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シェルティスの魔笛の秘密がばれた事による影響が中心の巻。一番影響が大きかったモニカの決着は予想通り。人物描写は悪くないので、後は展開の整合性をもうちょっと何とかしてほしいです。それにしてもマハの正体とかコミカルな描写が結構あって楽しめたけど、新シリーズ予告に一番ずっこけました。予想の斜め上どころか真横に飛躍された感じです。何はともあれ、楽しみにしています。
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第二楽章もアクセル踏み始めたよう。事実暴露に対する候補生とかの反応には少し違和感を覚えるけど、大衆ってこんなもんかも。組織内の対立とかはもう少し前から伏線を多く張っていてもらった方が楽しめたな。唐突な気がした。 まぁ、第一楽章で切られることもあっただろうから広げられなかったのかな? そして、なにげにユトとエリエがカラー化じゃね? ついに新シリーズの予告も来たし、2シリーズのこれからに期待。
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第8巻を読破。
イグニドの謀略によって、シェルティスの秘密が天結宮中にバラされてしまった前巻。
今回はイグニドの目的――巫女の誘拐を防ぐため、自身のことがあるのに天結宮に駆けつけたシェルティス。
だけど彼のその苦労はばかげふんげふん任務に燃えた錬護士によって拘束されてしまいます。
そういう、人の秘技・掌返し的展開も胃が痛いものですが…。
今回はどっちかというとモニカの落ちこみっぷりにヤラれました。
シェルティスやユミィに対してショックを受け、沈みこんでしまったモニカ。
おかげで自己の体調管理は最悪。
極寒の地での巡回任務にも支障をきたすほどで。
それでも視野が狭くなった彼女はただぐるぐると落ちこんでいて。
ぶっちゃけ、脳内で何度殴りつけたことか…。
なのでヴァイエルのセリフには拍手を送った!
私が言いたかったことを全部ヴァイエルが言ってくれました。
やっぱり彼のような護士も必要なんですね。
さすが教官です。
そしてヴァイエルの喝のおかげで立ち直るモニカ。
そこからは私も安心して読めました。
そうなんだよね。
シェルティスは確かに隠しごとをしていたけれど、今までの態度はすべて本当なんですものね。
それまでなかったことにされるのはつらいですもの。
さて、次巻は来年の刊行のようですね。
その前に発売されるイリスのお話も楽しみです。
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ヴァイエルさんマジかっけぇ。この人の過去も気になるなぁ。さらに衝撃だったのは黄金さん。挿絵を!そして“本体”の出番増加を是非!(笑)そして最後の共鳴で出た「姉さん」という言葉。前作読んでると続きを読むのに胸躍ります。
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ここから後半戦。
サブタイトルがこの巻以降カタカナの言葉も付くように
なり、早速ドキリとする言葉が冠されています。
ここからしばらくはシェルティスが切なかったです。
切ないのは女の子達も同じで、今回はモニカがヒロインでしたね。
あえて蚊帳の外に置かれていたことで葛藤する彼女が
殻を破っていくのはホロリとしました。
口絵のシーンは泣けます。
意外にも少し骨休め感もあるお話でしたが、
終盤の展開にはびっくりでした。
次巻も怒涛の展開でした。