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読みながら何度か涙ぐんでしまいました。
久しぶりに読み応えのあるエッセイ。
実生活で役立つリアルな提案やエピソードがたくさん。
最近多い、ていねいな暮らしだのほっこりライフだの食傷ぎみな方におすすめ。
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色々閉塞感が漂っている今の日本ですが、
この本を読んで,清々しい気持ちになりました。
子育て支援に関する提言は,私はまったくその通りだと思いますし,
多くの働きながら子育てする女性が同意見なのではないでしょうか。
政府関係者には通り一遍のバラマキ政策ではなくて,是非この本を読んで,国民のニーズが何であるかを考慮していただきたいです。
物に対する断捨離とはまた異なった考え方が個人的には新鮮でした。
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「お金や地位ではなく、人のために生きることによって自分を生かすという価値観を見出す」。そのために「おたがいさま」の感覚を取り戻そうではないか・・。よくわかるコミュニティ論。
身体性のある論、わかりやすいし楽しい。
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子供の試験問題を読んで、面白いエッセイだと思ったのが読むきっかけ。でも、中身は堅苦しくなく、のんびりと、ふわっとした気持ちになれる本。田舎に帰省したときのような気分になれる本。
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外出自粛で、断捨離ばやりということで、自分もと、家の片付けを目指したが、案の定、余計にものが広がってしまった。そこで、気持ちを慰めようと、取り出したのが、この本。最初に「捨てられないのが人情」がある。
「捨てられないということが人情じゃないか。」「わたしは捨てる手を止める。」「その"片付かなさ"の中を生きるのが人間の宿命ではなかろうか。」
この本を大事にしているのは、もっといろいらあるのだが、特に「路地」についてその魅力がきちんと書かれているところにある。情けない話だが、「路地がいいね」とつい口にするのだが「火事になったらどうする。消防車も入れない」と言われると、なにも言えなくなってしまうのだ。森さんは「上野・谷根千研究会」で谷根千の調査を3年掛けて実施され、2冊の本を出されている。
とにかく、「路地」だけでなく、東京は、ドンドン開発されている。「おたがいさま」「もったいない」の精神も消えてゆく。