投稿元:
レビューを見る
18世紀初め、工場がはきだす煙とすすからうまれた霧のロンドン。霧のせいで朝なのに夕暮れのように暗い、そんな怪しい街が語られて、冒頭から話にひきこまれる。
矢で射抜かれ、死神のカードが残されるという連続殺人事件が起きる。そして友人が殺された。ハーカー博士とともに犯人を探そうと動き出したトム・マーロウ少年。
物語全体で、この当時のロンドンの雰囲気が伝わってくるね。
3部作らしい。続編もよみたい。
以前にレビュー書いたことありますが、この作家の、怖い話シリーズもおもしろいです。
投稿元:
レビューを見る
霧煙る18世紀ロンドンが舞台で、死神のカードが残される連続殺人事件が起こる。印刷工房の息子トムは事件に巻き込まれた親友の敵を討つためにハーカー博士とともに事件を調べる。
何にせよ舞台設定が秀逸です。時代が持つミステリアスな雰囲気が物語全体を包んでいます。ミステリというよりはサスペンス的な展開ですが、主人公トムの心境が細やかに描写されているので感情移入しながらトムとともに冒険できます。このドキドキ感は楽しいですね。
投稿元:
レビューを見る
えーっと・・・なんか・・・”モンタギュー”シリーズと同系のホラーかと思ったんですが…。
ロンドンを舞台にした不可思議殺人事件もの。うーん…残念。
投稿元:
レビューを見る
フリート街の印刷工房で働く少年トム・マーロウは、奇妙な連続殺人事件のうわさを耳にする。被害者の体は、矢で射抜かれ、現場には、一枚のカードがのこされていたという。そう、矢をにぎって狙いを定める死神が描かれた、不気味なカードが…。事件の真相にせまるトムに、恐ろしい影がしのびよる。18世紀の大都市ロンドンを舞台に、スリルあふれる冒険がはじまる。
投稿元:
レビューを見る
作者が「モンタギューおじさんの怖い話」クリス・プリーストリー、挿絵が佐竹美保さん。個人的に挿絵が佐竹美保さんで外れたことがありません。
中世のイギリスを舞台にした、ミステリー・サスペンス。その都度、実際の人物や歴史を題材にしていたり、歴史的な学びもあって面白いです。
軽く読めます。
投稿元:
レビューを見る
18世紀倫敦,弓矢による連続殺人事件。死体に残された死神カード。トム・マーロウはハーカー博士と共に友の死の真相追求。事件の鍵はモホーク族の青年。植民地のインディアン迫害の闇に埋もれた真相を知る。