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造り酒屋の長女と結婚して、長女の実家の近くに住んでいた主人公が、その長女の自殺に疑問を持って、色々調べ始めたことから起きる様々な事件、次第に明らかになっていく造り酒屋の暗部、といったストーリー。芯になってる事件(?)設定にちょっと無理があるかなぁ。あんまりすんなりと受け入れられない結末だった。
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先が気になって、どんどん読める。全体的に暗い内容なのだけれど、でも最後はなぜか、夏のカラッとした真っ青な空を見上げるような、そんな爽やかな気持ちになった。
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本格的ミステリというか、細い細い糸を少しずつたぐり寄せて
静かにそ〜っと謎が解けていき、その結末は哀しいのです
深い海の底を、ひとりであてもなく静かに歩き続けている
そんなイメージでずっと読み続けました
暗いけれど、救いもないけれども、
この小説が与えてくれる空気感がわたしは好きです
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妻の死の真相を探る夫。夫の性格からか淡々とその模様が語られる。ちょっと辛くなった頃に面白さが少しでてきた。そのあとは……
名水を産み出す森とその水を使った酒造り。自然の力を借りてすることが、その力の維持を含めて、こんなに大変だとは思わなかった。
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おもしろくないわけじゃなかったけど…
殺人を犯す動機が弱い気が…しかも殺人によって目的を達成できる確率も低い気が……なので、もやもやが残る。
この作家の他の作品を読みたいかと言われれば興味は湧かなかったので、★2つにした。
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私は他の作品の方が好きだったかなぁ。
そこまでして守りたいものがあるのは幸せな気がする。けど、囚われてるという意味では不幸な気もする。
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やりきれない。
どんどん明るみになる妻の罪。
自分の知らない妻の過去。
積もりに積もった罪が最悪の結末に繋がる。
死ぬことでしか解放されなくなる前にもっと別の選択肢があっただろうに、と残念に思う。
残された旦那さんはかわいそうだが、最後の最後で奥さんは自由をもらったんだろうか。
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あらすじ・・・・
妻・香映の死を受け入れられずに不眠症を患った洋介は
謎に満ちた妻の過去から、死の真相を探る決意を固める。
老舗酒蔵である実家を手伝う傍ら、自殺の名所を呼ばれる森で
自殺防止のボランティアとして活動していた彼女に、
あの日いったい何が起きたのか__。
暴かれていく真実は、名酒を生み出す母なるあの森へと洋介を導く。
話題の著者が巧みな心理描写で端正に描く、長編ミステリ。
とにかく暗い・・・重い・・・
最初はね何だかなかなか入れず、時間が掛かったわ~
はっきり言って、面白く無い様な気がした
でもね、途中で読むの止められない人なの・・・私・・・
そしたら途中から意外な真相で一気読みしちゃいました
旦那が可哀想だわ~って思った・・・自殺の真相・・・
あっ途中までは実は自殺じゃなくて事件では無いのかって
思わせるんだけどね・・・・死に方も・・・
この著者は私も過去に読んでいる その日まで 萩を揺らす雨 の人です
この2作も表紙とは違って何気に暗いんですよね~
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読むのにとっても時間がかかってしまいました。
暗くて重くて、分かり難いです。
吉永さんは、短編の方がよかったなぁ。
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自殺の名所と言われる森の近くにある酒蔵の娘であり、自殺防止のボランティアをしていた妻の香映が、自らの命を絶った。
その死を受け入れられず、そこには何かあるのではないかと真相を探り始める夫の洋介。
しかし、その事実はあまりにも洋介にとって厳しいものとなった。
夫であったのに、何も知らされていなかった寂しさと、妻の残した真実へのメッセージ。
2019.3.24
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妻の自殺から1年
そこから夫が自殺の真相を追う
自殺ではなく他殺だったのでは?
妻の過去、酒造家の過去が徐々に明らかに
なっていくにつれて・・・
内容的には楽しめました
ただ、ちょっと字が小さく感じました
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何がそこまで自死を誘うのか、何も語らぬ森(自然)への畏怖を感じた。けど、本当は人間が弱いだけなのかもしれない。