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読んでて途中できつくなった。いくつかの話題の著書をピックアップし、それを批判するという内容。それぞれの本に対して最初の数ページの批評で腹いっぱい。その後はちょっとくどいという感じ。
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久しぶりにこんな下らない本を買ってしまった。。批評はあくまで客観性を志向すべきだと僕は思うのだけれど。自分の趣味で批評はしてほしくないし、僕はこの人の思想を知りたいとは思わないのだけれど。
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テレビ番組の対談の活字化。映像で見る方が面白いかな。西部氏の回りくどさは今なお健在。村上春樹『1Q84』の章で佐高氏が「活字の流動食」と言っていたのに納得。『ノルウェイの森』は私にとってそんな感じだった。
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コンセプトは売れた本の批判で安易
。ただ、西部邁先生が内田樹氏に一定の評価を与えていたので良かった。
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立場やイデオロギーは全く違うものの、”浅はかなものが流行るご時勢はいかがなものか”という御隠居さん的な視線で、昨今のベストセラーの何冊かがどんなに軽薄か、を語っている。取り上げられている本はすべて個人的に苦手なモノなので、微笑ましく読んだ。
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カツマーから1Q84、塩野七生や京セラ稲盛まで、著者の評論家らがタイトルどおりコキおろしまくり。期待以上に面白かったす。
ウワベだけをなぞる読書に警鐘。論理の穴の見つけ方や、単純すぎる言葉選びのリスク、ディベートの参考にも。
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鋭い切り口の批評ではあるが、言い掛かりに取れなくもない。
特に西部の英語の語源を交えた批判が多く見られ、鼻につく感じがした。
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装丁のポップな感じにだまされたー!
じいさま2人が蚊帳の外から使い古しの油をこちらにベトベト塗りたくってくるけど、炎上ほどとおく燻りもせず。
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勝間和代、村上春樹、内田樹etc.ベストセラー作家の本を一刀両断、ていうか、貶しまくるというとんでもない本。「そもそもこの著者のことは嫌いなんですけどね・・・」と話し始めて、気に入らない部分について文句を言い合うだけ。途中であまりにくだらなくて読むのやめました。(評価できません)
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勝間和代が嫌いなところは共感できる。私も大嫌い。
村上春樹の1Q84についても、おとぎ話と称しているが、そのままじゃないか。あれがノンフィクションに見えるのか?お伽噺として最高ではないか。
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少し前に朝日ニュースターでやっていた対談をまとめたもの。勝間和代とか村上春樹「1Q84」とか、ビジネスマンが好きな塩野七生とか稲盛和夫の本について、もうボロクソに言ってるのが最高!
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こないだ図書館をひらひらと歩いていたら背表紙のデザインが目にとまったので借りてみた。
『クリティーク(批判)とは他者を誹謗したり中傷したりすることではありません。批判とは、自己及び他者の表現を可能にしている想念、思念、観念そして概念といった様々な心のはたらきのクライテリオン(規準)を批評し、さらにそれらのはたらきが無効となるクリティカル・ライン(臨界線)がどこに引かれるかを判定することだと言えましょう。(あとがきより)』
→批判的なものの見かた、ってのを正しく身につけると世の中をちゃんとわかるようになるんだろうな、と思ったけど難しいな、こりゃ。
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勝間和代さんや稲盛和夫さんの著書、というかある著書を一例にあげて著者自身を徹底的に批判しています。
基本的に、単純化された物言い、尊大な態度などが気に入らないようで、そんなものがベストセラーになる日本を批判してます。確かに物事にはなんでも両面あったり、複雑だったりと思うのですが、一冊の本がそんなふうにどっちつかずならその本は売れないだろうなあ…とも思ってしまいます。
ではなんで世間は、単純化されたものを求めるようになってしまったのかという議論はなかったです。
この方々は物事の複雑さを理解できるすごい知能をお持ちなら、理解できない人々の低能さを嘆くかわりに、それらを理解できるよう導いてくれたらよいのになーと思いました。
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結局、知りたかった内田樹の「街場のメディア論」批判の理由については、「街場の」という部分に違和感がある、という以上のことはわからずじまい。ほかの本については「いかにも」この二人に批判されそうなものが並んでいるだけに、唯一、内田書批判の詳細が知りたかった(そのためにわざわざ読んだ)のに、この内容はあまりにも肩透かしだ。特に佐高信はストライクゾーン狭すぎだよ。
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対談は相手を前に、生きた言葉で語られるので、分かり易い。「言葉が難しくて、掴んだ実感が持てないけど、述べられている内容は、きっと自分の知りたいテーマなんだよな」と感じてる著者の書籍を読むガイドブックとして使える。
本書は生きた言葉で簡潔に(私にとって)良いテーマにズバっと答えてくれる。”人材とは何か”に対しては、東大を出たから、偏差値の高いから、なんかではなく、自分の経験を包括的に捉えて、なおかつ、その出来事の歴史的な由来と将来の見通しを大きく、長く捉えられる人のことだという。いい人材は軸がぶれないというが、人材は全体を大きく広く捉えるから、一貫性が生まれ、軸がぶれないのだと。そのような人材にはある種の誠実性が伴ってくるとも。
”ストラテジー”という言葉もよく使われるが、予期しない困難に遭遇してもそれを解決していく才能、これを戦略という。だから、本当の戦争を知らない(知ろうとしない)人があれこれ理屈を並べてもそれは戦略ではない。喜びを知らなければ悲しみも、悲しみを知らなければ喜びも、勇気を知らなければ細心の意味も、細心を知らなければ勇気の意味も分からないように、物事は、物凄く複雑で多種多様な二次元的なものの組み合わせによって動いている。そこにグーッと分け入るのが本当の”ストラテジー”だろう。・・・そうだと思います。