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投稿者:ao - この投稿者のレビュー一覧を見る
この時代は親兄弟、親戚なんて関係ないし、昨日味方だった人が明日敵になるなんてこともザラだから、主人公の主張が響かなくても無理はないけど、林が言っていることは全て詭弁に聞こえました。民が望んだからじゃなくて、一部の決定権がある人間が望んだからだし、国主がもし仮に信行であっても、林や柴田であっても同様に誰かが難癖付けて国は荒れたと思います。この漫画の信長と信行はいい関係を築けているだけに、それを壊すようなことはしないで欲しいなぁ…。
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今川寿桂尼が出てきました。この人知らなかった……(^_^;) 今川義元のお母さんって武将並みに凄い人だったんですね~。強い女性キャラ好きなので、楽しみが増えました(笑)
内容は切迫してて良かったんですが、藤吉郎が全く出てこないし、殿様もあんまり出番がなかったので、そこはちょっとマイナスかなぁ(^-^;
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特徴的なのは今まで心優しいという面以外目立たなかった信行が様々な行動を見せること。その様はまるで主人公のようで、なかなか成長をうかがわせる。
林・柴田の裏切りが本格的になり、
今川軍のキャラは斉藤編が終わってから急に押し寄せてきているため、感情移入しにくい点は難点か。しかし、戦国物には珍しく尾張とその周辺で直接関係する部分しか描かれないという点は相変らず展開を分かりやすくしており、織田のそれぞれのキャラの内乱での動きに注目しやすいということは利点だと思える。
外伝の3人の喧嘩はかさねがそれを収めるためにあれやこれや手を尽くす点は面白いが少しオチが弱い気も。
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歴史物って、それがどういう類いのものであっても、決まっちゃってることをなぞってるだけになっちゃうから、つらいよなー……と思いながら読んでました。
なんていうか、人間の歴史って自分の信じるもののために戦うための歴史で。
それ自体は別に間違ったことじゃないけど。
結局犠牲になるのは、一番弱い人たちで。
もっとつらいのが、その人たちが犠牲になることで、心を痛める人がいるのが一番つらい。
そして、そういう人は、そういう時代には淘汰されていっちゃうんだよ……胸が痛い。
とりあえず、今の時代に生まれてよかったっていうのはすっごくすっごく思うので、このまま今の時代に生きていたいです。
ということを考えさせられる胸が痛い9巻でした。
今回の登場人物は、信行。
信長の弟で、心優しい次男坊。
信長を支えるために、信長が剛ならば、柔な弟。
そんな信行が、家来の裏切りにあって、攻められる話。
ものすごく胸が痛い。
他の歴史物ならば、最初からどろどろしてるから、そういうもんだと思って読めるからある意味心の準備のある状態で読んでいるからいいんですが。
変に、かさねが明るくて、その周りがほのぼのしている分だけ、余計に胸が痛い。
どうやら敵の狙いは信行だそうで。
優しい人が傷つくのはいやだなー……と思ってしまいました。
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「おまえはおれと同じものを見よ!!!」
戦国時代タイムスリップ物語、第九巻です。
ついに林・柴田が反乱、そして対今川へ。信行中心でお話は進みます。
いや~、信行の成長ぶりには目を見張るものがありますね。さすが信長の実弟!
でもまって、ちらっと調べた史実通り行くのだとしたらとても嫌な展開なんですけど。。。(調べるまで信行のこと知らなかった!)
かさねちゃん、なんとかしてくれないかなぁ。。