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とにかく騙し合いですな。
途中から全部嘘に思えてくる。
ほんと最後の展開は誰も予想できないと思う。
ただ、なんでも嘘にするのは、
うーむ、
と思いました。
まぁ、ハードボイルドな生き方の最後はこんな感じなんだろな。笑
ただ、
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劇団スパイスガーデンの公演「シャッフル」を2011年に映画化したものをノベライズにしたもの。
映画の脚本を書いたのは及川拓郎である。
映画を先に見てしまったので、物語の展開をわかっているうえで読み始めた。
話が進むにつれて、次々と新しい状況へと変化していくところが面白い。
ある出来事からひとりが記憶喪失になってしまう。
そして、タイムリミットのある中で何とかその男の記憶を取り戻そうと仕掛ける男たち。
だが、思うようになかなか男の記憶は戻ってこない。
最後の最後、最終ページまで続く物語の結末への真実。
ハードボイルドってカッコいいけど、男のロマンかもしれないけど。
こんな結末ってちょっとだけ滑稽で、ちょっとだけ切なくて、ちょっとだけ馬鹿馬鹿しい。
途中の嘘のようなドタバタ劇も、読み終えれば十分に納得できて楽しかった。
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これを読んだのは中学の時くらいです。おそらく今読んだら、まったく違う感想になっていくのかなって思います。しかし当時これを読んだときには中々の衝撃を受けたものでした。やはり年頃にはサスペンスミステリーがなにか若者の刺激を呼び起こすのだろうと思います。
今読んだ時には犯人像としての伏線を考えて読むことができて再読の価値がありますね。
目覚めた時には記憶もなく自分が何をしたのかもわからない状況、隣には謎の女性。ここから展開されるストーリーを誰が予想できただろうか。それはページをめくるまでにわからない。