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建築業界で働いているので、
感情移入して読んでしまった...。
ドラマ化もしてたんですね。
配役だけ見ましたが、なかなかピッタリ(笑)
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ゼネコン、談合などなじみのない世界で、会社の中で生きるサラリーマンを平太を通してすごいドラマをみせてくれた。すごくページ数が多かったが、一気に読めた。
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池井戸さん、いいですね。
600ページを超える大作でしたが、あっという間に読み終えました。
面白い!
私も入札(建設ではないが)に参加したことありますが、あの緊張感はたまらんです(もちろん「ガチンコ」です)
一つ注文つけるとしたら、主人公が若すぎるかなぁ。
入社4年目のいわばヒヨッコがあそこまで調整(談合)のドンや同業者のおっさんらと堂々と立ち振る舞えるもんかねぇ。
星5つ!!
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下町ロケットに負けず劣らずとても面白いです。
現実味という意味ではこちらのほうがあるかも。とにかくお勧めできる本です。
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わかってるようで意外とわかっていない、ゼネコンと談合にがテーマの作品。
企業小説というと堅く難しいイメージがあるけども、池井戸潤の作品はいつも読みやすく面白い。
この『鉄の骨』も、実に巧みなストーリー展開で一気に読むことが出来た。
僕らが考える常識と、企業の中で生き抜くための常識は大きく違う。
何が正しくて何が正しくないのか。企業の利益と社会の利益。
そのジレンマがもどかしく、そこで働く人々は、僕ら読み手が生きる世界とも大きく重なる。
気づけば主人公を応援するかのように読んでいて一喜一憂していた。
読後の爽快感は最高。全ての働く人たちに読んでもらいたい一冊。
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面白かった
働くうちに自分の価値観がかわっていくっていう段階には自分も、友人もまだいってはいないと思うんだけど今後はどーだろうか
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[BOOKデータベースより]
中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は“談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署だった。今度の地下鉄工事を取らないと、ウチが傾く―技術力を武器に真正面から入札に挑もうとする平太らの前に「談合」の壁が。組織に殉じるか、正義を信じるか。吉川英治文学新人賞に輝いた白熱の人間ドラマ。
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「談合」をテーマにした小説。ミステリーのようなテンポで進み、最後まで一気に読んでしまった。自分も働きだしたら少しずつ考え方が変わっていくのだろうか。
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企業と企業の交渉の場面や入札の場面などは、とても緊張感や迫力を感じられた。
また、「談合」について考えたこともなかったが、考えるきっかけを与えてくれた。
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検察側じゃなくて談合する側目線というのは面白いけれど、検察や銀行も出て来て夫々の思惑が重なったことで、少し物足りなかった。
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まずは建設業界と縁遠いため、この業界のことを
知ることができるという意味で大変興味深い内容であった。
またそれぞれが抱える理想と現実の中での葛藤
そして現実の生活の中で、もがいている中でいつの間にか築かれていく非常識な常識。純粋に怖いと感じた。
自分自身の中でも、いつの間にか築かれていた価値観がないか
もう一度振り返ってみたいと感じた。
そして二人の男性の間で揺れる心。非常に同意できた。
様々な価値観に触れるうちに、心地よいと思っていたものが
足りないと感じ、いつの間にか偽った自分を自分自身だと思い込んでしまう。その中で、何か「本当の自分」なのかを見つけること、何があってもぶれることのない自分の価値観を見つけ出すことが、重要だと感じた。
それが見つかったとき、周りの環境に流されず、業界の中の非常識な常識にも負けることない強い心を持つことができるのだと感じた。
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談合の話。ニュースで耳にする談合と言うものがどのように行われているか、業界の体質など興味深い。小説としても面白く楽しく読めた。
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談合、彼女、検察・・・
いろんな問題が入り混じる。
業界の勉強にもなって、話としてもおもしろかった。
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池井戸潤の作品で、ずっと読みたかったのだけど、やっと文庫本になったので購入。年末年始NY旅行の最中に読みました。面白かった、というか、建設業界の談合についてわかりやすかったな。相変わらず池井戸潤作品は勧善懲悪なので安心して読める。
建設業界や談合についてわかりやすかっただけではなく、サラリーマンの悲哀的なものも感じましたな。。。
「サラリーマンは部品だ」と言い切られると、サラリーマンとしては複雑。まぁ、確かにそうなんだけど。
「サラリーマンは『自分がいないと仕事がまわらない』と思いがちだけれども、そうではなくて代わりはいくらでもいる。ただ、その人がその位置にいるから他の人がやらないだけだ」的な台詞があって、確かにそうだな〜、と思った。
それは、自分の仕事がどうでもいい、ということではなくて、そのポジションにあった責任を果たさないといけないんだなーと思った。
ただ、経済小説の常として、相変わらず女性が活躍しないのがほんと残念。仕事のできる美人じゃない女性、というのが活躍する経済小説を読んでみたい。
ちなみに、主人公の平太は、NHKでは小池徹平が演じたらしいけど、ちょっとイメージ違うかなぁ…。
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下町ロケットを読んでから池井戸さんの本に結構はまっている。
これは吉川英治文学新人賞を受賞しているらしい。
で、話としてはゼネコンの談合問題をいつものごとく「まっすぐな」主人公が挑んでいく。
でも、この人の「まっすぐ」は世の中の不条理なこともわかったうえで、それでどうするか、だからいいんですよねー。
談合そのものの是非、というより、「問題に立ち向かう人間」の強さ弱さがわかるんですよね。