紙の本
『パブリックスピーキング』
2017/01/23 20:30
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
パブリックスピーキングは
ただわかりやすく説明し、思いを伝えるだけでなく
さらに聴き手を感動させて人を動かすためのコミュニケーション術
そのための技術をシナリオ、演出、演技の3つの要素に分けて解説
オバマのようにカッコよくスピーチをしたい
ジョブズのように素晴らしいビジネスプレゼンテーションをしたい
サンデルのように学生に考えさせる授業をしたい
と考えている、人前で話す機会のあるすべての人に
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最近読んだ本では一番オススメの一冊!
•••というより、話し方などの本は今までいくつか読んだけど、まぎもれなく読者にとって一番タメになる一冊!
たぶん他のスピーチやプレゼンの本を読んでから、この本を読んでしまうとびっくりするかもしれない。
これは著者である蔭山さんの膨大な知識と裏打ちされた実績によるものだと思います。使い古されたような表現はなく、ご自身が考えて考え抜いた文章であることがとても伝わり、自分と向き合わせてくれる一冊です!
色んな本を読むより、この一冊とじっくり向き合い、自らとも向き合う方がはるかに効果もあると思わせる至極の一冊です☆
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なかなか人前で話すのは難しい。でも、話慣れていないだけで、トレーニングや準備でうまくしゃべれるようになるのも事実でしょう。習うより、慣れろだが、慣れるだけではなく、技術の習得も必要なのである。
参考になるお話であった。
・聞き手は誰か?話し手は誰か?
・方法は4パターン「問題解決の提案」「恫喝」「一本釣り」「倫理観」
・1あいさつ2アイスブレイク3フレーミング4事実/事件5意見6まとめ
この他にも、演出、演技、実践と書いてありますが、まずは上記の3点を覚えておこう。
小ネタとして気になること
・MacBook Airを茶封筒から取り出す「演出」
・郷ひろみは夜にパンツをはきかえる「自己イメージ」
・裸踊りのムーブメントは最初のフォロワーがポイント
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「人を動かす」ためにどういうスピーチをすればいいか、という観点からスピーチの本。
スピーチ例に書いてあるような定型的なスピーチでもなく、完璧な説明をするためのプレゼンテーションでもない。
心に訴え、動機づけし、徴収を巻き込むスピーチをするための心構えと技法がまとめられています。
人前で話す機会がある人、周りを巻き込んで動きたいと思ってる人は一読をおススメします。
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マネジメントを行う上で必要な能力と思い、読んでみた。
本書では、パブリックスピーキングの説明と意義が最初に記され、それから「人を動かす為のコミュニケーション方法」の考え方が記されている。
パブリックスピーキングとは、わかりやすく説明する技術と思いを伝える為の技術の両方と、さらに様々なテクニックを使って不特定多数の聴き手を感動させて、人を動かす為のコミュニケーション術のこと。
「人を動かす」ことを目的に行うものである。
パブリックスピーキングがうまい有名人は、オバマやスティーブジョブズです。
オバマは「Yes, I can」をキャッチフレーズに米国民の心を動かし、アメリカの歴史を変えて大統領に選ばれた。
ジョブズは「見せ方」で人々の心を動かした。
どちらも多くの人に影響を与え、動かした人物である。
パブリックスピーキングを考える順序は以下の通り。
1.
何を話すかを決めるために、聴き手は誰?
話し手はだれ?を考える。そしてなんのために話すか目的、遠くの目標(ビジョン)と近くの行動(どんな行動)かを決める。
2.
内容が決まれば聴衆を引き寄せるキャッチコピーの題目を考える。
3.
シナリオの基本構成
あいさつ
アイスブレイク
フレーミング
事実 事件
意見
まとめ
事実、事件ではドラマツルギーを意識。
日常→事件→非日常→不協和の解消→新たな日常
重要なことは、話を聞いてもらい行動するまでの過程、(1.たち止まらせる 2.イメージさせる 3.コミットさせること)
を作ること。
人に動いて欲しいと思う人にはオススメ!
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シナリオを作り、演出し、演技すべし。聴き手とコムニスを共有し、自分自身を説得し、フィードバックを得て練習と経験を積むべし。
日本ではまだ30人に一人だから、パブリックスピーキングの技術を持てば他より優位に立てる。でも、こういうことが一般常識になったほうが、普段の生活はずっと楽しいな。考えたら結構、話を聴く機会って多いもの。
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聞き手にいかに態度変容させるか。その為に「場」を作って「祭り」に仕立て上げその気にさせる。
話し方が上手ければ良いわけでもなく、情熱的だけでもなく、心を込めれば良いわけでもない。
なかなか難しい。
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パブリックスピーキングの教科書のような本。
シナリオ作りから演出までの細かな技法が記載されており、参考になった。
本としては文字での説明が殆どであり、分かりにくい印象であった。
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読了しました。
■なぜ手に取ったのか
人前で話すこと、特に話したことにより、具体的な行動に移すしてもらうために
どういった話し方をすればよいのかを、とある人に相談した際に本書を勧められ
この本を手にしました。
■何が語られていたのか
日本には馴染みがない「パブリックスピーキング」について、その基礎から、習得するための応用に至るまで詳細に語られています。
著者はパブリックスピーキングを「夢を実現する」技術であると語っています。
パブリックスピーキングは、欧米特にアメリカで用いられている技術であり、
著者も何度も取り上げられているのが、オバマアメリカ大統領とアップルのスティーブ・ジョブズの演説が有名です。
「投票に結び付ける」「政治的行動を促す」「iPhoneを熱狂的に支持する」といったまさに人が行動に移してもらうためにどう話せばいいのかといった技術的に学ぶことができます。
「プレゼンテーション」「スピーチ」ではありません。
人は説明を尽くせば納得すると思われがちです。
しかし、私のことがをどんなに分かりやすく説明できても、自身を愛してくれるかと
言えばそうではないと思います。
著書は、「説明責任」を果たせば、人は動くといったことには否定的です。
プレゼンは「人前に説明するため」のものであり、必ずしも行動に結び技法かと言えば違います。
パブリックスピーキングは「普段の話し言葉を使いながら人の前で話し人を動かす話し方の技術」であると言っています。
パブリックスピーキングは「シナリオ」「演出」「演技」の3つに大きく分かれ、著書でも1章ごと3つにわたり基礎から具体的な実践的な内容も付記しながら、その技術を獲得するための技法を伝えています。
■何を学んだのか
人前で話す機会がありますが、その話し方がいかに人に伝わるような、人を動かすような話し方でなかったが良くわかりました。
それを改善するために、すぐに改善できることや、一定、練習しながら習得できるものがあることを理解できました。読むだけで改善できることもが多くありましたすぐに効果をえることもありました。
■どう活かすのか
「人を動かす話し方」というのは、とても魅力的な技術であるとともに、素人では到達できず、ただ、意識すればだれも習得できるものであるとおもい、話す際に気を付けるべき点や、練習を重ねていこうとオム気持ちにさせてくれる本でした。
■どんな人にお勧めなのか
人に気持ちよく動いてほしいと思っている人、政治家、セミナー講師、先生にお勧めの本です。