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この巻から第三部の『ブラジュロンヌ子爵』だけど、まずはダルタニャンがイギリスで大活躍!
いつの間にやらラウルの実の父親がアトスで当然となっているのだが、それは前のお話から10年経っている間に何かあったのだろうか…。
政変があればそれだけイベントや事件があるわけで、フランスの歴史においてルイ14世時代は日本で言うところの天正10年前後って感じなのでしょうかね。
他国の歴史モノだけど、本当に面白いシリーズです。
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ダルタニアンが若い頃と異なり何やら気難しく疑い深くなっている。もうアラ還だからねぇ。
あの世に富も名声も持って行けないのに、マザランの富への執着はおぞましい!
実際の歴史とは随分違っているとは思うけど、
デュマ・ペールのストーリーテリングの上手さは天下一品、続きがどうなるのか非常に気になる書き方をしている。
さて、名実共に自分の政権を手に入れた英仏2人の若き国王達、現段階では各々の個性がそれほど見えていないが、今後どのように変化していくのか、今から楽しみだ。
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ダルタニアンは最高。年はとったものの、今までで1番破天荒なことをしているし、1番物語っぽい。あと今のダルタニアンが強く賢すぎて、うまく行くかわからなくてドキドキ、というのはあまりない。冒険活劇的な面で言えば、全てを影から手を回して監視しているリシリュー枢機卿がいて、ミレディーが見え隠れしていた第一部の方がワクワクした。そのかわり、ダルタニアン、ルイ14世、チャールズ2世などの心理的な描写とか、政治の機微の部分がより出ていると思う。
この頃の戦争がどういうシステムだったかよくわからないけど、ダルタニアンは本人がプレイヤーとして圧倒的に優秀なので、本人が偉くなりたくても、本部で指示を出し護衛に守られつつ後方に留まるみたいな偉い人の仕草はできなかったんじゃないだろうか。
部下に任せる、があまりできなさそうなイメージがある。