貴文という人物には、色々と興味をもってはいたものの、テレビというメディアフィルタ越しだったため、茂木健一郎およびミスター世間が持っていたイメージどおり「お金が好きな悪い奴」というイメージを払拭できずにいた。
なので、一度メルマガも購読していたのだが、要所要所で彼の言動がそのフィルタとリンクしてしまい、「ああ、やっぱりこいつは悪い奴だ」と思って購読もやめた。
しかし、それでもなんだか頭の隅っこには引っ掛かっていて、たまたま自分の興味の対象である茂木健一郎との対談ってことで、読んでみた。
で、読んでみてすぐに、「あ、こいつは面白い奴だ」とすぐに気付いた。
食わず嫌いだった。
食ってみたら、うまかった。
でも、それは茂木健一郎という自分に取ってはすんなりと受け入れやすいフィルターがあったからかもしれない。
でも、確実に元々のメディアフィルタは外れた。
よき本に出会えた。
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トークを書き起こしたものなので非常に読みやすい。
読み終わって、今までも感じていたけどやっぱり既得権益を持っている人は変わりたくないのかなぁ、、、わかる気もするけど、変わらない方が不安定な世の中なのになぁ、と思った。
それに考えているだけではダメで行動に移さないと意味が無いと改めて思ったので、積極的に動くようにしよう。多分それが自分の長所を伸ばすってことだと思うから。
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堀江貴文さんと茂木健一郎さんの対談本。現代日本の様々な課題について、熱いトークが繰り広げられている。
私が堀江さんの本を読む時の目的は、堀江さんの思考回路を覗くためです。堀江さんは常識にとらわれず、論理的に思考し続けています。その考えには、なるほど!そう考えるのかと驚かされることが多く、自分自身が考える時の参考になったり、きっかけになったりします。
この本でのおっ!と思った堀江語録は、
・うらやましいからこそ逆に、「さて、どうやって勝とう」と。それを考えるのが楽しいのに、って思っちゃう。・・だって海老蔵と勝負できるんですよ、自分の心の中で(笑)。「海老蔵よりモテるにはどうすればいいんだ!」ーこんな楽しい思考の時間はないじゃないですか。
・周りの空気は読まない。読まずに自分が収集した情報を元にして自分で判断し、自分で発信する。・・だから、大震災が起きたら「自粛」する。多くの人は被災地のことを想って自粛するというよりは、周りに自粛していないことで後ろ指をさされないように自粛しているのではないか。しかし、私は、被災地のために経済を回して元気にしないとまずいと考え、「自粛」を自粛することにした。
・ある法律を、その条文だけで判断してしまうのではなしに、その法律の立法趣旨に照らし合わせたらどうなんだろうって考えないと、ただのルール原理主義者になってしまうと思うんです。
というところです。
自らも思考停止してはいけない、考え続けなければならないと思いました。自分では考えてると思っていても、常識や前例に縛られていることが多いです。どうすれば論理的に考えられるのか、これからの課題にしてみたいと思います。