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まず怒りのメカニズム。怒りが生まれるのは、何かキッカケとなる出来事と遭遇して、その出来事が「許せん」「間違っとる!」という意味付けが成されて初めて怒りが発生すると。
で、その対症療法と体質改善を説明。特に体質改善でポイントなのは、意味付けは人によってルールとか常識という「心のメガネ」が違う。だからそのメガネの歪みをうまく矯正することだと。
分かりやすくソッコーで読めちゃうアンガーマネジメントの本。結局は自分とどう向き合うかが大事。
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アンガーマネージメントの手法について解説されている。
特に心に残ったものはないが、怒りの原因を書きだしてみること、自分で怒りを増幅させていないかを書きだしたことを基に検証してみることが重要だと感じる。
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■アンガーマネジメント
1.人間だけが、自分の考え方・価値観をもとに、「意味づけ」をして「怒り」を抱く。
2.怒る人=無能な人
3.怒りっぽい人の方が、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高い。
4.あなたを怒らせているのはあなた自身。あなた自身がそれをどうとらえるかなのです。
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アンガーマネジメントというものを初めて知った。
自分に(と家族にも)いちばん必要な内容。
「怒らないこと」というのは、スマナサーラ長老も再三本を出しているけれど、もっとカジュアルな違った視点から「怒らないこと」を薦めている本。
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怒りの仕組みが分かりやすく書かれています。「対症療法」と「根本療法」の両方が大事と著者は言っています。個人的には「対症療法」の一つの記録がとても参考になりました。やってみようと思います。
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人間だけが、自分の考え方・価値観をもとに「意味づけ」をして「怒り」を抱く
怒りのマネジメント(アンガーマネジメント)
限られた時間、限られたエネルギー、限られた能力の中で、「怒り」に使う配分をなるべく減らしていこうという意味
怒らなくていいことには、怒らない
怒るとしても、表現方法や場所を選ぶ
ムダな「怒り」は減らし、単に「怒る」という行動はやめる
人は怒れば怒るほど人間関係を失う
たった一日「怒らない」状態でいること
返報性の法則 「怒らない人」には「怒らない」
怒りが生まれる3段階
①出来事との遭遇
②出来事の意味付け
③「怒り」の感情の発生
自分の中に生じた「怒り」という感情をとりあえず即効で抑える「対症療法」
「怒りやすい」という自分の性質そのものを変えていく「体質改善」
コアビリーフ あなたにとってのルール、常識
自分のトリガーに気づく
自分を変えるほうが、他人を変えるより圧倒的に早い。そして、エネルギーもかからない
怒りのレベル分け
「魔法の言葉」を用意しておく ex. 明日には忘れてる、たいしたことない
「いまはやめておこう」で怒りにブレーキをかける
「かわいい毒」を吐く
思考停止する
自分の目の前の物を観察して意識を逸らす ex. ケータイの傷を数える
その場から逃れる(タイムアウト) 時間を告げて一度退席する
「しつこい怒り」には、イライラの原因となった出来事や相手をなるべく思い出さないことがポイント→自分のいい気持ちになれるシーンを思い出す ex. ゴルフのナイスショットを思い出す
怒りを記録する
思ったこと=コアビリーフ
→心のメガネのゆがみを考える
→心のメガネのゆがみを正す
行動が考え方を変える
ブレイクパターン 怒らないようにいつもと違う行動をとる
怒ったときに感じた感情の共通点を探っていくとトリガーが見えてくる ex. 感謝されない、喜ばれない
「〜べき」という言葉を使わない
「あなたは◯◯だ」というレッテルを貼らない
「いつも」「絶対」「必ず」という言葉を使って怒らない
大げさな表現を使って怒らない。できるだけ正確さを心がける
「なんで」は責めている感じがするので使わない。「どうしたら」に言い換えて解決策を探す
「私」を主語にして、私は困っていると伝える→現状の問題解決に進める
「何を言うか」よりも「どう言うか」が重要
ゆっくり話す
お互いを理解し合うには、自分をさらけ出すのが一番
価値観や考え方の違う人の集まりに身を置く
→多様性が鍛えられる
怒りにエネルギーを割くのをやめる
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できる人ほどイライラしない
できる人ほど怒らない
できる人は、「怒る人」でもなく、「怒れない人」でもなく、「怒らない人」
「怒る人」がどうやって「怒らない人」になれるのか?
「怒る人」と「怒らない人」はどう違うのか?
結局のところ「怒り」をマネジメントするとは「考え方・価値観」が柔軟になり今までイラッとした事も受け入れられるってこと
好きな部分の引用
「怒らない人になれる」というと、まわりが自分の思いどおりに動いてくれるようになり、その結果、自分は怒らずにすむようになる、と誤解している人がいます。
実際は、その逆です。
まず変わるのはあなた自身です。
あなたが変わったことによって、結果的にまわりの気持ちを変え、気がつくと自分の希望どおりに物事が進んでいた
P.96 まず、自分を変える より
読み終えて満足・納得の一冊
つまらないことで怒っている時間やエネルギーをもったいないと感じる人は必読
文中にあるムダな怒りを減らす「対症療法」と単に怒るという行動はやめる「体質改善」のエッセンスは読む人によって読み始める箇所は変わっても読み終えてマスターする価値や意義は大きい
問題は「怒る人」に読書の習慣がありこの本を読む機会がだれほどあるか?
この本が必要で手にする「怒る人」は「怒らない人」に比べて圧倒的に少ない気もする
「怒る人」は問題の本質を知るまでいつまでも怒り続けるし「怒らない人」は「怒り」のマネジメント術を心得てますます怒る技術が向上していくでしょう
個人的には「対症療法」や「体質改善」で登場する手法で得られる具体的な方法よりも本全体でムダな「怒り」についての無意味さや怒らないことで変わる人生に得られるものがありました
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初版2011年9月。
つまらないことで怒って損しないためにはどうすれば良いのか?
怒りのコントロール法を学べる。
著者は一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事。
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怒らなくてもいいことには怒らない=本来は怒るレベルではないことに起こっている
怒るとしても表現方法や場所をわきまえる。
怒らない人と怒れない人は違う。
「怒らない人」には怒らない=返報性の法則
怒らないためには、対症療法と体質改善の両方が必要
怒るのは、心のメガネに適合しないから。正しい心のメガネならいいが、歪んだ心のメガネなら、それを正すべき
。
怒りのトリガー(カッとする瞬間、何にカッとしたか)をコントロールする。
他人を変えるのではなく、自分を変えることで、イライラしない自分を手に入れる
対象療法
今の怒りをレベル分けする(怒りのレベルを考えてみると怒りが収まる)
魔法の言葉を用意する(明日には忘れている、たいしたことない、今はやめておこう)
かわいい毒を吐く(犬のうんこ踏んじまえ)=自分の怒りをヒートアップしない程度の毒
思考を停止させる(頭の中に白紙を思い描く)
英語で100から逆に数を数える(別のことを考える)
携帯のキズを数える(意識を「いま、ここ」に集中する)
タイムアウトを宣言して、その場から逃れる(その間にリラックスする)
繰り返し思い出すしつこい怒りに対しては、ゴルフのベストショットを思い出す(怒りの場面を思い出さ
ないように「最高に気持ちのいい場面」を考える=そのうちに思い出さなくなる)
気分転換のメニューを用意する(歌う、走る、掃除をする)
体質改善
怒りを記録する=日時、場所、出来事、思ったこと、言動、して欲しかったこと、結果、怒りの強さ
思ったこと、は心のメガネを表す。歪んでいるなら見方を変えることで正すことできる
怒りやすい時間、場所、出来事を避ける
思ったこと、として欲しかったこと、を見ると感情がわかる=怒りのトリガー、地雷がわかり防御できる
会話のルール
「べき」という言葉を使わない(自分の心のメガネを押し付けている=トラブルになりやすい)
「あなたは〇〇だ」と断定しない(上と同じ理由から)
正確な表現を心がける=断定的な表現は使わない=「いつも」「絶対」「必ず」はいわない
正確な表現を心がける=大げさな表現は使わない=「全て台無し」「全部お前の責任」とはいわない
怒っているときの「なんで」は「Why」ではなく、責めている言葉。=「どうしたら」を使う
主語を「私」にして話す=「相手のせい」ではなく「私」が困っている、と表現する
穏やかな口調を心がける=何をいうか、ではなくどう言うかが印象に残る
ゆっくり話す=イライラしているときは、早く自分の主張を伝えたくて早口になる
怒らない環境を創りだす
自分をさらけ出す=相手のことをよく知っていると怒りもわかない=そのためには自分をさらけ出す
自分の好みや考え方を示す=相手がそれを知っていれば、無用なトラブル��避けられる
一緒に過ごす相手を知る=相手の基準を知れば、自分が合わせられる
苦手な人の理解に努める=他人の怒りを記録して、心のメガネを知ればそれを避けることができる
夫婦で怒りのポイントを付け合って、理解を深める
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「喜怒哀楽」のうち、扱い方を誤ると最も害があるものは、「怒り」の感情。
「怒り」の感情を覚えるとき、人は次の3段階を踏む。
1.出来事との遭遇
2.出来事の意味づけ
3.「怒り」の感情の発生
つまり、人を怒らせるのは、出来事そのものではない。怒りを感じるかどうかは、、「出来事の意味づけ」にかかっている。
本書には、瞬間の怒りを抑える「対症療法」と怒りっぽい体質を変える「体質改善」の方法が紹介されています。
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怒りっぽいので、なんとかしたいと思い、いろんな本を読みましたが、この本が一番しっくりきました。
怒ることはアレルギーに似ているという部分が自分の中で一番しっくりきた部分です。
これを実践中ですが、今のところ効果はある気がしてます。
これを忘れず実行し続けられるか問題です。
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誰にでもある感情『怒り』を上手にコントロールするための方法が紹介されている。著者はアンガーマネジメント協会代表理事の安藤氏。怒りというものをストレートに表現してしまうと人間関係がこじれるし、仕事もなくなる。更に健康まで害してしまうという損なことばり。だからこそ怒りを上手にマネジメントしよう。怒りは物事に対する自分の意味付で発生する。そのため、ある人にとっては些細なことでもある人にとっては地雷になることがある。対処する方法としては二つ。1地雷を持たない。自分の中に~すべきという概念があるとそれが地雷となりやすい。その概念が周りと比べて正しいものかどうかを常に見直すことが大事。それにはアンガーログとして怒りの記録をつけておくと良い。2対処療法として怒りを半減させる。怒ってしまったら、その怒りはどれくらいのレベルかを測る。それでも収まらなければ一旦その場を離れる。まずは冷静になることが大切。穏やかな口調で自分を主語にして話すと良い。
そうは言っても怒ってしまうのは仕方がない。一番良いのはは自分が怒らないような環境に身をおくことかもしれない。
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今年の自分のテーマはアンガーマネジメントです(^_^)ゞ
エネルギーの使い方を間違えたせいで、自分のためにも周囲の人のためにもならない。
精神論・宗教的な話でなく科学的なアプローチなのも取り組みやすく感じられた。
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「怒る」ことがいかに損なことから始まり、どうしたら「怒り」をコントロール出来るか、すぐ実践できる「対症療法」、根本的改善方法の「体質改善」が具体的に書いてありためになった。
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アンガーマネジメント(怒りのマネジメント)を習得した著者が、怒りとのつきあい方を説いている。
読んでいて気がついたのですが、僕は怒りのわかない方なので、掲載されている方法を実践できない(^^)
怒りのわきやすい人には良い本かもしません。
内容に直接関係しませんが、『私は「マネジメント」を「適切な配分」と訳しています』という文を読んで、なるほど!と思いました。