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紙の本
オーバースペックの代名詞
2012/02/18 16:12
11人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐伯洋一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
重点講義民訴が相変わらずもてはやされている。確かに本書重点講義は極めて深く学説が整理されている。これほどまで深く学説に拘泥した学術書はないかもしれない。
しかし、忘れてはいけないのは、本書で徹底的に整理されているのは、あくまでも学説であって判例ではないということである。新司法試験に向けて本書をひたすら読む人が多いという。しかし、新司法試験では実務家採用試験として、判例と事実の評価が重視されていることは周知の事実であり、民訴においても変わりはないことは公知の事実である。
判例も十分に押さえないうちに本書を通読しても、得るものは少なく労は多い。判例を十分に押さえたうえで本書を読むならば、民訴という学問の深層的な理解につながることは間違いない。しかし、そもそも判例を十分に押さえたといえるのは、学生レベルでは無理である。
結局、本書は学生「ごとき」が使うべき代物ではないのである。嫌な言い方だが、正直これを理解しなければ受からない試験などないし、逆に学術論文を書く場合には、重要文献ではあるものの、これだけではとても足りない。私は学術論文を書いた際にはドイツ語まで勉強したし、民訴は専門ではないが、おそらく本書は参考程度にとどまるであろう。
司法試験にむけて本書を読もうとする人は、本当に自分がそのレベルに到達しているのか、今一度自分を見つめ直したほうがいいと思う。それよりも、アルマなどで十分に通説判例といわれる基礎部分を固めたほうがはるかに有益であろう。
紙の本
辞書代わり
2015/09/12 13:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:となりのとまと - この投稿者のレビュー一覧を見る
分厚い基本書なので買うのに少し躊躇してしまいがちですが、内容は民訴を網羅しておりこれ1冊で十分だと思います。
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