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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
将棋の羽生善治さんとサッカーの岡田武史さんの勝負哲学が、興味深く読むことができました。トップの言葉らしく、説得力がありました。
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相変わらず誰が相手でも対談として形にしてしまう羽生さんの知識力は凄いと云う感じだ。岡田さんとの対談も、自分で考え自分で手を指す棋士と選手を駒として選ぶがプレーそのものは選手にゆだねざるを得ない監督という立場では自ずと違うようだが、そこは二人とも余り気にすることなく事前準備、読みと直感という話題で噛み合っていたようで、岡田さんも気持ちよく裏話をしている気配。意外な発見の一つは、南アW杯での日本の布陣が岡田さんの解釈だと4-5-1なのだそうだ。4-4-2にすると二列目の4人ではピッチの幅をカバー出来ないので、フラットに5人並べてみたら上手く行った、ということだ。4-4-2でも4-5-1でも良いのだが本当にフラットになっていない、と言うか守備的MFが下がり気味になるのがどんな陣形でも大前提でフラットな守備陣形は最後まで見られなかったように思うのだが、それについてはサッカー専門家が鋭く突いて欲しい点だ。
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何気なく買ってみましたが、いい本でした!何というか、シンプルに生きようと思わせてくれますね。
岡ちゃんも大好きですが、羽生さんもやっぱり凄い。
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信じがたいほどの勝負強さを誇る羽生善治とW杯で奇跡を起こした岡田武史の対談。
羽生さんの発言は著書である「決断力」や「大局観」に書かれていることが中心であり、おそらく岡田さんの発言も彼の著書に共通点が沢山あるのだろう。
しかし、双方の勝負哲学を、静的で個人競技である将棋と動的で団体競技であるサッカーの間でクロスさせることで、両者の勝負哲学が一歩進み、より具体的な中身へと昇華している点が最大の見所である。
「損得や好き嫌いではなく、美しいか美しくないかで物事のよし悪しを判断するメンタリティ」(岡田)
「その判断は美しいか、美しくないか」(羽生)
二人のこの言葉に衝撃を受けた。天啓といっていい。
この言葉に出会えたのが最大の収穫だ。
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サッカー元日本代表監督の岡田さんと将棋の羽生さんの対談本。どちらも、気になる存在の方なので、二人の考え方やワールドカップの戦略の話なども垣間見れたので、楽しめた。
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二人の勝負師の対談.論理性だけでなく直感といった感覚の鋭さも勝負師たる所以であることが最初っから記されていた.非常に引き込まれる表現,本質を捉えた言葉のオンパレード.
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将棋の羽生さんとサッカーの岡田監督の対談。
勝負の世界で生き抜いてきた二人が
自らの勝負哲学を語り合います。
対談は読みやすいですし、
気軽に対談者の考えを知ることができるので、
対談者に興味があるならば、一読をおススメします。
個人的には、岡田監督の「ゾーン」の話が
とても興味深かったです。
尚、「ゾーン」に興味がある方は、
「岡田武史監督と考えた「スポーツと感性」」が
個人的におススメです。
※岡田武史監督と考えた「スポーツと感性」
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4532166519#comment
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「玲瓏」(周囲がよく見渡せる、透き通った静かな心境)≒「ゾーン」
「道」という日本特有の精神のありよう、身体の使い方をする事で、外国人と互角以上で戦える。
正しい手を指せば必ず勝てるものでもなし、ミスが「いい結果」の呼び水になることもある(将棋は後にミスした方が負荷が大きくなる)。
「長所から試合に入る」無理に短所を消すと長所を損ねる。
「着手をする前に4つの香車を確認しなさい。」
「中立の目」自分でも相手でもない第三者の目で複眼的に把握する。
ライフルは照準や標的の周囲の景色視野に入れて打つ(広い集中)。
リスクを取ることこそ、リスクから逃げる最高のすべ(リスクを取らないことがリスク)。結果がうまくいったかどうかより、リスクを取ったことに自分自身が納得したかどうかを物差しにしている。
変わらずあるためには変わり続けなくてはいけない。
将棋でも負けが続いている時は力が溜まっている時(不調も3年続けば実力)。スランプの時は小さいことでも何か変えてみる(服装とか)。
指導とは中に入れるものではなく、外へ引き出す事。
主力選手でも一線は譲らない「緊張感のある」コーチング。
強いチームは隙がない。
日本人の美学も必要。
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知将と天才棋士との語り合いの中には、極限の闘いの中で見えた世界を垣間見ることができる一冊。
なるほど、と思ったのは、「決断というのは足し算ではない。逆。余分なものを削ぎ落とす作業」との岡田監督の言葉。
だからこそ、絶体絶命に追い込まれて余計なことを考える余裕がないとき、かえって正解が見える。
その直感の裏打ちとなるのは経験と努力。研鑽すべし。
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羽生さんでも通算四百敗してるというのは救われる。羽生さんてなんか第三者的な感覚でモノを見れる人なんかなーて思いました。
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戦うとはどういうことか?
羽生善治が将棋の土俵で、岡田元監督がサッカーの土俵で培ってきたものをベースに「勝負」の様々な角度を題材にしての対談。
それはスポーツなどに限定せずに、人生や恋愛などにも当然通じてくる話。
勘の重要性、戦いに求める美学、リスクから逃げるたびに弱くなる、の3つが再確認したというか重要だと思ったこと。
「分かってはいるものの、再認識したこと自体が重要」という自分の中での位置づけ。
やっぱり、何事にも「美学」というか「美しさ」って重要だよね。
研究職だけれど、仕事の中でも「美しさ」を改めて追及していきたい次第。
定期的にこういう本を読んで刺激を入れて、自分の進みたい道について再確認と調整が必要かなっ。
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羽生さんの本や岡ちゃんの言動などを知ってる人にはちょっと物足りない内容.二人が,自分の考えをただそのまま出し合ってる感じ.
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岡田武史監督と羽生善治名人の対談本。
サッカーと将棋という違う世界の第一線で生きる者どうしの会話は実に深い
談話に出てくる哲学は日常生活においても有用で引用欄にメモを保存
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サッカー監督と将棋棋士の異色対談なのだが深いレベルでの繋がりあいをかんじ、清々しい気持ちにすらなる。羽生さんの対談本では屈指。岡田監督はやっぱりすごい。
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勝負師たちのメソッドがここには、ある。
頑張ってる人、読みなはれ・笑
ある種の”癒し”には、なってくれます。
頑張っていない人、別に関係ないかな
この本読んだら”ストレス”になるかな。
でも、一生懸命な人の話は、間違いなく否例外なく
面白い。