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景子≒熊犬ノア
2022/09/08 08:12
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投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作では出会い、馴れ初めも分かった『ミステリアスなふたり』再登場。
軽く読めて、通勤途中にぴったり。
相変わらず、息もぴったりな二人。
冴え渡る景子の観察眼あってこそ、趣味が専業主婦な新太郎の推理が光ります。
脇役の二人も逸材です。
ビクビクしながらも『景ちゃん』呼びの間宮と、憶しても立ち直りの早い、機転が利く若手の生田。
なんたかんだで景子の良き相棒です。
最終話の設置に少し捻りがプラスされているのは、今作も同じでした。
夫婦仲よき、助け合い。
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職務中は「鉄の女」と呼ばれる美人警部補、でも夫の前ではデレデレの可愛い妻・景子と、それを世界でただ1人知る、イラストレーターでありながら名推理で妻を助ける、料理上手でクールな夫・新太郎。
前作同様ラブラブな2人にニヤニヤが止まりませんでした。事件の数だけ愛がある(笑)
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【収録作品】ヌイグルミはなぜ吊るされる?/捌くのは誰か?/なぜ庭師に頼まなかったか?/出勤当時の服装は?/彼女は誰を殺したか?/汚い部屋はいかに清掃されたか?/熊犬はなにを見たか?/京堂警部補に知らせますか?
このシリーズは結構好きなのだけど、あまり話題にならないのが残念。それこそアニメ化でもドラマ化でもできそうな気がするのだが。
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愛知県警の氷の女刑事が事件を解決して行く短編集。
旦那がイラストレーターで主夫。彼に相談するとズバリ推理してしまう。
簡潔なので深く楽しむ事はできないけど、キレは良かった。
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美人で「鉄の女」の異名を持つ警部補の妻、新進気鋭のイラストレータの夫。
妻から事件のあらましを聞き解決していく夫。いわゆる安楽椅子探偵型のストーリー。
独立した事件が8作収録されている。タイトルが事件を解決するために、確かめねばならないことになっている。解決してしまえば、大したことないことではあるが、なかなかわからない。
欲を言えば、夫の推理が外れ被害者が増えてしまうような物語が欲しかった。
次回作が早くよみたい。
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ミステリなふたりは高校生の時に読んだんだけど、それから10年以上…。続編でてないかなーっと気まぐれに探したら、出会えた一冊です。
あいかわらず、リズムのよさっていうか、読みやすさはピカイチ。ある描写は控えめになってて、なんか寂しい気もしたけどね(笑)でも、相変わらず仲よくミステリなふたりをやってる京堂夫妻が大好きです。
ゆっくりでいいから、3巻楽しみです。
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文庫にて再読。愛知県警で恐れられる敏腕刑事の景子とその主夫かつ安楽椅子探偵の新太郎が活躍するシリーズ第二弾。久しぶりに読んでも景子さんのデレっぷりが半端ないなあ。もっともこれでも前作よりは抑え目ですが(笑)。この回では景子さんが絡まず、新太郎一人で解決する短編があったりと色々なバリエーションがあったのも楽しめました。解説はなんと西澤保彦さん、はっちゃけて面白かったです。東京創元社のHPで連載中の続編が本になる日も楽しみにしています。
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「もっとミステリなふたり」
女優以上に美人かつ一瞥で人を竦ませる京堂景子警部補は難事件を数々解決。だが実際は、彼女の夫でイラストレーターの新太郎の名推理によるものだった。
「ミステリなふたり」の続編である「もっとミステリなふたり」。主人公は2人。職務中は鉄の女と呼ばれる女優以上に美しく妖艶な県警警部補・京堂景子と料理と家事が大好きな景子の夫イラストレーター新太郎です。この2人が事件に乗り出す・・・という訳では無く、事件を捜査する景子に新太郎がアドバイスする形で物語が進んでいきます。
テイストはミステリーですが、謎の密室事件を天才的な頭脳で解明したり凶悪犯を必死に追い詰めたりする2人の姿は見れません。しかし新太郎の図抜けた発想力が代わりに登場します、まあ少しあそこまで分かっちゃうの?って思いもしますけどw
個人的にこの「もっとミステリなふたり」は非常にささっと読めました。展開も程よくスピーディーで良かったです。
個人的に面白かったのは「出勤当時の服装は?」です。これは今回解説を担当している西澤氏も言っていることですが、冒頭でのある要素が最終的に良い感じで結果になっています。成程、こういう展開はミステリーでは新鮮かもしれないですね。この流れは良かったです。
また「ヌイグルミなぜ吊るされる?」と「捌くのは誰か?」は新太郎の主夫の強みが生かされた事件かなと思います。しかしこの犯人と工作はさすがにすぐ見抜かれそうだなと思いました。
計8本の短編が詰まった「もっとミステリなふたり」。とても読みやすいミステリーという感じです。
本格派事件の難解さを楽しむのではなく、景子の変わりぶりと新太郎の発想の絡みの展開を楽しめます。
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何度読んでも、オフになった状態の奥さんのデレっぷりがかわいいです。すっかり太田さんの作品が気に入っちゃいました。
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ミステリなふたりの三作目。
前の二作は既読。
この著者の作品の中では、まあまあ好きな程度。
女鬼刑事と兼業主夫のカップル、おびえる部下の刑事たちの
ワンパターンにちょっと煮詰まってきたかなー。
新太郎の手際のよい家事の片づけぶりがちょっとムカつく。
いや、自分がなまけ者なだけなのはわかってるんですが。
動物に対する暖かい視線が、良い意味で相変わらず。
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京堂景子と新太郎夫婦による安楽椅子探偵モノのミステリ第2弾。今回は40ページ程度の作品8本からなる連作ミステリとなっている。
文章のノリが肌に合わないのは1作目と変わらず。京堂景子の描写も,「こんなやついるか?」と思えるキャラクターなのも変わらない。そういった欠点はあるが,8つの短編はエンターテイメントとして十分楽しめるデキ。
ミステリとしてのデキは1作目の方が上だったように思うが,「熊犬はなにを見たのか?」など,トリックらしいトリックはないが,軽いエンターテイメントとして楽しめ,読後感も非常によかった。
1作目同様,寝る前に読んだり,出勤途中に電車で読むには最適な作品。★3で。
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図書館より。
さらりと読了。
シリーズモノだと初めて知ったよ。
久しぶりにミステリを読んだせいかのめり込めず。残念。
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ライトなミステリ短編集。シリーズ二作目らしい。一作目は未読。
事件はかる〜く解決するわけですが、状況設定が特殊で、魅力的な謎が多い。
解説が西澤保彦さんというのも、この作品の雰囲気と合っているように思う。
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先に3作目を読んで、1作目ときて本2作目。ちょっと変化球が多かったような気がする。
肩がこらないミステリーで、もっと続編があってもいいような気がする。
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事件そのものは全く残らないのに、サクサクと軽快に語られる幾つもの事件とその解決が妙に楽しい。京堂夫妻のキャラクターも一巻と同様なのに、むしろ胸焼け防止のようにやり取りは少し薄められて、且つ不思議とマンネリはしない。匙加減が絶妙なんだろうなあ。