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はじめて読んだ勝間さんの本。物事をはっきり言っていて、かっこいいなと思いました。きっと敵も多いんだろうけど。
で、内容は非常に痛いとこを突いてくるものでした…。自分自身、まじめなとこが長所だと思ってきたので。でも、必ずしもそうではないかもしれないと思いました。最近、「自分で考える」ってことができなくなりつつあるようにも思っていたので…。この本に書かれてたことを頭の片隅に置いておきたいです。
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日本人に根深く浸透した無謬思考や減点法などの問題点を簡潔に書いてあった。自分自身これらは強く疑問に思っていたので、興味深く、一気に読み切った。
ただ、筆者が『まじめ』と形容している日本人には受け入れられない本だろうな、と思った。嫌いな人は嫌いだと思う。あまりにもバッサリ切り捨てているので笑
集団心理に染まって、『まじめ』状態に何の違和感も持たなくなる前に読めてよかった。既存の枠組みをまず疑う等、日々の生活から意識することの大切さに気付けた。
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日本人は全体的にまじめである。
この本では、「すべての前提を疑ってみる」「すべての前提を鵜呑みにしない」ことが大事であると強調されている。
日本ではこのようなクリティカルシンキングを誰も教えてくれず、従順であることが美徳とされている。
しかし、賢い人ほど「ふまじめ」であり、枠組みにハマらず、問題設定そのものを疑う。
また、上手くいっているビジネスは『徹底的にパクれ(略してTTP=Tettei Tekini Pakure)』というのが面白かった。笑
ビジネスにおいてはカンニングした後のクリエイティビティのほうが大事。
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好き嫌いが分かれる本だろうなぁ…というのが率直な感想。
ざっくり言うと、日本には「まじめ」に物事に取り組むがゆえに、
「結果」が出ていないことがたくさんあるよね。。という本。
結構、当たってると思ったり、
「イテテ」と耳が痛いところもあるのですが、
勝間さんは世の中の現象を
気持ちいいくらいに一言で言い切ってしまうので、
その中に含まれてしまった人は
とっても気分を害されたことでしょう。。
そのあたりも考えた上で、本を書けば
もう少し多くの人に評価されるような本になるのになぁ。。
というのが感想です。
その一方、ノウハウ本ではなくて、
自分の考えを述べて世の中に問うような本は、
ある程度ドラスティックに言い切ってしまって、
賛否両論お互いがバトるように
意識的に本を作っているのかなという感じがしました。
反論者からの突っ込みを恐れず、
思い切って「言い切る」という点で、参考になりました。
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まじめであることの弊害は、恐ろしいほど今の日本の世相を表してるよね。っていうことを書いた本だと思います。東日本大震災でまじめな人が起こした悲劇なんかも語られていて、読んでくとそうだよね絶対日本まずいよね\(^O^)/ってなります。
現にこの本の中でデフレ化でも頑張ってる例に挙げられてる某ゲーム企業2社だって、今はこの会社の下請けが割りを食ってる、なんて話を今日どっかの記事で見たぞ。。その真偽はわからないけど。
自分にも完全に耳が痛い話ばっかりでした。「なんでこの仕事やってるの?」「前の人がやってたから」とか。完全に論理的な理由じゃない。
あと、疑うには十分な知識と思考ロジックが必要らしい。訓練ですね。自分で考えることや発言することに責任を持つ。
あと「システム外に仲間を作ることを習慣にしましょう」「喜んで失敗しようとする姿勢を持つ」「よく遊べ」は激しく同意しまくる。前提を疑え。
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社会人になって資格取得の勉強することがあって、そのときの経験から「なんでも鵜呑みにせず、自分で考えること」ということに気づいてましたよ。
早いうちに気づくことができて本当によかったと思ってます。
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勝間和代さんの一貫したメッセージが読み取れる本。
まじめを全否定している本ではない。
罠の指摘だけをしている本ではない。
疑う=自分で考える
これからの日本を担うまじめな人に読んでほしい!
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・11/6 読了.Amazonのブックレビューと口コミに著者が登場して言い合いをしていたため、面白そうで読みたくなってしまった.こうやって新刊を早々と電子書籍で出してくれると非常に助かる.内容はなかなか面白く、自分の人生や境遇と照らし合わせて読めた.こういう風な意見を言う人は必要だ.実際人生なんてほんのちょっとの差でどう転ぶかわからないんだから.
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与えられた物事を黙々とこなすだけでは何も変わらない。
ルールや前提そのものを疑う力を持ち変えようとしなければいけない。だが、「まじめ」という一見美しいことばに惑わされ、変われないでいる自分を自己正当化しようとしている思考停止状態の人が多いのが現実。いろいろと気づかされ、また納得できる事がすごく多かった。
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たまにこのような”まじめ”信仰の人を見ないこともないが。。。マジメ信仰の裏にある、知的な怠け者”レイジー”と思考停止の弊害を解説。自分のあたまで考えようとセットで読めば、具体的なDOがわかっていいかも?。自分は子供の頃からマジメ・イイコの実害を横目にああにはナンねーぞと生きてきた一方で、実際そちらの方が評価される仕組みが多いことも事実だったので。なんともかんとも。
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帯に書かれている「3ヶ月で100点取る人、2日で80点取る人、どちらを評価しますか?」というキャッチに惹かれて購入。仕事もそうだなと最近思う。上司から頼まれたレポートを期限ぎりぎりで出すよりも、点数が低くても早く出した方が評価が高いからだ。完璧主義や理想主義も真面目人の特徴だと思おう。私も含めてその人たちは傷つくのが怖いいのだろう。共感出来る事が多い内容だった。続編がもう少しテクニカルな内容で12月には出るらしい!
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howing your true colours / Fran Tapia
日本は「出る杭は打たれる」国です。有名人になれば、ファンが生まれると同時に、アンチファンが生まれます。少数でも、アンチの憎悪のエネルギーはすさまじいです。
まじめの罠
「アンチカツマー」への対抗心が、本書の根底に流れるテーマとなっています。「有名人を叩く人々」を分析していくことで、日本で起きている多くの問題を説明できます。「まじめに仕事をしているわりには成果が出ていない人」が、成功者の足を引っ張ることで、日本全体のパフォーマンスを下げているのです。
P1050863.JPG
●努力すれば成功できると思ったら大間違い
まじめな人というのは「抜け道を探す」などという発想を持つことができません。
そして、与えられたやり方のみが唯一の正しい道だと考えそこでもしうまくいかないとキレてしまいます。
p50
例えば、ブログをアクセス数をアップさせるには、記事を毎日ポストすることが有効です。間違いありません。当ブログでも再三述べてきました。まじめな方々は毎日ブログを更新するでしょう。でも、一向にアクセス数は増えない...。おかしいじゃないかと、難癖をつけてくる方もいるでしょう。
でも良く考えてみてください。そもそも読者数が少ない段階で、幾ら記事をポストしたところで、アクセスは増えないのは当たり前です。ゼロに何をかけてもゼロなのです。どんなに渾身の記事を毎日更新しても、それだけではダメで、なにかしらの方法で広く注目されて、瞬間的にアクセスを増加させることが不可欠です。キャズム(溝)を越えるきっかけが必要なのです。
当然ながら、かなりエッジの効いた記事でないと、注目されることはありません。誰でも考え付くようなことを、ドヤ顔してポストしても、誰も読んでくれないのです。「1たす1は3です」くらい書かないと(*)、注目されることはないでしょう。でも、まじめな方々は「1たす1は2」のような記事を延々とポストし続けるのです。
Idiot With Binoculars / rileyroxx
●減点を生きがいにする人々
では、なぜ人々は何に対してもここまでの完璧さを要求し、要求される側も過度の完璧さを追い求めてしまうのでしょうか。
その根底にはやはり、多くの人が減点法で育てられてきてしまったという、教育の問題があると思います。
減点法に支配されている世界の中で育つと、毎日毎日、親や先生から欠点ばかりを指摘されて育つため、自分に自信がなくなり、欠点を埋め合わせることに意識が向くようになります。
それが、過剰な完璧さを求めるひとつの下地になるのです。
p56
素人運営の当ブログにですら、完璧さを求めてくる人がいます。誤字脱字を指摘してくれるのはありがたいのですが、それをダシにして人格否定をしてくるひどい方もいます。そんなことはまだマシな話で、有名人となれば、もっとひどいことを言われているはずです
「否定する」ことは簡単なのです。一部分だけ引っ張ってきて否定すれば、すべてを否定できます。自分の頭が良くなった錯覚に陥りやすい、麻���のようなものです。否定からは新しいことは何も生まれないことを、我々はよく理解しておくべきです。
flying people / marfis75
●実は彼らは上手く行っていない
私は、この世の中に差別や足の引っ張り合い、いじめなどがなくならないのは、「自分を満たすためのレクレーションとしての差別・批判・いじめ」が存在するからだと考えています。
「本来であれば自分はもっと他者から評価されるはずなのに、なかなか評価されない。だからこそ、自分をより持ち上げるために他者を落とす必要がある」というわけです。
そのため、落とす相手は、誰でも、何でもよくなります。少しでも差別したり、いじめることが正当化できそうな相手がいたら、まるで鬼の首でも取るかのように襲いかかります。
p100
わが身を振り返ってみても、人にイチャモンを付けたくなる時は、自分自身が上手く行っていないときが多いです。満足感で満たされていれば、人のことは気になりません。偉そうにネガティブコメントをつけて来る人は、実際は仕事で大失敗をして、年下の上司になじられていたりするわけです。
他人を攻撃してくる人は、実は痛いところを突かれているのです。そして自分を正当化するかわりに、他人を否定するのです。自己欺瞞です。ネガティブコメントのメカニズムを理解することで「スルー力」を向上できます。
People on the Blue Fire / Tambako the Jaguar
●「たまたま」は許せない人々
「まじめな人」の最大の欠点の一つが、こういった「勘」のようなものを忌み嫌い、無視することです。
根拠や権威がないと、それに従いたがらないのです。
結果として、自分自身の判断が送れてリスクを逆に増やしたり、チャンスを失ったり、行動を遅れを招いたりするのです。
p166
「あいつはたまたま上手く行っただけだ」という方は、世の中の仕組みを勘違いしています。まじめに一生懸命、長時間続けるよりも、0.5秒の瞬間的なひらめきが、大きな成功を生むのです。
ボーっとしていてもひらめきは生まれません。何か興味を持って、日々アンテナを立てておくことが大切です。「思いつき」や「ひらめき」は、決して偶然ではないのです。でも、まじめな人たちは、それが許せないのです。努力もせずに思いつきだけで成功するなんて汚いぞと。
「良い結果は、良いプロセスから生まれるもの」という、いわば「当たり前」の考え方に縛られています。良い結果が悪い(予想外)のプロセスから生まれることが、許せないのです。
高度成長期では、アメリカのコピーをしていれば結果が出たので、プロセス重視の考え方は重要でした。しかし、現在は何かヒットするか分からない時代です。予想外のチャンスもモノにしていく姿勢でいないと、成功はあっというまに過ぎ去ってしまいます。
慣習やルールに縛られず、現場で柔軟に立ち回り、目の前のチャンスをものにできる人材が評価される社会を望みます。
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前々から読んでみたいと思っていた勝間本。
当たり前の事を書いているが、それがなかなかできていないのが現状と感じた。
まじめにやるのはいいが、疑ってみることも必要。
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まじめが美徳とされる日本で、ついつい自分も陥ってしまっていることが多々あるなと、この本を読んであらためて気付かされた。
日本人の一種危ない傾向、「祭り上げ」と「神殺し」については、だいぶ昔から感じていたことだったから、著者の指摘にただただうなずくばかりだった。
何事も一面で捉えてはいけない、一歩引いて考えることが大事だと思う。
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闇雲にコツコツではなく、どうしたら効率をあげられるか?という議題に対してクリエイティブな努力をしよう。
少なくともこの本を手にとるひとは多少のメタ認知力がある。
問題はほんとうにまじめでメタ認知力の低い人。これはやばい。
そういう人にぜひ意識を高めていただきたいが、この本はおそらくその類のまじめな方々には響かないだろう。
彼らに己の弱点を気づいてもらうためにはどうしたらいいか?そこまで汲み取ることができなかったのは残念。