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現実は小説より奇なり。と言うが、この小説は、欧州のアングラの部分を描き出しているのではないかと思えるほどリアリティがあり、引き込まれていった。
ヨーロッパに対する憧れと、ユーロ崩壊とも思える昨今の出来事を見ていると、まだまだ知識が足りず、あこがれるべき組織体ではなかったのではないかとも思えてくる。ただ、この世の中に長きにわたって存在した文明はないのである。
話を本に戻すと、ストーリーは二転三転、どんでん返しで驚きの中、思ってもない方向へ転落していく。
価値観の中で一番重たいものは、見えるものではなく、見えないものであり、それは人それぞれ価値が変わるのである。
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サランデルのチートっぷりがひどくなってきた2の下巻。史実や実在の人物も出てくるのに、これは人外だろみたいなキャラまで出てきてハチャメチャです。だがそこがいい。
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いよいよスピードを増して話が進んでいき、リズベットの過去が徐々に明らかに。息もつかせない展開だが、物語はミレニアム3に続いていく…
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面白くないわけではないが、内容のわりに長すぎる。関係ない挿話や登場人物が多いし、第一、16才の少年から52才の熟女まで、みんなやたらセックスしてて、それが本筋と関係ないし。でも「つづく」みたいな終わり方になっているので、第三巻もそのうち読むと思います。
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リスベットが殺人犯として指名手配!ドラゴンタトゥに引き続き堂々の王道エンタメぶり。彼女が超人な理由が、8割がた明かされる。
それにしてもなんたる超人。あまりに鉄人。こんな終わり方で次はいったいどうなっちゃうのかと、さっそく最終部を買いに駅前の本屋に行ったら置いてなかった。あかんわーあの本屋。
子供の頃読んだ名探偵カッレくんと長靴下のピッピ(ピッピが好きだった)、こんなところで再会するとは思いませんでした。親切にスウェーデンとストックホルムの地図がついているが、一気読みしすぎてなかなかチェックできんかった。
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「火と戯れる女」と、なっていたので、結末を楽しみにしていたのですが、とどめをさすことが出来ず、残念。
第3部にも続いてるみたいなので、重傷のサランデルが心配です。
ミカエルは、今回、ほとんど役立たず。出番なしでした。ダグの本の行方や反響も気になるところ。
まだまだ、興味が尽きないです。
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リスベットの芯の強さ、目的を達するまでの貪欲さ、執念深さ。
友人に対する密かな優しさ。
すべてに惹かれる。
ザラがリスベットの父親って分かってビックリしたけどすぐ納得した。
リスベットの人生最悪な日も明らかになって、
どんどん謎が繋がって、
それをミカエルがどんどん追いかけて…
謎が解け出してから、スピーディーに展開した。
自分も一緒に車走らせよるくらいの気分になった!
すべてを終えたリスベットが二年ぶりに押した電話番号がミカエルのだったこと。
リスベットはなんでもひとりで成し遂げようとするけど
やっぱり心は誰かに寄り添いたい、普通の人間なんじゃと思ったら、泣きたいような嬉しいような…。
ミカエルが到着して死にかけとるリスベットを発見したとたん、突然あとがきが来たけど
一瞬考えたあとに、誰もがホッとする終わりだと思う。
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リスベット列伝下巻
怒涛の展開で、衝撃のラストまで一直線
でも最後、そこでってところで終わるのよ
そしたら次に続きますって…
あぁぁ〜もう止まらないヨ
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これくらいが刺激的なのかもしれないけど、ちょっと暴力的すぎるかな。。。タバコとエスプレッソマシンと別荘が欲しくなる。
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2012年1月15日読了。
リスベット、どこへ行った???と思ってたら、下巻はほとんどがリスペット視点。
このメリハリがいいです。
やっぱ、かっこいいわ、リスベット。
彼女の家族が凄すぎる。
ものすごく中途半端なところで終わったので、早く続きが読みたい。
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下まで読み終わった感想は、「あれ、終わっちゃったよ」という感じ。1のような終わり方を期待していると、拍子抜けする。
あとがきにもあったけど、本書は3とのつながりが大きいらしく、3まで読まないと正当な評価はできないようだ。
たしかにこの手のミステリをあまり読まない人にとっては、「予想外」の展開でハラハラドキドキなのだろうけど、私にとっては「想定の範囲内」であって、むしろ、こういう形しかないよなぁ・・・って感想だった。
説明が欲しい事柄が残されている。やはり3を読むしかなさそうだ。一冊を評価すると、4には行かない内容だと思う。
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ミレニアム3部作の2作目です。
1は完結し、2は1のその後になります。
そして、2は完結せずに3へと続いていきます。
相変わらず怖い描写もあるし、人が殺されたりするけれど、面白いです。
2は主にリスベットの過去に焦点が当てられます。
いったい彼女はどんな人生を歩んだがゆえに現在のような人物になったのか。
相変わらずリスベットはかわいい面もありますが、
2では余計にかっこいい人物にイメージが変化しました。
その一方で、彼女の変化も発見できます。
登場人物が彼女のことを変わったということもありますが、
彼女の描写を見ていると、慎重深さが少しなくなったかなって感じはしました。
ちょっとは人間らしくなったということなのかもしれません。
作中にフェルマーの定理というのが出てきます。
フェルマーの定理っていうのは数学のややこしい話で、
本編とは特に関係なく、2の作中でリスベットが趣味で取り組んでいるものです。
ただ、なにかしらの暗示は示しているのかもしれませんが、
フェルマーの定理自体が難しくて調べてみたけど、
いまいち私は理解できませんでした。
下巻の最後の方でリスベットはフェルマーの定理についての答えを見つけます。
そのときのリスベットの心境がなんかすごく切なかったです。
ほろりときます。
どんな気持ちだったかとかは書かれていないけど、
私はきっと絶望だと思います。
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点数としては4.5点くらい。
上巻に比べると下巻のスピード感は凄まじい。
畳み掛けるようにそれぞれの人物にクライマックスが待ち構えていて後半200ページはまさに一気読み必至。
終わり方がシリーズ物としても完璧で、読者はかならず次作を手に取りたくなるはず。
いやぁ面白かった‼
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「ミレニアム2 火と戯れる女」(スティーグ・ラーソン:ヘレンハルメ美穂 山田吉明 訳)上・下巻読み終わった。そのまま「ミレニアム3」へ突入。やめられない。止まらない。
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一巻の爽快感と謎を残した終わり方に煽りすぎな感じがしたけど、二巻はさらにおもしろい。
リスベットの謎が少しずつあきらかになっていく。一巻で触れられた【人生最悪の日】もあきらかになっていく。
謎だらけだったリスベットが急に近くに来てくれた感じで、ますます好きになっちゃいました。
エンディングがまた、気になる終わり方するもんだから、すぐ三巻購入時しちゃいました!
どーなるんだぁ!?