紙の本
ライター向けの読みやすい指南本
2019/09/01 21:41
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きなこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章法というタイトルではあるけれど、終始「書く」ことについての向き合い方を教えてくれる内容だった。
文章を書くことはサービスであり、常に読む人のことを考えて書くべしというのは目から鱗だった。恥ずかしながら、自己表現の一つだと思っていたから。 堀井さんはライター向けの講義をしているというだけあって、雑誌や記事を書くための方法論が中心。物語を書いてみたい人には向かないかもしれない。
準備をして挑むのではなく、今の技術(語彙や表現方法)でとにかく書いてみて身近な人に読んでみてもらうというのは実践出来そう。
紙の本
文章を書いて自己表現なんて、とんでもない!
2018/12/29 05:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さらさばく - この投稿者のレビュー一覧を見る
フリーライターの著者は、執筆活動の傍ら、「編集ライター講座」でライター志望の学生などを指導してきた人物。
その経験から、アマチュアが陥りがちな独りよがりを戒め、「文章をサービスだと捉えられていた人だけが、お金を取れる文章を書けるようになる」と言い切っています。
これは、編集経験のあるわたしもまったく同感。
自分自身の失敗談や、ライター志望者が提出した企画や文章などを題材に、「読んでいる人のことを、いつも考えていること」を実現するにはどうしたらよいかを、軽妙に綴っています。
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内容はおもしろいけど,読みにくい.
あれ,ここ意味がわからない.なんかつながってない.と感じることが多くて,読んでて疲れた.
基本的な主張ははっきりしているのでわかる.
たぶん,新書用に追加した分が支離滅裂な感じ.
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わかりやすいし、納得する内容も多かった。
小論文を書こうとしてる高校生に勧めたい。でも、高校生は基本的な国語のルールは守るように注釈つけないとね。ルールを知らない人はルールを破ってはいけません。
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噂を聞いて速攻で買って読んだ。いわゆる「文章の書き方」本だが、これまでの有象無象の書いたようなものとは全然違う。クソみたいな「自己表現」の意識を捨て、サービス業に徹しろ! 「客」を楽しませろ! ゴチャゴチャ調べて「ため」を作るより、とにかく書き始めろ!。 もう眼から鱗から何からいろんなものがぼろぼろばらばらこぼれ落ちるくらいおもしろかった! いいぞ!
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プロにとっての文章は道具でしかない・ちゃんとした文章書こうとするのが素人・文章で自己表現は出来ない・文章を書くことはサービス。
テンポがとてもよいので一気読み。
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文章は人を変えるために書け、そうでないと意味が無い。自分を語ろうとするな。すべては対象をはっきりさせて書けということ。
目新しくはないが、一つのポイントが多角的に語られ、理解しやすい。
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タイトルの通り「いますぐ書け」という内容。
前半部分はスラスラ読めるが その惰性で後半も読んで行かないとけっこう大変だった。
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上手に書きたい!…ってことがそもそも何なのか。
読者が知りたいのは、だれがどこで何をした、ということよりも
あなたが感じ取ったことを楽しく知りたいと。
コラムの連続のようで、何かしら文章を書く、文章を考えてる人には
十分に楽しめる本だと思います。
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読者が読んで楽しい文章とは何なのか。この一点に集中して書き上げてある本書は、読んでいて非常に気持ちがいい。「断定するのは読む人のため、断定しないのは自己弁護のため」などの文句や、文章を書くことで生じる「さらされること」への姿勢等も読んでいて非常に共感できた。
「諸君、異論があるか。あればいことごとく却下だ。」
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著者と本屋さんには悪いと思いつつ、立ち読みで読了。
堀井氏のテレビでのコメンテーターの口調で進んでいくため、読みやすい。
とにかく、耳が痛くなることばかりが書いてある。
特に「読む人の立場で書け」
わかってはいる。わかっちゃいるけど、自分本位になってしまう。
日々努力。
内容のポイントは7つ。
▼文章を書くのはどこまでもサービスである
▼誰に向かっているかを明確に意識すること
▼人を変えるために書かないと意味がない
▼結論から書け。時間軸で書くな
▼文章は自己を表現するものではない
▼文章は肉体の作業である。頭脳で制御しきれない
▼書く前に考えていたことしか書けない文章は失敗
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「読んでいる人のことを、いつも考えること」。つまり、サービス。
いま持ってる言葉で書けばいい
おもしろいタイトル
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軽い気持ちで手に取ったのに、そして文章の書き方に悩んでいるわけでもないのに、非常に参考になる部分の多い良書でした。
たまにこんなめぐりあわせがあるから楽しい。
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『本書の対象は「うまく文章が書けなくて困っている人たちみんな」、である。』ということらしいが、この著者自身の日本語の乱れていると思う。文章のテンポも悪いし美しさもない。これでも「プロ」の文章なんだと思うとガッカリだ。参考にしたい。
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タイトルが示すとおり、かなり実践的な内容です。ライターの第一線でやっている方が、ここまでぶっちゃけているのはすごい。ちょっと考えさせられました。