コミュニケーション力を上げたい方へ
2012/01/25 08:57
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ロンドンNY - この投稿者のレビュー一覧を見る
新書版で安価で読みやすい上に、日本人の弱点を熟知したコミュニケーション学のプロによる著書。かゆい所に手が届く、という言葉が適切でしょうか。英語術にとどまらず、他人といかに上手にコミュニケーションをしていくか、この大きなテーマを考える際の助けになる一冊です。
語り口調に違和感はあるものの。。
2015/11/16 11:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:IGBS - この投稿者のレビュー一覧を見る
語り口が日本人な我々からすると、断定的で抵抗を感じる部分はある。
一方で、31の指摘のうち、過半数は確かに即効性のある技術だと感じられた。
意識的にできることと、習慣化しないと表出できないことはあるだろうが、この中からいくつかを、実際のコミュニケーションの中で実行することで、自信をつけていきたい。
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「英語で考えるスピーキング」「ワンランク上のビジネス英語術」で述べられたlコミュニケーションを円滑に成功裏に導くためのさまざまなtipsに加えて、本書では最新の研究情報をもとに、さらなるtipsを説明してくれる。著者の機転の利いたユーモアもちりばめられ、ためになり、なおかつ楽しめる良書である。個人的にはshall I ~? Would you please~? Would you put me through to~などの表現についての指摘にドキリとした。またそういった表現そのものだけではなく、ボディランゲージやアクセントのあり方、挨拶のあり方などストラテジーに関するtipsも多彩に掲載されており有意義な指摘にあふれている。著者のどんな場面でも読者を励まそうとするencouragingな言葉に勇気付けられること必至である。
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ビジネス英語に影響するので焦って買った本。アメリカ人の筆者は、日本人が普段使っている To whom it may concernとか、Please find the attached fileが、古語で、そう書くことはないとか、May IやShall Iも使った記憶がないと言う。確かにShall Iは、実は押し付けがましい意味になるとは聞いていたけれど、うーん、ネイティブに尋ねてみた方が良いかも。
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普段から、英語はなんとなく話せればいいものと思っていたのに、
この本を読んで、その意識を大きく変えたと思う。
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期待しているような内容ではなかったような....
内容としては、
代名詞を使うのは控えよう、とか、writingとlisteningの能力は全く別物だよ的なものでした。
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現代ビジネス英語の考え方、使い方の勘所を明快に説いてくれるだけではなく、コミュニケーション術として、言語を飛び越えて勉強になるしヒントになる、一挙両得な本。
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英語をよく読んでいると、He did itとかでもOKのときがあるが、会話ではこれでは訳分からないから、具体的に話すことが大切。
ファーストネームで呼ぶのは英語ではかなり早いが、自分か相手にファーストネームで呼んでいいか聞くのは疑問。
スターバックスでは同僚との関係づきあいも教えてくれるが、その一つは単純かつ強力な依頼表現 Could you do me a fover
英語コミュニケーションでは、会話の導入部やあいさつに時間をかけず、関心事を共有したり、考えや経験を伝えることに素早く移行してその後の本題を話し合う前のウォーミングアップが大切になる。日本ではハキハキしたあいさつが大切だが。
Oh my god は品位が疑われる。
●ボディランゲージとアイコンタクトが大切。ただしボディーランゲージは、話していることと対応していることが大切。
自己紹介で my name isは子どもっぽい。
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良書。結構勉強になる。今自分が何をしなくてはならないのか整理ができた。
私はとりあえず、基本の単語が使いこなせるようになろう。
英語とはあまり関係ないけど、なるほどと思ったこと。
人間には「快楽中枢」と「博愛中枢」があって、その二つが同時に動くことはないって。状況に応じてどちらかが活動して、人の行動を決定ずけると。
だから人に物を頼む時は、社会的な必要性に訴えるように頼んだ方が、金品を差し出したり将来の見返りを約束したりするよりも、その依頼を聞きいれてくれる可能性が高い、と。他人を扶助するという行動は、ほとんどの人々にとって満足できる報酬となり得る、と。
なるほど。
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[図書館]
読了:2014/6/6
日本語アクセントは実は強力な武器。弱いアクセントがある方が、母語で無いにもかかわらずここまで話せる、という信頼感につながる。ただしアクセントが強すぎると信頼感は下がる。
相槌にYes, yes...とばかり言っているとイエスマンだと思われる。
もう一冊の「グローバル思考の英会話」でも触れられてる、ピンポイントで適切な単語を使うことの重要さ。的確にイメージを伝えるためには、go down よりplunge の方が適切。句動詞は、含む意味が多い分、伝わるイメージも曖昧になる。
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対等にビジネスを行うための、英語を話す時の作法について述べたもの。ついつい日本人が出してしまう相槌、ジェスチャー、話し方のクセを指摘し、どのように変えていけば知的かつ積極性に溢れた好感のもてるものになるのか、ということについて解説している。
興味深い点がいくつかあって、例えば「沈黙は、コミュニケーションの重要な一部」(pp.05-6)とか、スピーチでよく使われる効果的なボディーランゲージとか、面白いと思った。ボディーランゲージについては、スピーチで欧米人がやってそう、だけど意識はしていなかったので、確かにやってみれば効果的かもしれない。例文もついていて、練習できる。あと逆に「欧米人を不安にさせるジェスチャー」、つまり面接で行儀よくしているとやる気がないと思われる、とか「答えられない時の逃げ方」とか。使える英語の表現などもコンパクトにまとめてあって、使えると思う。けどこの手の本は、なんか欧米人の押しつけがましい感じがして、好きになれないと思ってしまうのも事実なんだけど…。(14/06/07)
2023年7月、つまり1回目に読んでから9年後、また読んだ。もちろんまったく読んだことがない本だと思って読んでしまった。「日本人のうなずきは一般的に頻度が多く速度も速過ぎる」(p.189)から、「文自体ではなく、考えを理解できたこと」を示すために「たまに頭をゆっくりとタテに動かしてうなずくだけで十分」(同)とか、日本人は、発音の練習をするなら個々の音よりは「リズム、リンキング、そしてイントネーション」(p.212)を鍛えるべきだとか、sincereの意味(「私利、私欲を離れて」という意味はない、それを訳すならunselfishly and transparentlyこそ適当(p.180))とか、「日本市場に出回っている英語学習本の多くには、現代では誰も使わなくなってしまった時代遅れの英語表現が含まれている場合が、かなりの頻度である」(p.141)、とか、確かにその通りだよなあと思う。けど耳さわりが良い言葉で、〇〇さんは私が教えたらその後見違えるようにうまくなりました、そして最後は今あるのかどうか分からないテストやプログラムの宣伝、というのが本当に違和感。
英語の教員としてはpp.68-9の「最頻出イディオムのトップ10」とか役に立つかなあ。あとWould you please ~?は丁寧じゃない(p.100)とか?sincerityの代わりにintegrityという、「信念を貫く、高いモラル意識を持った性質」(p.180)、知性とエネルギーだけあってもintegrityがなければダメ、というのは面白いと思った。(23/07/16)
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図書館で偶然!!!目に止まって軽いしこれあと1冊くらい借りようかなと思って適当に選んだんだけど、本当に出会えてよかった本。毎日英語でやりとりしている営業2年目の私が読みましたが、気付かず使っていた表現が多々。え、本当?っていうのも結構ある。ちゃんと確認する必要あり。以下詳細。
・具体的に伝えること。(Heとかthatとか多用していないか)
・映画やテレビを英語で観るだけじゃスピーキングは上達しない。もう一歩進んで、字幕を見て出てきた単語を使ってみるとか、Summarizeしてみるとかが効果的。
・日常的挨拶上手になる
・ メールでは特にフォーマルにしたい場合を除いて、短縮系を多用せよ。日本人の英語はフォーマルすぎる。→これ本当に??お客さんも帰国子女の上司も短縮系は使ってない。ネイティブの人のメールをしばらく観察する。
・Oh my godはティーンエーンジャーしか使わない
・Iを使って話したほうが自分の功績につなげやすい→IとWeの使い分けは確かに難しい。もうちょっと勉強する必要あり。
・意味と連携したボディランゲージを使う大切さ。
・Please は説教している・へりくだっているイメージがあるらしい。特にWould you please ~? Could you please ~? が苛立っているように捉えられてしまうということ。→これも驚愕。最高級に丁寧なお願いの方法なのだと思ってた。たしかに帰国子女の上司は使わないかも。
・自分のスピーキングを録音して聞くべき。
・May I have-?とコーヒーを頼むひとはもういない。→May I have your name?はあり???
・Shall I〜?はシェイクスピア。 Can I/Should I? に言い換える。
・As per my precious email のper はもう使われていない→これもびっくり。使っている人いっぱいいるきがする・・
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世界最高峰の大学の1つに数えられるアメリカ東海岸のイェール大学で学び、同校のMBAコースなどで教鞭を執る言語学者のウィリアム・ヴァンス博士が、世界中から集まって来る留学生たちに贈るコミュニケーション講義。文法やボキャブラリー(語彙・ごい)を超えた別次元の英語力を身に付ける方法を伝授する。代名詞の使い方やボディランゲージのような技術的なテクニックに加え、日本語アクセントの英語が実は強力な武器になるという事実や、答えられないような質問を受けた時の脱出法などを「言葉のプロ」が簡単で心地良い英語を使って解説する。英語力を飛躍的に伸ばすような、日本では誰も教えてくれないノウハウが満載。