投稿元:
レビューを見る
やっぱり私はこの作家が好きだ。
身近なことが書かれているだけなのに、だからなのか、読んでいて癒される。
読んでいて、あまりに当てはまりドキリとすることもある。
でも、やっぱり納得してしまう。
図々しい言い方だけど、著者と仲良くなれそうな気がしてならない。
大型ショッピングセンター「タイニー・タイニー・ハッピー」で働く人たちの人間関係が描かれている。いたって普通の日常。
でも、その日常の描き方がうまいと思う。
自分と似た性格や考え方の人が絶対に出てくるし、それに対し周りの人の一言までも自分の弱いところを突かれる。
「そうそう」と言いながら読んでしまう。
投稿元:
レビューを見る
どこかに存在していそうなショッピングセンターで働く、実在しそうな男女のお話。それぞれの章の人物がうまく絡んで物語がつながる。ぼんやりしたいときに読んでいたけど、読み始めると続きが気になってしまって結局一気に読んでしまった。とある書店で大プッシュしてあったけど、気持ちはわかる。
投稿元:
レビューを見る
東京郊外の大型ショッピングセンター『タイニー・タイニー・ハッピー』に関わる男女の物語。ひとつひとつ物語の語り手が変わっていくけど、どこかでつながっていく。
最後はよかったけど、読んでて飽きてしまう部分あり
投稿元:
レビューを見る
知り合いの書店員に薦められて読んだけど、きれいすぎず適度に現実があるのに読んでてなんだかほんわかした気分にさせてくれた♪他の作品もぜひ読んでみたくなった。
投稿元:
レビューを見る
ひとつのショッピングモールを中心に展開される短編集。
小さな小さな幸せはこんなにも身近に溢れているんだと実感できる作品。
小山さんの話が印象的。
あんなに極端じゃないけど、小山さんの性格に私は似ていると感じた。
正しい事かも知れないけど、それが正解ではないんだ、大人の世界では。ってゆう言葉は一生忘れないかも。
投稿元:
レビューを見る
そんなに盛り上がりがある話なわけではないですが、その分リアルな感じがしてほんわかします。
なんかみんな紆余曲折してるのが見ててほほえましくなりました。
でもなんか個人的には物足りないかも…
投稿元:
レビューを見る
巨大ショッピングセンター「タイニータイニーハッピー」に関わる人たちの恋愛小説。いろんな人たちの視点で語られる連作集。読んでて恋愛したくなって、読み終わった後にはなんだか胸が温かくなりました。中央フロアにあるシンボルツリーがとても印象的で、まるで守り神みたいでした。
投稿元:
レビューを見る
良質で静かな恋愛小説。
タイニー・タイニー・ハッピー。「小さな小さな幸せ」と言う意味の大型ショッピングセンターのどこかで交錯する恋愛模様が描かれてます。連作短編小説。
最近恋愛小説は敬遠しがちだったのですが…この恋愛小説はほんとうに幸福。ささいな、ほんのささいな幸福が一番大切だということをしみじみと感じてしまう。そして登場人物みんな嫌なひとがいない。それぞれ欠点はあったとしても嫌な気分になることはなく共感できる。がんばれ、って応援したくなる。男の子なら純一とカズが好きです。
どの話も好きだけれど笑子の視点で描かれた「ウェッジソール」が一番好きかな。純一に出逢ったとき、その瞬間に、純一を好きになった、という笑子がとても可愛い。
投稿元:
レビューを見る
疲れてるときでもさらっと読めて、ほっこりできる本。
ほっこり系の少女マンガのよう。女の子は好きだと思います!(少なくとも私はすきです)
投稿元:
レビューを見る
ショッピングセンターを舞台として繰り広げられる連作小説。お話ごとに語り手が異なるので、それぞれの人物を通したものごとの見え方があり、読み進めるごとに世界がふくらんでいくのが面白い。
投稿元:
レビューを見る
この人の話はすごく現代っぽいと思う。軽くてドライな感じ。
同じ出来事を体験しても、隣の人が考えてることなんて結局分からなくて、すれ違ったりもして。でも、ほんの少しでも相手のことが近くに感じられることがあれば、まぁいっかな、これからもやっていけるかなって思う。そんなお話。
投稿元:
レビューを見る
ショッピングモールのTinyTinyHappyで働く男女の出来事を綴ったストーリー。ささやかな出来事、ささやかな思い、ささやかな幸せ。どれも小さくままって、ほんわかじんわりしました。読みやすいと思います。今の自分が小山さんとかぶった(笑)ジュンジュンのチャコールグレーっぷりの続きがきになる。
投稿元:
レビューを見る
タイトルの通り、本当に小さな幸せを味わいたかったので、購入。
自分の想いも大切な人に伝えたい。でも、相手だって気づいてほしいし、聞いてほしいと思っている。
「大切な人のことを考えた瞬間」に、小さな幸せに気づく。
「素直さ」も「秘密」も「ちっちゃな嘘」も。ときには人を傷つけて、ときには自分の勇気になって。相手を思いやる気持ちになる。
心がほっとした1冊。
投稿元:
レビューを見る
あっさり読めます。どこにでもあるショッピングセンターの店員さんたちのお話。途中これ誰だっけ?ってなるくらい、色んな人が出てきます。ありふれたお話だけど、最後みんながちょっとずつ前進するので、読み終わった後、ほっこりします。
投稿元:
レビューを見る
「小さな幸せ」という意味で、「タイニー・タイニー・ハッピー」とつけられたショッピングセンター。
ここを舞台にした連作短編です。
登場人物が、それぞれちょっとずつリンクして行きます。
各々の抱える小さな葛藤が、小さな幸せへと変わっていく感じが良かったです。
想いが届かないもどかさ、不安な日常…。
誰もがどこかで経験したような切なさや喜びが詰まっていました。