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探偵業をやめた主人公が警察の監察に中途採用。しがらみのない彼と同級生キャリアとその部下が協力して、警察の不祥事に挑む内容です。
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犯人の動機?最初の殺人のやり方があまりにお粗末なのでは?
怪しい人達を使えるんだから,消せばよかっただけではないの?
ということに目をつむれば,どんどん読んでける。
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書き出しから大当たり!物語の背景となる土地が五反田~目黒~浜松町、そして殺人事件の現場が林試の森公園!もろ自分の活動範囲、ずべて読まずとも鮮明にイメージできるところです。
ジャンルでいえば警察モノです、ただやはりちょっと異色。警官の不正や犯罪を取り締まる監察という部署、場合によっては取り締まらずに揉み消す!という実際どうなんだろ?意味ない義侠心を抱いてみたりもしますがフィクションなのでここはスルー。
主人公は元私立探偵、高校の同級生のキャリア官僚からスカウトというか、裏口入庁でこの監察という部署に配属されます。今は専門分野の中途入庁あるんですよね?ハイテク犯罪対応とか?ちょっとスカウトされないかな?なんてアホな妄想も掻き立てられます。
主人公は私立探偵の手腕(尾行、聞き込み、人探し)を買われて警官になるも監察という業務に釈然としない感情を持っていて、ここは物語の進行とともに心象描写のポイントになってます。
その他のキャラもよく描き込まれていてチームで敵(犯罪者)を追い詰めていく描写は先も読めずサスペンス感の盛り上がりも中々。
難を言えば若干登場人物が多くて戸惑うのと、付随して警察組織が複雑で読み返さないとならなかったりするくらい。
最後はちょっと納得できないところもあったものの希望的結末を予測させる結び方でした。
シリーズの第一弾なので今後が楽しみ、3作目くらいに最高傑作が出るんじゃないだろうか?久しぶりに追いかけてみたいシリーズでした。
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人物描写がちょっと……。
あと登場人物たちのセリフの言い回しも不自然とゆーか作文的とよーか何ともぎこちない感じで物語に入り込みづらかった。
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元探偵の警察官という変わった肩書きをもつ主人公。警察官の不祥事を取り締まる監察という部署を舞台に、それらの設定をうまく活かして物語が進んでいきます。いささかキャリアの偉い人たちがなんでもできやしすぎないかとご都合主義な気もしますが、楽しめました。警察系ミステリーの期待通り、といった印象です。
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内容が少し複雑だったせいか時間がかかった。結末に近づくにつれ駆け足の印象が残るが読みごたえのある内容だった。真犯人は意外だったが、公安・中国マフィア・隠密捜査・警察官僚と興味深いキーワードの割にあっさりしていたような
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殺人事件と警察トップの大きな悪を暴く、みたいな。
途中ハラハラしながら読み進めた部分もあったけど、最後駆け足な印象。
おもしろかったけど、あんまりハマれず、やや単調。
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警察の中の警察、監察係りのstory。
本当にこんな足の引っ張り合いをやってるの?と思いながら読みつつ、それを正してくれる人もいるんだよねとちょっとホッとする。
調査官というあまり聞きなれない役職ではあるり、そこに内部ではなく外部から普通の感覚を持つ人が採用されている辺りがとっても皮肉っぽく思える。
story的にそんな馬鹿な・・・、そんな事ありえない・・・と思ったが、それは私が普通の感覚の一般人だからなのだろうか。
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意外な拾いもの?
肩の力も抜けて、楽しく読めた。
ただ、若干、主人公の味方になるエリートの旧友のすごさが今ひとつ伝わらず。
素行調査官のタフさも今ひとつ伝わらないのほほほーんとしたもので、
その割には脇役がばっさりとカンタンにものすごい死に方したり。。
主人公達ののどかさのあまりの緊張感のなさが信憑性をそいでいる感じあり。
サバイバルバトル、という割には主人公の周りだけが異空間なくらいほのぼのだからか?
物語の構造が一層構造というのかなー
何となく物足りない感じ。
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探偵事務所に勤めていた本郷は高校の同窓会で警察のキャリアの入江の勧めで警察官となる。職場は警察官の素行調査をやるセクション。入江が出世するにつけ、本郷は出世を約束される立場。彼の初仕事が中国人美人経営者の蔡洵華。その初仕事に尾行がつき、この尾行者が北本。この3人が追いかけていく物件のターゲットがキャリアの本田で本田自身が関わった事件現場の名刺入れを拾ったのが小松であった。ストーリーは本郷とそのリーム、小松グループがそれぞれ生き残りをかけて進めていく。また本田の双子の弟も色沿いになっている。
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警察の中の警察と呼ばれる警視庁監察係。魑魅魍魎の警察内部の闇を追う元探偵・本郷たちを主人公としたシリーズ第1弾。
決して正義感だけで動くわけではないところがいい。キャリア組のエリート入江は清濁あわせ飲み、ベテラン北本の生活感、そして本郷の皮肉屋な性格。この三人の何ともいいようのないチームプレイが職人的調査を生み出す。味がある。
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2014.6.8読了。
本当に警察vs警察ですね。
監察という、警察のなかの警察という部署は別の本でも読んで知っていたけど、その時はやっぱり嫌われもので回りからの鼻つまみものだった。私も嫌な部署だなぁとその時は思っていたけど、書き方や目線にもよるんですね、今回は応援してました。本郷の読みの鋭さは元 探偵をしていたということからくるのだと思うけど、鋭すぎて私なんかは『へぇーよくわかったねー』という感じ。簡単ではなくすらすら読めなかったけど、これがシリーズと解説で知ったのでまた探してみようかと思います。が、少し疲れたのでw休憩。本郷と沙織里の関係はシリーズ読んだら少しずつ進展するんでしょうか?そちらも気になりますけど。
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このシリーズ、コンビを組んでいる警察官の距離感が絶妙ですね〜。
ストーリーも錯綜しているようでいて、最後にはすっと一本に収まってきました。すごい。
シリーズ化されているようですので、次も読もう!
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後半までどうなるのか展開がなかなか読めなく(読めない小説の方が好き)、最後まで楽しめる作品だった。
公安の刑事の不貞調査から、思わぬ展開になっていく。
スケールがどんどん大きくなり、警察の大物も絡んでいく。
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主人公が、旧友の伝手で元探偵のキャリアを生かした警視庁監察係に転職とは、ユニークな設定。
さらに、コンビを組むのが定年間近の、親子ほど年の違う一癖ある巡査部長、それに絡む主人公をスカウトしたキャリアの監察係トップ。
こんな三人がチームを組み、警官の不正や、不品行を取り締まるのが仕事で、しかも今回の捜査のターゲットは、大物警察官僚ときたらこんな作品が面白くないわけがない。
今後も、警察内部の底知れぬ闇をどこまで暴くか、このシリーズから目が離せなくなってしまう。