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子供を亡くしたトラウマ
2017/08/06 17:19
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
映子は過去に子供を亡くしたトラウマがある。
そんな彼女の元に友人が子供を預かってくれと押しかけてきて・・・
子供がかわいくて泣いてしまうとかすごくわかる。
それだけに子供が亡くなったときの描写が辛い。
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読む前から泣くだろうなーとは思ってましたが、もう号泣でした。電車の中で読んでたら大変なことになってたと思われます。つつましく生きていきたいだけなのに、どうして世の中はこんなにも辛くせつないことが多いのでしょう。映子さんもタイジくんも滋ちゃんもみんなどうか幸せになれますように・・・。
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悲しい過去のあるスナックのママと置いてきぼりにされた五歳の少年のお話。関西方面のノリが入ったありがちな人情ものと思えるのに強く引き込まれる。
話の前後が相互で効果的につながっている、表情というよりは人物全体の感情を伴う描き分けが見事ということで、臨場感がある。
帯にあるようにどんな奇跡の物語になるのか楽しみ。
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スナックのママ・映子は風俗仲間だった滋子の子供を押しつけられる。
映子と純真無垢な肥満少年・タイジの奇妙な生活。
人生の警句に満ち、「涙なしには笑えない」。
「赤い文化住宅の初子」と「まほおつかいミミッチ」を昇華させたような作品。
断然お薦め。
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『薫の秘話』の作者松田洋子氏による『ママゴト』。絵のテイストや随所に散りばめられたブラックなギャグセンスはそのままに人の心をえぐるようなストーリー展開、心理描写は圧巻。布団の中で読みながら号泣。
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若くして我が子を失った夜の女の、さまよえる母性の行方は若くして父無し子を産み、無知ゆえにその子を殺してしまった女・映子。20年後、映子の店に、かつて同居していた女・滋子が5歳の息子・大滋を連れ、訪れる。ちょっと預って、と息子を映子に預けたまま、滋子は高飛びしてしまう。20年前のトラウマを引き摺り続ける映子と、純真無垢な大滋の、奇妙な共同生活が始まる。あらすじに書いた以上でも以下でもない作品。正直なにが面白いのかさっぱりわからなかった。ありきたり。はっとさせられる場面もない。凡庸。
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泣くこと必至。
こってりし過ぎているくらいの人情ものだけど、ずんとくる。
現実的な行動はうまくできなくても、映子の子供への感情は重苦しいほど正しい。
全ての子供がこういう愛情をきちんとむけられて育ってほしい。
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イタイ。クルシイ。救われる。・・・ブランチでは紹介しちゃダメでしょ。お気楽な「泣けましたー」とかで片付けたらイカンでしょ。
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複雑。決して好きな絵柄ではないんだけど、書店で試し読みを読んでどうしても気になって買ってしまった。映子が痛々しくて、悲しくて、もう見ていられない気持ちにさせられる。でも続きが読みたい。どうか、せめてどうか少しでも救いのある最後になりますようにと祈らざるを得ない。
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2巻まで読了。
多分広島が舞台の、子供にトラウマを持つスナックのママの主人公と彼女に押しつけられた純粋な子供タイジの話。
タイジの健気さとか、主人公のタイジに向ける愛おしそうで切なそうな表情はもはや反則だと思う。
3巻発売が待ち遠しくてしょうがない。
今更読み始めるよりむしろ完結してから買えば良かったと心底思う。
でも、少しでも興味があるなら是非とも読んでいただきたい作品。
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セリフがいい。方言(広島県福山市)がいい。表情がいい。疑似家族をめぐる、いいことづくしのせつないお話。(たとえ他人の子でも)子供のいたいけさは、ズタボロに傷つき、ガサガサに乾ききった女の心を癒しまくるわけです。
それにしても福山弁、いい。わたし自身はインチキ程度にしか話せないが、子供のころからなじみのあるいとおしい方言なので、これだけでもご飯大盛りパクパクおかわり気分に浸れる。この漫画をプレゼントしてくれた幼馴染のクリスに感謝。
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俺にとって切なさと言う感情が如何に大事かを思い出させてくれた。1人で居酒屋で読みながら5回くらい涙ぐんだよ。自分のじゃなくていいから子供欲しい。
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おもしろい。「まほおつかいミミッチ」と他1冊くらいしか読んだことなかったが、筆力ある。ひとまず続きを読みたい
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友達の子を育てるスナックのママの話。
スナックのママが子供を育てると、放置プレイになりそうなもんだが、そうならない。自分の子供なら100%そうなるだろうが、他人の子供だからだろう。ママの優しさも他人の子供だからと考えてしまう部分も多い。『ママゴト』とはうまくタイトルをつけたもんだなぁと思う。
作品全体に流れる生暖かさがすべて「ママゴト」というタイトルに集約されているようで、皮肉の聞いた作品だなと強く感じた。作者の別作品『薫の秘話』を読んだことがあるだけに、特に強く。エンディングがまさに「これはママゴトです」と作者が語っているようで、「ですよねー」と答えそうになったw
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リアルな表現と絵に最初はとっつけなかったのですが、心に来るのでいつの間にか止まらなくなってしまいました。
母になれなかった女と、母を求める男の子の苦しいけど、温かい話。幸せになってほしい・・・心から。