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2011/10/16 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2015/12/2〜12/7
書物探偵シリーズ第2弾。いやいや、本当に好きな世界。今気づいたが、硬派版ビブリア古書堂か。第3弾がますます楽しみに。
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楽しかった!
本を巡るこのお話ホントに好きなんだよね
でもって大変な勉強にもなる
歴史があるからこそ貴重さを増す本たち。
だから近代史の参考資料は欠かせないんだよなー
まぁ、いくつか知らないっていうかそれを専門研究したのがなかったので図書館にお伺いたてねば
さて、次は何時出るのかな?
しかしやはり直感に従って買っておけば良かった……
この文庫待ちの切なさ!!!
読みたい……
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〜概要〜
赤城毅先生が書いた歴史ミステリー本。
書物狩人という国の政府や大企業から依頼を受け、世間に出れば大事になりかねない“秘密”をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段で入手する人物____その中でもナンバー1の実績を持つル・シャスールの物語。第二弾!!
〜目次〜
書庫に入りきらぬ本……フェデリコ・ガルシーア・ロルカの幻の詩集『グラナダ悲歌』
長い長い眠り……南満州鉄道株式会社の時刻表
愛された娘……家出娘が抱えていた古書(フランツィスク公爵家の由来を記したグラゴール文字の書物)
冷やしすぎた秘密……ナチス・ドイツの細菌戦マニュアル
〜感想〜
この中だったら『書庫に入りきらぬ本』『愛された娘』がオススメ。
『書庫に入りきらぬ本』のオチが本当にいい。
このシリーズの中だったら二番目に、オススメしたいぐらいいい。
ル・シャスールの敬意の払い方が小粋。
『愛された娘』は父娘の愛情が見所。
父親が娘を守るために色々と手を尽くしている。
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シリーズ2作目 短編集 4編収録
その世界では知らぬ者のいない程優秀な”書物狩人(ル・シャスール)”のナカライ。 彼に不可能はあるのか。
本書に収録された4編はどれも面白い。 ナカライの丁寧でありながらどこか人を食ったような物言いと、素晴らしい手腕で敵を欺き、力ではなくスマートに依頼をこなして行く所が愉快でたまらない。尊敬に値する人には、礼をつくす。ここら辺も好み。
何もかもが好みの本書を読んでいると、”書物”は財産なのだと改めて思います。 今回も真実に紛れた嘘に騙されつつ楽しく読みました。
古書は難しい。けれど本書は、アタシのような素人にも読みやすい親切設定(?)です。
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書物シリーズ、2作目。
1作目に引き続き読了。面白かった。最初、主人公のその特異な風貌にちょっと微妙な印象を持っていたのだが、今ではすっかり虜に。この風貌だからこそ、ル・シャスールに相応しいと思えるようになった。今作では、1章目の「書庫に入りきらぬ本」というタイトルからしてヤラれた。最後、そのタイトルの意味がわかったとき、その美しさに震えてしまった。どんでん返し的なミステリの面白さももちろんあるが、古書にまつわる歴史の深さ、文章の美しさも魅力的。