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「アナタライフ」の仮説には思わず唸るものがあった。
「死」に対して拘りを持つ二宮敦人さんらしい論理が展開されている。
人の生死を考えさせられる作品。
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作者は女性に対する性的な何かがあるのではなかろうかと思ってしまう作品。
良し悪しで言うと一つ目よりかは読みづらい。
!と!!と!!!を三冊まとめて買ったものの
3冊目には手を出しづらい。
なぜなら2冊目の2つ目に行くのが躊躇した。
2つ目は描写が「!?」ってなるところが幾つかあり。
ワカチコ(死語)できない人には苦痛。
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う〰ん。1作目が何となく良かったので期待したのですが・・・
説明らしきものが長すぎたり区切りがわかりにくかったりで、個人的には
ちょっと、という内容でした。
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悪くはないのだが、ちょっとグロがきつくて読みづらかった。
ストーカー編はその、ストーカー行為がちょっと気持ち悪かった。
割にはあっけなくてかつ、予定調和の結末にちょっとがっかり。
さらには自殺クラブ編は、これも驚異的な予定調和。
あ、もちろん気分の悪い自殺方法も、若干食傷気味ね。
っつーことで今回は、★3つにて。
でも、時間返して!というほどひどくはないので、
ブックオフなどで次回作にお目にかかれば、購入するかも。
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2作収録作品。
2作目は、生理的にダメな内容(´д`;)
なんか超怪しい新興宗教団体の説法を長々と聴かされてるような、そんな強い苦痛。
…気持ち悪っっ!
ホラーっていうより、精神的ダメージを与えられてるみたいで嫌い。
『!!!』もこんな感じの雰囲気なのかね。
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『1』はそれなりに面白く読めたが、こちらは期待はずれだった。
1話目の丸投げした結末に、2話目の理屈の垂れ流し的ダラダラ感に耐えて読了したが、時間を無駄にした気分。
でも『3』『4』も、ブックオフで105円なら買う気にさせる、なにか、惹かれる作家さんだ。
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いいかんじのスピードで読めた。
すらすらっと
あまり気にせずに。
アナタライフは
きっと、少し感動ものを作りたかったんだろうけど、
携帯小説だからか、
内容は薄かったな。
突飛な内容で、
それなりに楽しめた。
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「!」はネットで公開されているときに読んだ事があったので「!!」を読んでみる事にしました。
ずっと101号室は引き込まれるように読んじゃいました。そしてストーカーは誰か分からないまま同じ事が繰り返される。
アナタライフは正直メールの部分がめんどくさかったです。
論理的な長文が続くから私にはしんどかった。
読むのが疲れちゃいました。
でもサユリが生き残ったのがなんか良かったです。
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よくある「グロい描写書き込みましたホラー」
あまり怖さはない。二作入ってるけど、どちらももうすこしでなんか化けそうなのにもったいない。
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「ずっと101号室」、「アナタライフ」の2作品がおさめられています。
「ずっと101号室」ではストーカーに追い込まれていく女子大生が主人公で、主な登場人物は女子大生のサトミと彼氏であるナオキ、サトミと同じ高校出身のリュウイチの3人。
サトミに降りかかるストーカーの犯人はナオキなのかそれともリュウイチなのか?
「アナタライフ」で描かれた世界感は自殺クラブの4人の死生観をユウスケの視点で描かれた物語。
人とは何なのか?神とは何なのか?
ユウスケは自らの中で答えを見つけ出し、自ら神となることを選ぶ。
説明
内容(「BOOK」データベースより)
平凡な女子大生はストーカーから悪質な嫌がらせを受ける。ストーカーの正体が分からないまま嫌がらせが続く毎日に、彼女は追い詰められて―「ずっと101号室」。ユーザーを「神」として崇める携帯サイト「アナタライフ」。仲間に誘われて入会した「僕」は、その魅力に取りつかれる―「アナタライフ」。携帯ホラーの天才作家!待望の第2弾。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
二宮/敦人
1985年、東京生誕。一橋大学経済学部卒。WEB上でも小説を展開中。モバイルコンテンツのプロデュース業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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サトミは急激なストーカー被害に悩まされていた。犯人を見つけようと足掻く中、彼氏と男友達の互いを疑い合う発言により、更に混乱していった。何が本当で何が嘘なのか、徐々に判断ができなくなり、サトミは良くない方へ落ちていく。
***
先日読んだ短編集の第二巻。目玉の感嘆符が二つ、ギロリとこちらを睨んでいる。収録されている短編は二つ。非常に悪質なストーカー被害に悩まされ、停滞する思考に捕らわれるホラー、「ずっと101号室」。自殺願望があるが死にきれない人間が集まる自殺クラブに持ち込まれた恐怖「アナタライフ」。
以前読んだ「ある殺人鬼の独白」「!(ビックリマーク)」は混沌とした中にも整然とした理論があり、スピード感がある展開で後味の悪さの中に爽快感があったが、こちらの本は延々と繰り返される停滞している現状。という息苦しさを感じた。いつもは読んで、納得できて、なるほどなぁ。となったものだが、この本はそう思えなかった。特に「ずっと101号室」は同じところをぐるぐる回り続ける辛さ、それが全くの第三者からもたらされる理不尽さ、恐怖、そして怒り。ありとあらゆるものがない交ぜになって、ごちゃごちゃしたまま最後までゆっくりと進んでいって息が詰まった。ついに解決すると思えば、更に悪い方向へ進んでいき、さらに堂々巡りの日々が始まる。なんという閉塞感。 今までの作品はしんどいながらも、登場人物たちが自分たちの納得いく形で解決策を見出して、世界との折り合いをつけていた。しかし、これは折り合いがつく前に世界が破綻してしまい、無理やり登場人物がオチをつけていた。その先がまだありそうな余韻があったが、その先に果たして登場人物の望むものがあるのだろうか。あったとしても今更感はかなりある。 どちらの話も面白かったが、この人の書く本を読んで初めてしんどいな。と思った。 このビックリマークシリーズはあと二冊。これから読んでいくつもりだが、果たして三巻はどのような様子なのだろう。