電子書籍
起こり得る現実
2022/04/25 16:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:路傍の石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
阿久津を襲った事態は人の手でコントロールできるような代物ではない自然現象故に十分起こり得る現実だという事は認識出来るが後味の悪さも残った。個人的にはこの作品より前にブルージャイアントを読んだがそこでも絶好調からの急下降を経験したので正直またかと思った点は否定できない。とはいえ題材にした対象の様々な側面をありのままに描き出す作者のスタイルは良いと思う。
紙の本
実在の人物と絵を近づけない方が良い
2014/05/12 23:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容はこれまで同様、十分楽しめるのですが・・・
本書あとがきで、既にお亡くなりになった実在の方をイメージして登場人物の「牧」を描き(風貌、仕事内容等)、
遺族の方に不快な思いをさせた旨、作者の謝罪があります。
この方の実際の人物像は快活かつ遭難者に対しても温かみのある言動で、
「よく頑張った」という三歩のセリフは、現実にはこの人が口にしていたものです。
他にも山小屋のオーナーを中途半端に実在の人物に似せて描いており、
ご本人がどう思うのかという点について、作者はあまり考えていないようです。
設定だけは参考にするとしても、風貌を実在の人に似せない方が相手に嫌な思いをさせずに済むのに・・・というのが、
マイナス2にした理由です。
投稿元:
レビューを見る
あー…もう…。
阿久津くんが…幸せ絶頂な時にこんなことにー!!
救助側の人間の事故…やりきれないですね。
岳を読むたびに山って怖いなぁって本当に思います。
投稿元:
レビューを見る
連載時 毎回どきどきしながら次はどうなるのか不安でした。 そして物語のターニングポイントとなる巻です。
今まで一緒だったメンバーがそれぞれの道に分かれます。 次に会うときはまた穂高なんだろうか??
投稿元:
レビューを見る
サイバラ師匠の『人生画力対決4』に石塚さんとの対決があって、そこで、
「山は基本的にいい人しか登らないので、ストーリーが狭くて狭くて」
みたいなことを愚痴ってらっしゃいまして。
それを知ってから今巻を読んだので、そうかっ、ストーリーを大展開させるために、このレギュラーキャラをこんなことにっ……と膝をポンしてしまいましたが、ホントのとこはどーなんでしょうね?
上記したような伏線はさておいても、終盤クライマックスもうすぐ終わるよフラグが立ったような気がしなくもないのですが(T∇T)
いや、今回の山場(正に山だな)が過ぎたら、何事もなかったように、いつもの穏やかな北アルプスに戻るんじゃろか?
投稿元:
レビューを見る
思わぬ急展開なこの15巻。やってみないとわからないから「やる」。登場人物も読者も、自分たちの未来に向けて頑張ろう。いつも読み終わった時に勇気を与えてくれる、作者と作品に感謝。
投稿元:
レビューを見る
購入
今回は後半から思いもよらない展開で、
今後の流れがとても気になる
山と、山を登る人と、山を守る人と、
ひとりひとりの思いや生き方や、
なんだかそんなことが、今回は特に色濃くなっている気がする
雑誌を読めば先がわかるけれど、
次の巻が出るのを楽しみに待とう
投稿元:
レビューを見る
思いもよらない展開。
阿久津クンの成長がひとつの見所というか、楽しみだったのに。
たかが漫画だけど、なんでだよ〜と作者にツッコミ、かなり頭にきた。
あくっちゃん、頑張れ!
投稿元:
レビューを見る
待ちに待った「岳」の最新刊!
雑誌は買っていないのでコミックが待ち遠しいのです!
涙もろい私はいつもこの漫画をみてウルウルくるのです。
僕自身も今年は5回登山に出かけました。
ただ、日帰り登山ばかりです。
もう少し本格的な登山をして超絶な景色をみたいなぁと
思う今日この頃☆
あ、あとこの漫画を見ると 人を大切に しなきゃなと感じます!
投稿元:
レビューを見る
びっくりした!
とうとう来たか、と思いました。
あぁ、でも・・・
三歩の環境が変わりつつあります。
見守りたい。
投稿元:
レビューを見る
物凄いことになってしまった。
何となく、物語が終わりに近づいてるのを感じる内容。
色々と激しく動いています。
呑んだくれた三歩ってなんだか新鮮。
投稿元:
レビューを見る
やってみないとわからない
「やる」を選ぶ
というところが好き。それでこそクライミング。
苦しい事もつらいこともある。
全部山が教えてくれるという考え方が好き。
投稿元:
レビューを見る
第15巻は「岳」にとってとても大きな意味を含んでいる「転機」となるべき巻でした。
どの話もより充実していて、そして何より岳というマンガはひとつひとつの話は短編完結なんですが、ひとつの物語としてつながっているということがここにきて「ビシっ」っと道が見えてきたことに感動です。
「人生山あり谷あり」
でも三歩には山しかありません。
いつでも山を目指す!
岳も山頂が近いのかなぁ?
投稿元:
レビューを見る
山を愛し、山に上り人を愛する島崎三歩。今回は一味違う作風。阿久津君の怪我を背景にみんなが悩み、惑う。いつもなら、すべてを笑って受け入れる三歩さんでさえ、彼の怪我に悩み、惑う。そんな状況でも、要救助者に「何かあったんですか?」と聞かれ、「いや、やっぱ、山だからさ。ハハ」と何も無かったそぶりを見せるシーンはかっこよかった。
私も10回ほど山に登った。最初はつらくてつらくて、思い通りに動かない体がもどかしくて、すぐ折れてしまう心が情けなくて、否が応にも弱い自分に向き合わされて・・・本当に一筋縄ではいかない思いをした。でも、あんな思いができたのも「山」だったからなんだな。汗と泥にまみれて、ボロボロの体を引きずって、一歩ずつ自分の足で頂上を目指して、そしてやっとの思いで辿りついた頂から見る景色の雄大さといったら・・・
次巻、三歩さんはネパールの山ローツェに登る。どんなドラマがあるんだろう。とっても楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
山好きの山岳救助隊漫画。
15巻。お話もだいぶ長くなってきて、ひとつの転換点。
阿久津くんは配属から、好きになった彼女への告白から結婚、子供の誕生と、人生の成長を話の進行と共に書かれてきたキャラなので、発生する隊員の事故として、転換点に置かれるまで育ったとも言える。
子供が生まれて、仕事に励むようになったが、力を伸ばしたことで戦場で前に出すぎて大怪我をした。
これをきっかけにチーフは転属、久美ちゃんは一度辞表を出し、そして三歩はもう一度ギリギリの山で自分を見つめ直す事を考える。
基本一話完結できた話は、大きく動き出した。
これにナオタの成長を加えたりして、其々がまた前を向いたあたりで大団円で良いかな、と思える。