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ツレさんの待望のエッセイ第2弾。
幻冬舎のWEBマガジンで連載中のエッセイはリアルタイムで読み続けてはいるが、こうやってまとまって読むとまた違った感じで読める。ちーと君はいわゆる「ちょっと育てにくい」お子さんである。平均よりちょっと発育がゆっくりかなと思われるし、偏食も並大抵ではない。それでもツレさんは子育てパーソンとして日夜悪戦苦闘されているのである。母親が育てても父親が育てても、どっちにしても一対一の子育てというのは追い詰められやすいものなのである。最近はツイッターでツレさんのつぶやきを読むこともできて、なんだか知らない人じゃないような気分になってしまう。
「どうしてお仕事しないの?」という質問は現代では専業主婦のママに向けても発せられる質問かもしれない。答えるのがとても難しい問いである。
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「ツレうつ」のツレさんによる、子育てエッセイ。
とにかくこのご夫妻の本は、自身のことも身内のことも他人や社会のことも、悪いことまで率直に、しかし陰湿にならない程度のいいさじ加減で書かれているのが最大の魅力だと思っています。
この本自体はツレさんの「主夫」の立場からの経験談や苦労が書かれた育児本です。私は残念ながらひとつ前の「育児ばかりで~」を読んでいないのですが…。
多数派である「主婦」と何ら変わらないであろう悩みや苦労を経験し(時には母親である貂々さんの方が所謂「理解のない父親」の役回りを演じたケースの描写すらあるくらいです)、子どもを持つ親が感じるであろう社会の理不尽にも言及しています。
強いて言うなら細川貂々さんの著書と違い文章作品であることに加え、特に序盤はなんとなく文章自体に固い印象があり、その辺りでのとっつきづらさは残念。
またこの本には、震災前後の経験も収録されています。
ご夫妻は浦安在住だったので、その辺りのことも書かれています。
直接の震災被害と、政治やマスコミ、世間の無理解による人的被害に晒された、浦安のリアルな一断面が記されています。
私は住人ではありませんが、縁があって知人もおり、直接被害を目にもした土地なので、こういった本を通してでも、少しは浦安のことが知られるといいな、と思います。(最近は「被災三県」と茨城ですらスルーですし…)
あと読後に引っ掛かったのは、本のタイトルは実際にお子さんが発した言葉でなく、読んでみれば分かるのですが、編集者の方が提案しただけのタイトルだということ。
将来子どもにそう言われたら…と望月さんが思考するくだりはあるので、完全に内容と関係ないわけではありませんが、タイトルを見て望月さんがどういう反応や答えをしたのかも含めて興味を持った身からすると、少し騙された気分でした。そこで★マイナス1。
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「ツレうつ」のツレさん著。
パパになられたのですね、そっか~。
とかるーく読んでみたら意外にツレさん博識すぎて面白い。
2歳児の発達過程を客観的に把握してらっしゃる描写、特に良かった(テリブル・ツーとか)
鉄道オタクの息子さんにはびっくりしたけど、その吸収能力は素晴らしい。
あと大好きな「阪急電車」の映画が出てきて楽しかったな。
タイトルは絶対こっちの方がいい(笑)
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男の育児本はなんだか理屈っぽいな~と思って読んで行ったら、巻末対談相手のトニー(「ダーリンは外国人」のダーリンです)の方がもっと理屈っぽかった(笑)
しかしこのタイトルはまやかしじゃないだろうか。普通これがタイトルだったら、息子に「パパ、どうしてお仕事いかないの? 」と訊かれてどう答えたかという、顛末が載っていると思いませんか?
実際は巻末近くになって、将来こう聞かれたらなんて答えようかなーという自問自答がちょっと載っているだけ。
第一種兼業主夫ならではの親子関係について読みたい人は、次の本まで待った方がいいと思います。
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こんなツレでゴメンナサイ。の文章がなかなか心地良かったので読んでみましたがうつ病でなく子育てについての文章として読みたいわけではなかったのがわかった。
文章自体は面白いが他人の子供の写真を見ているようであまり引き込まれない。
作者が悪いのでなく自分のミスチョイスでした。