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4巻目。最終巻です。
やっと、婚儀が行われます。
が、その前には試練もあり、きな臭い話もありですが、そこは無事クリアして、幸せな結婚式が行われました。
ティークの兄弟たちも勢揃い。
今まで出てこなかった王子たちも出てきてて、晩餐のときの兄弟げんかとそれを止めた王妃様のすごさは実は王様以上だったかも。
結婚を認められるには、山を登り精霊の座に向かわなければならなかったんですけど、その前に行われた会合でのティークの話は、切ないです。ユフトを捨ててもサミュアを取ると言われたら、うれしいと思う反面、ティークの気持ちを思うと、サミュアに取ってももどかしいものだったと思います。
結局精霊の座に向かうことになったティークとサミュアですが、たどり着いた先で、毒に倒れたティーク。助けを呼びに行く間に、着付けとして行った行動が、ユフトにとっては信じられないものだったっていうのは、なんか面白かったです。確かに犬はハッカのにおいは嫌いかも。
第一王子のセムセド様は、サミュアが大きいから精霊の座にすぐに行けると思っていたみたいで、意外と変なところで抜けてるなぁ、なんて。
4巻で終わりは残念ですが、ダラダラと長く続くよりは、ここらでキリより終わっていいと思います。
次作も期待しています。
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あとがきの「わんこ盛り兄弟」にうっかり噴いた……。
うん、まあ、そういう感じだったけど。
途中、予想とは違う方向に行ってしまったので脱落しかけたのだが、大団円で何よりです。
私は、こういう朴念仁的なヒーローが好きだ。
でも、途中からすごい素直になったよね(笑)。
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獣王子も無事完結。
王子のわんこの兄弟や新しい種族が出てきたり。
もっと早くから出してくれてもよかったのにと思ってしまう。