紙の本
雲と暮らす 武田
2013/05/07 10:37
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投稿者:shinagy84 - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎日、雲と暮らしているが、視点がちがう、読んで、見て楽しい
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ページを開く度に現れる美しい「雲」と「空」。信じられない美しさにため息ばかり。青空にモクモク広がる入道雲、寒い朝の湖面と朝日、夕日に染まる赤や紫の空、雲の隙間から降り注ぐ光、飛行機から見下ろす一面の雲の絨毯…どれも自然が作り出した美しい光景。胸がドキドキしました。著者は「雲見」が大好き。雲への愛が感じられる写真と文章。「空を読む」とでもいうのでしょうか、著者は雲を見るだけでその下の天気がわかると言います。また、その雲がこれからどんなふうに変化するのかも。入道雲の変化を写真で追っていくページは「雲も生きていて一生があるんだ・・・」と感動しました。何となく見ていた空も今日はちょっと違って見える。私にも雲が語りかけてくれるかな。そんな気持ちにさせてくれる愛おしい本です。写真と少しのエッセイなのでちょっと疲れたときなど、気楽に読めます。
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雲、空を扱った本というのは、
自然に手が伸びますね。
「自然」が好きな人に、
同じ「感性」を感じて、
写真にせよ、文にせよ、
心地よさを覚えます。
この本にも「彩雲」の写真が
ありましたが、やはり、この雲が
私の一番の好みの雲です。
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今振り返る若いあの頃があんなにもキラキラと輝いていたのは、
例えば朝帰りした朝焼けの凄さとか、
例えば夜街に出てふと見上げた人工光に照らされた空とか、
例えばはしゃいだ海と雲のコントラストとか、
無意識に自然の荘厳さを多く見つめていたからかもしれない。
なんて。
そんな事をぼんやり思ってしまう程、本当に美しい本でした。
「こんな雲があったんだ!」
て、雲が大好きなんだなって読んでいてわかるから、
頁をめくるたびこっちまで嬉しくなってしまう。
空を見上げるのが楽しくなりました。
手元に置いておきたい一冊。
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とくべつ雲の名前を覚えたわけではないけれど、
親しみがもてました。
空を見上げるという
幸せがあることに感謝したい。
ちょうど天気が不安定な日で
一日に雷雨が2回もあった。
積乱雲の写真を眺めながら
これこれ!と楽しみました。
今度は、夕焼けを時間を追ったり、
台風前の雲を観察したいな。
「竜の巣」は実在するか?…なんてコラムもあります(^^)
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偶々、視界にはいっていた…。
それっぽっちじゃ、「今日、空を見た」事にはならないと思う。
空を見なかった日。
空に気付かなかった日。
心がうつむいていた、そんな日は・・・。
空の写真集を開けばいいんだ。
誰かが、
(誰かに見せたかった、今日はこんな素晴しい色の空だったよ、)と
思いを込めて撮った空は
写真集を開いた人の視界に飛び込み、
あっという間に心に広がる。
(こんな狭い紙面の上じゃあ、窮屈だから。)と
どうぅぅっんっ。
一気になだれ込み、窮屈な心をぐいぐい引き伸ばしにかかってくるから、覚悟して開くべし♪
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春・夏・秋・冬
朝・昼・晩・・・
どこにいても、どんなときも、雲は頭の上にある
ま、たまには、富士山の上からとか、飛行機の上から見ることも
あるでしょうけど・・・
掲載された雲写真に、日常での出会い度や、雲の高さや、名前などが
ひとつひとつ紹介されている
わぁ~ん、私も雲見になる~~~
写真、撮れるかな??
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いろいろな雲の写真が載っていた。私は特に、朝日と夕陽の赤い雲の写真が気に入りました。普段何気なく見上げている空にある雲ですが、ちゃんと意味があって、そこに存在するのですね。
出会いレベルという指数がおもしろかった。なかなか出会えない雲の写真をみるとやはり素晴らしい。
これからももっともっと、空を見上げていこうと思います。
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空の様子は毎日違い 同じ空は二つとない。
空を見るのは 祈りだ
って 重松 清さんが 言ってたのを、ホントだな~ って思ったよ。
空からは 元気がもらえるの。
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空が好きだと思ってたけど、雲が好きだということに改めて気づく。雲いいな~。魅力的だぁ。
15/10/02
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偶然なのだが、著者の書籍を2冊同時に借りていたことに、読み始めて気づいた。(遅。。)
今の気分的に、空に癒されたいのだろうな、自分。
『(中略)
雲も地球がつくった自然の一部だ。人間を癒す力も馬鹿にできない。
仕事や生活で疲れている人も多いと思う。
世の中うまくいかないと悩んでいる人も多いだろう。
そんなときわれわれを包みこむ大きな雲の世界に想いを馳せ、しはし身を寄せてみたらどうだろう。
面倒な準備や道具は必要ない。空を見上げるだけでいい。
空に浮かぶ雲を、少し眺めるだけでいい。
きっと元気と安らぎをもらうだろう。』
はじめに に書かれたこの文書は、ああ、本当だなーと思う。
ここ最近、いろんな重いことを考えていろんな感情を抱えて生活してきた。
下ばっかり眺めていた。
かろうじて、樹々を見る高さまでしか顔を上げていなかった気がする。
その反動?か、気づいたら2冊の雲の本を手に取っていた。
少し、ホンモノの雲を眺めようかな。
余裕があったら、積乱雲の衰退を一から眺めていたい。
そんなチャンスがあれば。だけど。
それって、かなり贅沢な時間だね。
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NDC451
「うろこ雲から「龍の巣」まで
読めば空を見え上げるのが楽しくなる、雲との出会い方、愛で方が満載!」
第1章 季節の雲を愛でる 春/夏/秋/冬
第2章 その時間ならではの雲を探す 朝/昼/夕方/夜
第3章 その場所らしい雲と出会う 街中で/平野部で/海岸で/山で
第4章 雲を追って旅する ハワイ/アラスカ/沖縄/北海道/富士山/飛行機で
雲名さくいん
<特別コラム>
・天空の城ラピュタの「龍の巣」はコレだ!
・南極の雲模様
・雲を見るための家
【著者紹介】
武田康男(たけだやすお)1960年生まれ。東北大学理学部地球物理学科卒業。元高校教諭(地学)。気象予報士。第50次南極地域観測隊越冬隊員。身近すぎて見落とされがちだった昼間の空のおもしろさ、美しさを一般に広めた『楽しい気象観察図鑑』などで多くのファンを獲得。
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地上273mにある展望台で出会った本書、いつもより近くにある「雲」、朝焼け、夕焼け、龍の巣までおさめられたフォトエッセイ。
うろこ雲から「龍の巣」まで
読めば空を見え上げるのが楽しくなる、雲との出会い方、愛で方が満載!
季節別、時間別、場所別に、美しい雲の姿を掲載したサイエンスフォトエッセイ。気象写真の第一人者である著者が、暮らしの中で出会う雲の楽しみ方、出会い方、雲見生活の日々を語ります。
登場する雲は、おなじみのものから、アニメファン必見超レアな「龍の巣」まで! 気象予報士でもあり、元高等学校地学教諭でもある著者が、その雲の成り立ち、しくみもやさしく解説しています。
また、各雲にはそれぞれ出会いやすさのレベルで難易度がつけられています。この本があれば、珍しい雲を探す楽しみと、自然現象との奇跡的な出会いに喜ぶ気持ちも味わえるでしょう。
毎日空を見上げるのが楽しくなる一冊。大切な人へ、また、元気を出してほしい人へのプレゼントに最適です。
内容(「BOOK」データベースより)
著者が撮影してきたさまざまな雲の姿を、季節、時間、場所別に紹介する。
著者について
武田康男(たけだやすお)1960年生まれ。東北大学理学部地球物理学科卒業。元高校教諭(地学)。気象予報士。第50次南極地域観測隊越冬隊員。身近すぎて見落とされがちだった昼間の空のおもしろさ、美しさを一般に広めた『楽しい気象観察図鑑』などで多くのファンを獲得。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
武田/康男
1960年、東京都生まれ。東北大学理学部地球物理学科を卒業後、高校教諭(地学)、第50次日本南極地域観測隊(越冬隊)を経て、大学非常勤講師等を務める。空の探検家として、国内外で撮影した空の写真や映像で多くのファンを魅了。気象予報士。日本気象学会会員。日本自然科学写真協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)