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全てのものには値段がある。
値段、とはお金だけでなく、社会が、人が対価とできうるもの…時間であり、機会であり、評価であり、あるいは愛であり。
そんな切り口で様々なテーマを考える。メモが多すぎてレビューとしてまとめるのが難しい。
損得勘定の損得、とはお金だけではない。
幸せとは誰が決めるのか。
人の行動や生き方を考え、予測する。そのことの難しさを改めて実感するのでした。
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価格は私たちの人生を動かし、私たちの行動は価格に影響を与える。それを知り、理解すれば意思決定の助けとなるだけでなく、個人的にも社会的にも、歴史をよりよく理解するための視点を得られる。
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生きているからには、値段は一生ついて来る。値段にまつわる本。
値段というのは、人を魅了する時もあれば、人を狂乱状態に陥れることもある。人間が欲の塊であることの証。値段1つとってみても、さまざまな物語があるのが分かる。安いのは歓迎するが、あまり安いのはどうかと思う。例えば、夜間高速バス。あまり安いと安全の質が落ちるのが分かった。航空便にしても、安いというのは、それなりのサービスしか受けられない。座席の間隔は狭い、食べ物や飲み物などは有料で、外国の場合、発着の空港が郊外になる。
合理的に選択したくても出来ないものがある。それは電気料金だ。東京電力が電力使用料金の値上げ申請中。独占企業だけに、他に選択肢のないモクモク羊のような者にとっては不合理でも選ばざるを得ない。
Money talks「金がものをいう」ということわざがある。中世のカトリック教会は、免罪符を発行して収益を上げていた。人の信仰心を巧みに利用したあくどい商売だ。信仰も1つのビジネスといえる。
今では、もっと驚くものに値段がつく。それは、若くて優秀な男性の精子だ。この話題をネットで見たときはびっくりした。一種の先物買いといえる。それにしても、値段から「生き方」を見るとは、なかなか面白い。
著者のサイト
www.eduardoportor.com
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The price of everything ―
http://www.nikkeibook.com/book_detail/35486/ ,
http://www.eduardoporter.com/
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モノ・生命・幸福・女性・仕事・無料・文化・信仰・未来。
9つのテーマ毎に、その値段について語られる。
どれも大変興味深いテーマであり、
何事もトレードオフであること、
立場が違えば、視点・考え方も異なることがよく分かる。
どちらに重きを置くのか?という決断を下す際の判断基準は、
改めて相手の立場に立って行いたいと思える。
ある事象の裏にある真実。
本書のように「値段」という切り口で考えるのは面白いかもしれない。
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客観的でシンプルで速い記述でかえって読みにくかったり。「結婚の値段」はフェミニストの人は必読だろう。