紙の本
役立ちそう
2019/12/04 09:57
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
株価下落の局面で、個人投資家が、損切できない心理がよくわかり、よかったです。これからの投資の参考にします。
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行動経済学入門書としてわかりやすすぎる良書
21世紀の経済学は行動経済学ではないかと言われているくらい、最近、行動経済学が話題になっています。
そんな行動経済学の入門書として最適な良書。
ボクも行動経済学を体系的にこの本を使って学ぶことができました。
本の構成もわかりやすくなっていて、本当に入門書として最適な良書だと思います。
新書系経済学本でここ最近出版されているもので個人的に一番わかり易く良書だと感じます。
以下のキーワードを本書を使って学び、行動経済学を使いこなしましょう!
キーワード
p34 ハーディング現象・・・人が他の人と群れなそうとする。
p38 プロスペクト理論・・・人々が何かをするしないという意思を決め方に関する考え方
p65 アンカーリング・・・固定概念
p56 ヒューリスティック・・・ひらめき、直感、大づかみな印象
p148 ナッジ・・・それと気づかせることなく、特定の人や人々を合理的と考えられる好ましい方向に誘導する行為
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人間の心がどのように経済行動に影響を及ぼすのかについて、行動経済学用語とそれに紐づく具体例を交えながら述べられる。人は多くの選択をしながら日々過ごしているが、理屈通りに選択できないことも多い。そんなときに本書で述べられているテクニックを利用することで良い判断の手助けになると考えられる。特に実践したいテクニックは、最初にいいことを持ってくる初頭効果(◯国語で90点とったよすごいでしょ。数学は50点だったけど。☓数学で50点だったんだけど国語で90点とったよ)とピークエンド効果(終わりよければすべてよし)である。また、物事を長期スパンで良いか悪いかを判断する力も養成したいと感じた。
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【こんなことが分かります】
なぜ人はスーパーでは100円のものでも、
コンビニで150円で売っているものを買うのだろうか?
そんな素朴な疑問を、人々の行動心理の視点から解説している本
【備考】
経済学かじったことのない人で、
経済学を学んでみたいという人にオススメ
※経済学を学んだことのある人には、
既に学んだこともあるかもしれない
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行動経済学のさわりを丁寧に解説してくれている。「初頭効果」は覚えておいて損はなし。「ナッジ」という考え方も興味を惹かれた。
人間は時に非合理的な行動を取る生き物なんだな。行動経済学を知ることで冷静に判断できるようになることも多くなりそう。
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(2011/8/6読了)書名の通り、行動経済学の入門編。行動経済学とは、従来の経済学は市場参加者が合理的に行動することを前提に理論が組み立ててられているのに対し、実際の人々はけっこう感情で動くじゃん!という現実から派生した経済学。近年刊行されたインデックス投資本なんか見てたらチラチラ触れられている内容ですが、初めて知る人には良い入門書かと。
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すごく面白い!!
大衆の経済的に不合理な行動の理由について解説している。特に、最後の章の東日本大震災後の為替や株価の動きについての解説はなるほどとおもった。
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ケーススタディーが浅すぎ。それぞれの一番最初の宝石店の話から始まって、"ゲーム理論"やらなんやら、他の書籍からコピーして劣化ペーストしたような感じ。
あまりにも自分の言葉が少ないのでこの著者から得るものは少なかったです。言葉の定義の辞書的に使うぐらいかなぁ。
ほんとに何にも知らないところから言葉の意味を知るぐらいにはいいかも知れません。
最後、東日本大震災とか強引に入れすぎの割には話も浅すぎ。
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行動経済学には興味があるため、何となく面白そうだと思って購入(3時間で読了)
この本にも書いてあるように、あくまで入門書なので、プロスペクト理論やナッジ、アンカリングなどの基本的な部分を、非常に単純化した例でわかりやすく説明してくれている。もちろん、すでに知識がある方には物足りないだろうが、入門書なのでこれでいいんだと感じた。
また、何が「最新」なのかが凄く気になっていたが、「東北大震災で株価や為替がどうなったか」という事例が最後の方に書いてあるくらいで、行動経済学という学問自体についての「最新」と感じる要素は皆無であった。行動経済学については、2002年にノーベル賞をとっているくらいなので、そもそもが新しい経済学に分類されるはずなので、密かに「最新ってなんだろう・・」と、楽しみにしていたため、少々残念な印象が残った。
とはいえ、経済学を少し勉強して、「理屈ではそうだろうけど、そんなにうまくいくかなぁ」と感じている人が、行動経学に興味を持つための本としては良い本だと思う。
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おすすめ度:90点
行動は「心」が決める。人は理屈通りには動かないことが、よく理解できる。
なぜ損切ができないのか。人間は、儲かったときの喜びよりも、損したときの悲しみのほうをより大きく感じるからであるという。それは価値関数によって示される。
「心の会計」も面白い。心の中の帳簿=勘定科目の管理を分けて考えているというのは、まさにそのとおりだ。
何度となくバブルが生じるのも、人間の心が理由なのだろう。
人間の心の特性がゆえに、決してすべて合理的にはすすめられない、ということを意識したうえで、それを乗り越える考え方をしなければならないと思う。
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伝統的な経済学は人間というものが合理的であるという前提の元で
組み立てられている理論であるけど、
実際は全くそうではないというのが限界であり、
理論と現実との間のギャップをもたらしている。
そこで行動経済学は人間が持っているゆらぎの部分を
要素に組み込んで、世の中を分析している。
まだまだ研究の余地があるけど、
この本は現状について分かりやすくまとめていて、
とっかかりにはいいのではないかと思いました。
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私たち人間が経済を作っていて、その私たちの行動は「心」によって大きく左右されている。経済について本気で考えようとすると、どうしても、私たちの心の働きを抜きにしては、経済のことがわからないことに気づく。だからこそ「行動経済学」が必要になっている、いうことが書かれていた。
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最近の自身の行動の意味を改めて理解することができた。
人々の人間心理をわかることは、付き合いかたもわかる気がした。
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入門書としては、かなり読みやすく、誰にでもわかりやすいような配慮を感じる。後半の暮らしに役立つ行動経済学はとくに必見!
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行動経済学の本は・・・
一応2冊目なのかな?
しかし入門モノを読む・・・
経済学って・・・
前提がありまして・・・
人は常に合理的な行動をとる、ってーヤツです・・・
でも・・・
人間様って、常に合理的には動かないよね・・・
むしろ、その時の気分とか、状況によって行動しちゃう・・・
結構、理屈に合わない行動しちゃう・・・
何で合理的に行動できないのか?
合理的でない行動をしちゃうのはどうしてなのか?
行動という言葉を判断に置き換えてもイイのですが・・・
まー、そういうモンを解明して経済を考えていきましょう・・・
その入門書です・・・
分かりやすく書いてあるのでサクサク読めます・・・
行動『経済学』って書いてあるけど、堅苦しくないし・・・
自分の日ごろの行動や判断に、何らかのバイアスや制約がかかってないか?ってのの見直しになったりするし、面白い・・・
経済の本と言うより心理学モノ的な感じで読めると思います・・・
読んでみてもイイんでは?