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☆支点をポジティブなマインドセットに移動させるのは重要なことだが、それも度を過ぎてはいけない。自分の可能性に対して、あまりに非現実的な期待を持つことには注意が必要だ。
☆「今日起こった三つのよいこと」を書き出そうとすると、脳は一日の出来事を振り返り、ポジティブを思えることを探し始める。一日にたった五分間これをすることで、脳が自分の個人的及び職業的な可能性に気づき、それに働きかける機会を見つけることができるようになる。また人は、一度に注目できる範囲に限界があるので、ポジティブなことを考えると、それまで頭を占めていたほかの小さな心配やイライラは背後に追いやられるか、意識の外に押し出されてしまう。
☆重大な苦しみやトラウマは、さまざまな面において、非常にポジティブな変化をもたらす。挫折からうまく立ち上がることのできる人というのは、何が起こったかによって自分を定義せず、その経験から何を得るかによって自分を定義する人である。そういう人たちは逆境を利用してそこから進む道を見つける。逆境からただ「立ち直る」のではなく、「起き上がってさらに上に伸びる」のである。
☆「ものごとはたいてい、自分が思うほどには悪くない」というのが、基礎生理学に基づく事実である。なぜなら、ひどい結果を予想する恐怖は常に、結果そのものよりも悪いからだ。この人間心理の奇妙な性質を知っておくだけで、人生につきもののさまざまな不幸を、より楽観的に解釈できるようになる。だから、仕事で行き詰まったり、職場でフラストレーションがたまったり、個人生活において大きな失望があったりして、絶望感や無力感にとらわれたときにはいつも必ず上方に向かう「第三の道」があるのだということを思い出そう。ただその道を見つけさえすればいい。そして、何より大事なのは、成功とは「一度も失敗しないこと」ではない、ということを理解することである。(=フォーリング・アップ)
☆自分が違いを生み出せると思う小さな範囲に努力を結集させることだ。小さな円から少しずつ範囲を広げていくことにより、自分の行動が結果に直接影響するということ、つまり自分は自らの運命の大半を支配する主人公なのだということを再学習できる。「内的統制感」が高まり、自分の能力に対する信頼が固まってきたら、さらに外側に向けて努力を拡大していけばいい。
☆手の届かない高い目標に向かってジャンプをすれば、必ず失敗する。達成しやすい小さなゴールをいくつか設けるのがよい。達成を喜びながら、最後までやり遂げることができる。
☆取り入れたいと思う習慣の「活性化エネルギー」を下げ、避けたいと思う習慣の「活性化エネルギー」を上げる。(=取り入れたいことはやりやすく、避けたいことはやりにくくする仕組みを作る。)
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ポジティブ心理学。
名前から言っても悪くないしとてもよい考え方だと思う。
それを様々な検証を得て、学問的にするところも良いと思う。
でも、要するにこういう本は読み流すだけの物でなく、ちゃんと
蓄積していき、それをやっていくものである本だと思う。
また、再読したいと思うがどうも外国人さんが書く文章は時間がかかるし読みにくいのはなぜだろうねー。
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ポジティブ心理学の本
最近、世界に答えはないと感じるのだけど、その中でどう自分が生きるか、
そのときに参考になった本
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必要なものは手元にある。この本もそう。以降は本からの引用です//心はそれ独自の言葉である。その中で地獄から楽園を作り出すことも、楽園から地獄を作り出すこともできる。(失楽園)平均的なものだけを選ぶなら、我々は平均的なレベルにとどまる。人間の脳は…ポジティブな気分の時に最もよく働くようにできている。幸せが成功に先行する。自分は変われると思うことが幸せなのである。呼吸に意識を集中。意識して人に親切にする。幸福感…脳の働きを調整して、現実の環境の中で上方へ向かう道が見出せるようにすること。ポジティブな事に注目する反復練習。三つの良いこと。自己認識。手に負えないストレス…自分ではどうにもならないことを切り離してしまうこと。すぐに達成できそうな小さなゴールを一つ特定する。自分が違いを生み出せると思う小さな範囲に努力を集結させる。小さな問題を見つけて解決する。脳が頻繁な練習に反応して実際に変化する。自制力…枯渇。受身、能動的レジャー。活性化エネルギー。オプトアウト。初期設定。望ましいこと。最も抵抗の少ない道。
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強いストレスは選択の幅を狭める。
突然猛獣に襲われたときに、「今晩なに食べよう?」なんて考えていたらおそらく猛獣の今晩のおかずになってしまう(笑…えない)
そこで脳はストレスを感じた時にその場で考えうる、考えるべき選択肢を自動的に絞るという機能を持った。
(猛獣に襲われたときならば「逃げるか?」「戦うか?」という2択に。)
さて現代人は突然猛獣に襲われることは無くなったが、脳にはストレスを感じた時に選択肢を絞る機能は残っている。
このためストレスが常に付きまとうような状態では選択肢が狭まり、クリエイティブな思考ができなくなってしまう。
ストレス社会は創造力の貧困を招いてしまうワケだ。
本書ではポジティブに生きる事がストレスを緩和し、仕事や人間関係にプラスの波及を生むことを、最新の研究結果を用いながら解説している。
著者は7つの法則をあげているが、その根底にあるのは“幸福であることが成功を招く”、“人と人とのつながりが幸福感を生む”ということだろう。
これに気づかせてくれたことだけでも読んで良かったと思えるが、今後は7つの法則を実践することでさらにハッピーに生きていきたい。
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ポジティブ心理学の一人者の一人。「ハーバードの人生を変える授業」(5つの感謝)のダル・ベンシャハー博士のもとで講座を担当して人気に。これは幸福というと、ついつい家庭的なものを想像してしまいがちだけど、これはどちらかというと職場や学生に対するアドバイスが多かった。幸せや満足が多い職場は圧倒的に成果がでているという報告があちこちにちりばめられている。そして、この逆は、うつを増やして、健康にまで及んでいくことになる。わかっていても、つい営業成績、利益、ミスを責めてしまうこともあるかもしれないけれど、そうじゃなくって励まして、応援して一緒に向上していこうという方が、明らかに結果をだすということだ。
当たり前っちゃ当たり前。だけど、なかなか褒めて励まして応援してくれる上司は思いつく限り、一人?二人・・・?私もそういう人になっていこうと、決めたところです。もちろん、子供たちにもですけどね。具体的にどういう習慣が必要かもかいてあるので、まずは実践です。早速明日は、パパに対して、励まして応援してみます。
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心のもちようを変えて物事を肯定的にとらえる。すこしづつ、最初の20秒を習慣化して、良いパターンをつくる。挫折を活かす。人間関係に投資する。
幸福論、ではなく、効果が実証された具体的パターン、というのが良いです。
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最先端のポジティブ心理学が解き明かす「成功」と「幸福」の驚くべき関係。
この本のメッセージはただ1つ。
成功するから幸福、になるのではなくて
幸福だから成功する
洋書によくあるタイプですが、これを証明する実験やデータが沢山のっていました。人間は自分が思っている以上に自分の心に左右されている、ネガティブであればネガティブに、ポジティブであればポジティブに。
法則の1つに「テトリス効果」について書かれてたのが印象的でした。
テトリスを何時間も何日も連続でさせると、しばらくテトリスが振ってくるような感覚に襲われる、レンガのブロックやなにやらがテトリスに。。。
これ、カラーバス効果と同じ効果ですよねー。
これを利用してポジティブな面をスキャンしてそれに注目すると
「幸福」「感謝」「楽観性」の恩恵を受けることができるとの事
あと、「20秒ルール」の法則についても面白いデータが書かれていました。美味しそうなクッキーを我慢させたグループと、そうでないグループ、その後で解けないパズルを解かせると、我慢させたグループのほうが早く諦めてしまうという話。
クッキーを我慢する、とパズルを解く、一見かかわりがない事項ですが「自制力」という共通の資源を引き出してるので、事前にクッキー我慢させるとそこで意志の力が弱まっちゃうんだそう。
これ、わかる気がするわー!私絶対そうなる自信があるゾ~
そんなささいな事で左右される人間が、意志の力で何とかするってな事は土台無理。
しかし変化のための障壁をわずか20秒さげると新しい生活習慣を作る事が可能になるとの事。
やりたい事、いい習慣として身に着けたいことはすぐに、簡単にできるようにして、逆に避けたいことは簡単にできないようにしてしまうのが良い。
ちょっとした事でよいほうにも悪いほうにも、ポジティブにもネガティブにも左右されちゃうなら、意識して良い方向ポジティブな方向に(ちょっとだけ)むけばいいんですよね。
うまく自分と付き合っていい方向にダマシだましやっていこう、そんな気になれる本でした。
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しあわせになるって簡単だぁ〜、継続するのは難しいけど(笑)って思える本でした!しかーし、習慣化のための方法や幸せの習慣が書いてありチャレンジしやすくなる工夫満載!オススメです!
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ヤマトさんに教えて頂いて「お気に入り」に、入れてた本。いわく、成功の向こうに幸福が有るのではなく、幸福な者が成功する。ハピネスアドバンテージを科学した本。図書館で借りたが買うであろう。そして
これからも読み続けるだろう。
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この本に興味を持ったきっかけはTEDでの著者のプレゼン。
この中に出てくる「成功→幸せではなく幸せ→成功」というのが、僕がソフトテニスを通じて色々な成功者と敗者を見て感じたことと一致し、本も読んでみたいと思った。
実際本を買ってみると、タイトル自体や文中の見出しのマークにハートが使われていることが非常に安っぽさを出していて癪に障ったけど、内容は良かった。
内容は「幸せを感じている人ほど成功する」という考えを元に「ではどうすれば幸福度が上がるの?」というもの。
ものごとはすべて相対的だから心の持ちようが全てとか、人間は世の中を色眼鏡を通して見てるからポジティブな姿勢を持つと全然違って見えるとか、逆境をバネにできる人は落ち込む人と心理学的に何が違うかとかが書かれている。
内容の骨格は正直、巷に溢れている啓発本と同じレベル。
ただ少しできる人、ちょっと成功した人が自分の感覚で書いた啓発本と違い、科学的に実証されたことが記されている。
もちろん一つ一つ論文の参照がついているわけではないが、そういう肉付けがあることで安っぽい啓発本より説得力のある内容だった。
アランの幸福論のように実生活から「なぜ」を追究し幸福になるためにはどうすれば良いのか考えたものも好きだけど、この本のように科学を実生活に活かし幸福を追究するという内容も面白かった。
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これまで自分が勉強してきたことの総集編かと思うくらい、内容が豊富な一冊だった。そしてそれらの内容が実験によって科学的に証明されていることを知って何より感動した。この本には、より幸せに生きるためのあらゆる方法が書いてあると思う。
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暮らしが豊かになっても、幸福度は横ばいのまま上がらない。ストレス社会の現代人に読んで欲しい、幸福感を高める方法が詰まってます。
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成功➡幸福 ではなく
幸福➡成功 である
をベースに7つの基本法則を説明してくれています
言われるとそーかなーって思うのですが、じゃぁどうやったら幸福な状態を築けるのかってことなんだよな…
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ポジティブ心理学の第一人者。幸せだから成功する。
幸福優位、マインドセット捉え方、ポジティブパターン、再起力、小さなゴール・コントロール感、バリアを下げて習慣化、ソーシャル周りの支え。ポジティブは波及する。