投稿元:
レビューを見る
今年ナンバーワン決定!!昼休みに数回噴いた。花宵道中を読んだ後のコレはギャップ過ぎて反則w。黒真珠も読まなきゃだわっっ
投稿元:
レビューを見る
まずは宮木あや子先生(@miyagiayako)に感謝
おバカなんだけどなんか真剣だな~
まだらにエロいんだけど、とてもあっけらかんとしてて、でも地味に効いてる。
色々現在(現代、ではない)の流行もあしらわれていていいアクセントだし、管野よう子しかもカウボーイビバップが何気にリスペクトされてるところは個人的にとても嬉しいw
一人称、一人称、三人称、一人称に戻る(けど、ふたりの関係者)という構成もいいな。
最後の「両国☆ポリネシアン」は、絵に描いたような大団円でハッピーで顔がにんまりしてしまいました。
うつ~な時に何気に読むと、ぽんと入って後腐れなくてほっとするかも。
読めてよかった。ありがとうございます。
投稿元:
レビューを見る
「白蝶花」なんかも嫌いではないけれど、「野良女」やこの本のような爆笑爆裂モノのほうがこの作家さんは断然楽しい。
これからもどハッピーな本を待っている。
投稿元:
レビューを見る
あはは・・(*^_^*)これはいい!中尾ちゃんと後藤ちゃんは29歳の独身女性。偏差値がとんでもなく低い大学出身ながら、仕事がデキちゃう彼女たち。派遣で高給を取り、恋だっていい感じ! 自分の持ち分を踏まえながら、楽しく生きようよ!と日々を送る中尾ちゃんと後藤ちゃん。
いいなぁ、彼女たち、とても好きです。
後藤ちゃんは、パソコンのメーカーのサポートセンターに勤務。
基本的にかかってくる電話は苦情なのだけど、それにイチイチへこまない彼女の強さがいいんですよ。基本バカだと自称しつつも「右から左へ受け流す」能力に長けていて、そのサバサバ感には、読んでて元気が出るんですよ!(*^_^*)
そして、学生時代からの友だち、中尾ちゃんは派遣会社の営業勤務。人を見るのが仕事なんだけど、やはり、自分のことを頭が悪いと思っているからこそ、の世間様(*^_^*)への対応がとても面白い。
彼女たちはよく一緒に呑み、遊び、恋の話もする。
学生時代はとことん遊んだ、という思いがあるから、自分の目の前の現実にないものねだりをしないで生きているところがさっぱりしていていいなぁ、ともね。
中尾ちゃんの後輩社員の村内くん、お洋服が好きでアパレル業界にいたんだけど転職してきた彼なんだけど、その彼の着こなしの描写がとても楽しい。それに、「ゲイにしか見えない」ってよく意味がわからないけど(*^_^*) たぶん、とても綺麗な男の子、ということなんだろうね。
そんな村内くんと中尾ちゃんが一緒に組んで仕事をして、それから・・・と、たっぷり楽しませてもらった。
その他、後藤ちゃんの後輩の女の子、パティは実家がタイ焼き屋さんで、そこの常連さんであるサイパン出身の力士、南国と親しくなって・・。(*^_^*)
ふわふわしているように見えて、「自分探しとか興味ありませんし、自分磨くならまず目の前の仕事の技を磨けと思っている26歳です」とさらっと思ってたりするところも好感度大でした。
宮内さんって、こんな楽しいお話も書くんですね。
あとがきで、友だちから「日常の中で何気ない幸せを見つけてしみじみハッピー」みたいな話じゃ満足できない、「ウルトラハッピーエンドな話」を読みたいんだ、と言われたことがこの小説を書くきっかけのように書かれてましたけど、うん、ホントに、己を知って普通に(*^_^*)努力してたらハッピーな日々が!という話で、嬉しかったです。「日経ウーマン」に連載されたそうだけど、これで元気出して働いてた女の人たち、いっぱいいたんじゃないかな。
投稿元:
レビューを見る
なんとなく知ってると思っていたら、日経ウーマンに連載されていたと後ろ書きにあって納得。
とっても軽~い感じで読めた。
(著者もあとがきで言っているけど)何より深刻だったり下手にリアルじゃないところが良いかな。
続編ができそうだな
投稿元:
レビューを見る
後書きに曰く、ウルトラハッピーな話。
作り話の中くらいぱーっと幸せでいいじゃない。という小説。
でも、ふわふわした夢物語ではない。
「セレモニー黒真珠」とちょっと繋がってる。
日経ウーマン掲載ってことできっちり働く女性が共感できる本なんだと思う。
主人公たちは女子の王道になじめてないんだけど、それでもやっぱりそのなじめなささえもスタンダードなヘテロ女子の一形態にすぎないから、女子の縛りの範疇にいることに変わりはなくて意外と不自由だ。
おしゃれの描き方も良い。
みんな自分のために自分を飾ってる。
お洋服が大好きで自分を律するとか(村内くんは多分服を着るための体を作ってる)
男を釣るための撒き餌として可愛い格好をするとか。
それらは自分あってのことで、「誰かに愛されるため」じゃない。
この前読んだ「海にはワニがいる」で自分の価値を無条件で認めてくれるわけじゃない場所でちゃんと扱われるために、まず服をととのえる必要があるとあったのを思い出した。
ヘテロ女子同士は性愛で結ばれた間柄みたいにずっと一緒ではいられない。
でも繋がれる。
っていう描き方がいかにも大人のヘテロ女性だなーと思った。
パティの話が一番好きだ。
表紙と中表紙が良い。
投稿元:
レビューを見る
カッコイイ女性ってこの人達の事をいうんだなと思いました。
学歴はないに等しいし、仕事は派遣で必ずしも誰もが羨むような人生じゃないけど、それだけで人の価値が決まる訳ではないという例だったと思います。
必要なのは自分をちゃんと持っているかだと感じました。
パティですら周りの評価気にしながらも自分をちゃんと持っていたのが意外で面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
いやー宮木あや子さんやっぱり好き。
セレモニー黒真珠で陥落したけどこれもよい。
ちなみにセレモニー・・・のかなちゃんが出ているのが、
読者サービスでにやっとしてしまった。
軽い二人の話に見えるけど、
友達の絆とか、
派遣で働くことととか、
女子のリアリティや本音があふれてて共感する。
投稿元:
レビューを見る
幸せー!
楽しい。
この勢い大好き。
「これ絶対パロってますよね?」
っつー所とか小気味いいし。
潔い。
カッコいい。
好きだ、後藤ちゃんと中尾ちゃん。
ふたりと宮木あや子さんにありがとうを言いたくなる。
もっかい読む。
投稿元:
レビューを見る
日経ウーマンで連載。
どうりでと思った。
派遣の実態など、詳しいことは分からないか、今まさに旬のテーマではないだろうか。
ワーキングガールたちのいい意味でのノリに脱帽。
自分探しというのが一つのテーマではないだろうか。
最後の相撲の話はコミカルで笑い転げてしまった。
投稿元:
レビューを見る
後藤ちゃんと中尾ちゃん。アラサー。独身。彼氏ナシ。頭が特別良いわけでもなく、秀でた才能があるわけでもなく、いわゆる凡人に分類される二人だが、しかし何も絶望などしていない。ただ明日が今日よりも楽しくなるように、恋に仕事に打ち込むだけ。やがて二人は出会う。自分を心から理解してくれる人に。
アラサー女子の日常を描いたプチラブドラマ。後藤ちゃんと中尾ちゃんのさっぱりとした性格と、前向きな気持ちに自ずと読んでいるこちらも心地良くなってくる。絶対的なハッピーエンドっていいよね。装丁もポップな雰囲気で、良い息抜き本でした。
投稿元:
レビューを見る
2011年、トップ5に入る爽快作。
近年小説でこんなにスカッとした本はなかったので読んで良かった。
主人公の2人と趣味も仕事も全然違うのに年齢は同じせいか考え方と物言いにいちいち共感した。
特別なことが起こらないではないけど、静かでもない日常の話。
凹んだら読もう。
投稿元:
レビューを見る
しっかり自分というものを理解していてまっすぐな感じが素敵。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-829.html
投稿元:
レビューを見る
スカッとした気持ちの良い話だった。有り得ないんだけどそこがまたよい。中尾と後藤それぞれの彼がまた良い。さくっと読めてスカッとする
投稿元:
レビューを見る
図書館本ですが…買うっ!笑
大好きっ!!
東京の僻地にあるバカ大学の学部卒だけど、仕事はできちゃう29歳な彼女たち。
恋に仕事に、適度に奮闘(?)する二人のかっこよさに脱帽です。
あっけらかんとした下ネタにも笑ってしまいます。
そうなんです。
今時世の中暗いんだからリアリティなんて言ってないで、ありえない位現実味のないハッピーエンドが読みたいんだよっ!!笑
あとがきまで最高でした。
宮木さんは『春狂い』みたいに暗い気分になるもの(宮木さんがそう言ってるw)と、憧憬☆カトマンズみたいなウルトラハッピーなものと、ギャップが激しかったです。
『花宵道中』から入った私ですが、宮木さんの『セレモニー黒真珠』や『憧憬カトマンズ』みたいなウルトラハッピーもの、かなり好きです。
もちろん、暗い系のも好きですがっ。
図書館本 2012.2.28