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☆3.8
どこにでもいる普通の人たちの、8つち小さな物語。どこにでもある日常を、「丁寧に掬い取った」ほのかにあったかい物語。
「ワイシャツの裏表」「褒め屋」が印象深かったかなぁ。褒め屋、私も利用したい。でもあまりにも褒め方がわざとらしかったりすると、逆に興ざめしそうだし...と割と本気で褒め屋のあり方について考えてみる。
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心温まる話が詰まった短編集。マイミクさんがおすすめしていたので図書館予約して読んでみました♪短編なのでちょっとした時間に読みやすく、ほろっといつの間にか涙が流れていて、心の洗濯にぴったり!
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悩んでいたり、苦しかったり、人生思い通りにならないことだらけだったとしても、「ほのかなひかり」が見えれば、それを糧に人は生きてゆける、優しい気持ちになれる本。
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8つの日常の短編集。
安心して読める、温かい本でした。
どの話にも共感できるし、あーこういう人いるーと思えたりした。
個人的には、一つだけ異色の『褒め屋』が好き。
いいなぁー。若い男の子に癒される話。
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日常のちょっとした断片を切り取ったような8つの物語。
いずれも”家族”が共通のテーマとして描かれているけれど、大げさなお涙頂戴系ではなく、じんわりとした余韻を残してくれる8篇でした。
「思い出バトン」が特に良かったです。
お涙頂戴系ではないと書いたばかりですが、この1篇だけはボロボロ涙がこぼれてしまった。
というのもこの物語でお父さんが娘に渡したあのプレゼントは、私が結婚したときに父が贈ってくれたものと同じで、当時の自分と重ね合わせて読まずにはおれず。
ちょっとカラーの違う「ワイシャツの裏表」も好みでした。
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家族の日常にあるささいな幸せがつまった連作集。
夫を事故で亡くした妻に届いた「聖夜のメール」。娘を嫁に出す父が作った「想い出バトン」。5年前に別れた彼氏が歯医者として目の前に現れる「噛み合わせ」。会社をやめたいという部下、息子をもつ「リリーフはいない」。
どれも読むと優しい気持ちになれます。
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いつものように短編集です。
どのこにでもありそうな話なんだけど、最後にはホッとするような終わり方をするというのもいつものパターンでしょうか。
ただ、安心して読めるという点では満足しています。
家族の話が多かったかな。
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まず、森浩美さんは女の人だと思っていました。
日常の何気ない風景を切り取って書くのがうまいなあと思います。そしてあったかいラストがいいのかな。
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「家族」がテーマの短編集。
長く作詞家で活動されている人の作品だなあという雰囲気の、「ああ、短編ドラマとかにこーいうのありそう」な話が並んでいるなあ、な印象。一編一編が短いので長さ・オチなどもう一捻りくらいほしいものが多い、かなあ…かなりアッサリと一つ一つを読み終わってしまった。
作詞の場合は「あっ、この歌詞のセンスイイな」と感じる言葉の言い回しでも、ショートショートの中で登場人物の台詞になると「ダサっ」と思えてしまうことが多いな、と気づかされた。しかも台詞がオチになる大事な場面で。
(そこらへんの「好みじゃない」感により★は少なめ)
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最初から最後の話まで、感動的。
無理矢理なお涙頂戴に持っていかないところは流石。
映像が見えるがごとく無理のない展開でおもしろい。
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文章が読みやすい。
思ったより感動はしない。
短編なので、全体的にピンとこなくて薄い。もう少ししっかりした物を読んでみたい。
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「聖夜のメール」で一番泣いた!
「共感度100%のイチオシ家族小説集」との帯が付いてた。共感度100%は言いすぎだけど、共感できる話(登場人物)が多い。良くも悪くも、有り得ないような設定がなく、身近に起こり得るような短編8作品。
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この短編集、心、暖まりました。
日常に潜む小さな希望を描いた作品。
奥さんに勧めようと思う。
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今となっては、どんな高価な宝石よりも、息子の成長を見守る一緒の時間がほしかった。人は、本当に大切なものを知るために、大きな犠牲を払わなければならないのだ。(聖夜のメールより)
本当に心に染みる。
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遊び、家事、仕事に追われる日々の中では振り返ることができない、日常の中に潜む小さな幸せ、喜びが潜んでいることに気付くことができました。家族メインの題材であり、登場人物と自分自身同じ感情、感覚を共感は出来なかったが短編読みやすかった。関東が現場の話がほとんどだったので、九州を題材にした話があれば自分自身は場面の背景が思い描きやすいと感じた。