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かつて初版の方を購入した覚えがある。こんどはブルーバックスでおまけもついて。仕事で信号圧縮とか行列をやり直して、直感的にわかる、あるいはイメージを描けるかどうか、の大切さを感じていた。学生のときの気持ちを思い出した。何の世界でも本質で理解しないと意味は無い。役に立つかは本人次第ということを思い出させてくれる本。
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高知大学OPAC⇒ http://opac.iic.kochi-u.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?isbn_issn=9784062577380
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久しぶりに買ったブルーバックス。最近、直感でわかる数学みたいな本が多いが、やはり数学を理解するには何のために使うのかがわからないと理解しにくい。物理との組み合わせはとてもわかりやすく、大学でマクスウェル方程式や熱力学、統計力学をやった人であれば、楽しめるに違いない。直観的方法とあるが、数学で表現される内容を物理のなかでイメージできるようにすることがこの本の目的であり、著者の巧みな文章力でこれが効果的に実現されている。
10個のトピックが独立した章になっており、どこから読んでも良いようになっています。大学生のときに読んでいれば、無味乾燥な数式を覚えるよりも親しみをもって対応できたのではないかと感じました。
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タイトルの通り直感的に理解するにはいいと思うが,この本を読んだからといって物理や数学の問題が解けるとは限らない.あくまでこの本は物理や数学の入り口を広げてくれるだけで,物理や数学の本質的な力は手に入れることは出来ない.けど,まずは入り口を通らないと意味がないので,そう意味ではこの本はよく書けていると思うし,この本目的もそうなのだと思う.
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学部生の頃に出会いたかった一冊。
とはいえ、もし当時手に取っていても理解できず、今だからどれもなるほどと思いながら読めたのかもしれない。
ただただ式変形だけ、丸暗記だけで終わってしまいがちな数式の意味するところを、タイトル通り「直観的」に理解させてくれる素晴らしい本でした。
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http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2577380
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幾つかのテーマを取り上げ、これまでの教科書とは違う見方を提供している。学びとしては面白いが研究法としてはいかがなものか。私にはそれほどの名著とは思えなかった。歴史的な記述は素晴らしい。
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ベクトル解析、フーリエ変換、複素積分など、数学の「10の難所」をカバー。「難解な数学的手法の意味が理解できた」と絶大な支持を得た不朽の名著!
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序文でわかりやすさを謳いつつも、そんなにわかりやすい内容ではなかった。大学などの教科書の補助的役割としてか書いたともあり、本書籍だけで理解するのは難しいし、補助的なに使うとしても理解に難しいように感じた。結局、他に分かりやすい本が必要ということになれば、本書籍は必要なさそうだ。
著者は自分で、世に分かりやすい本がなかった、と言っているくせに、本書籍もわかりにくい。何を感じながら、書いたのか疑問だ。この人の感性が疑わしい。
題で「直観的」と言っているくせに、全然直感的ではない。学校教育と大して変わらない論法だ。
分野ごとに完結しているので、分野ごとに読んでも問題ない作りになっている。
生物学が専門の自分としては、フーリエ級数・フーリエ変換や、エントロピーが特に気になって読んだ。比較的わかりやすい分野だったが、半分も理解できなかった。
もっとわかりやすい本を探して、理解を深めたいと思う。
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タイトルの通り、物理数学にまつわる様々な疑問を直観的に理解するための本。
複雑に見えるいろいろな式を、単純化して、それを図で示して直観的な理解につなげていく
前野さんの『今度こそ納得する物理・数学再入門』は
図を用いて「説明する」といったかんじであるのに対して
本書はイメージづけに特化している印象
解析力学や行列式、rotやエントロピーなど似たようなことに触れているが、それぞれ微妙に異なったアプローチとなっている
こんな見方、考え方があるのか と知れる本
4章のオイラーの公式、5章のrot、8章の複素関数の話が直観でイメージするという特徴を一番表している
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こんな書籍になぜもっと早く気づかなかったのかというレベルの内容。
私的には、"ベクトルのrotと電磁気学"の話がたいへん役に立ちました。
理系学生を対象にしている様ですが、あえて文系学生や社会人が読むと面白いかも知れません。
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これは理系の人の必読書だと思った。
抽象的な数学的概念の取っ付きにくさを払拭してくれる。ただし簡単ではないので、繰り返し読む必要はあるけれども。
まさに,「オッカムの剃刀」。
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物理数学において、公式としてしか理解していなかったものをイメージで理解させてくれる。数式が表現している意味や意図が伝わってくる。
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原書の第二版を読了。
内容そのものは大学の物理数学の話なので、大学生以外は本当に理解するのは難しいと思うのですが、それでも「直感的な理解」を得る快感を味わえる本なのが、すごいの一言です。
・線積分の式は接線の差となるのに面積を表す不思議
・テイラー展開を視覚的に理解できる例示
・連立方程式を解く道具の行列をベクトルに展開することで、第二版で追加された「三体問題」にまでつなげる構成
・最も美しい等式の1つであるオイラーの等式の視覚的な理解
・ベクトルのローテーションを理解する例
・エントロピーの考え方とその特殊性
・三体問題から社会学、経済学への応用
と、とにかくずっと著者の天才的な洞察力に驚かされ続ける名著です。
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差し当たり欲していた章を読み終わった。
何でもかんでも公式として覚えるのではなく、直観的に「当たり前」と思えるようになりたいね。