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2011/11/20 Amazonより届く。
2011/12/7〜12/8
奏者水滸伝シリーズ最終巻。
古丹の故郷,北海道へのツアーに出かけた4人は,図らずも極秘の使用済み核燃料処理実験反対運動に巻き込まれる。いつもながらのスリリングな演奏シーンと血湧き肉躍る格闘シーンが楽しめる。
原子力災害に悩まされるこの時期に旧刊であるこのシリーズ最終作が発刊されるのも何かの縁であろうか。4人の活躍をもう読めないのが寂しい。
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シリーズ完結編。四人は北海道ツアーに出たが・・・
原発問題が、わかりやすく絡めてあったりでいいんだけど、やっぱりコレで終わりって言うのは、突然すぎやしないか。
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今までとは毛色の違う作品で、新人類委員会は出てこない。この巻は原発の問題をテーマにしていて、今読むには適している。
恐らくこの巻があるから再発刊したんじゃないかな。話としてはそんなに引き込まれないが、最終巻だから読まないと。
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#読了。奏者水滸伝シリーズ。知らぬ間に原子力関連問題の渦中に巻き込まれていた4人の最後の戦いが始まる。今でこそ、当たり前のように論じられる問題なのだが、20年以上前に書いていたのはさすが。
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奏者水滸伝シリーズ最終巻か~
古丹さん縁の地である北海道で行こなわれるツアー。
当然何も起こらない訳はなく、知らないうちに原発絡みの深刻な事件に巻き込まれる。
刊行は1989年だけど東日本大震災後の今読むと絵空事とは思えず、凄く怖い。
赤城さんと本郷さんがまともで良かったと本当に思う。
やっぱりアクションシーンは爽快です。
これで終わりって寂しいな。
他はSTシリーズ以外読んでないので次は何を読もうか迷う。
読む度に田中芳樹の創竜伝を思い出す。
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シリーズもついに最終作。今回は原子力発電の廃棄物処理をめぐる物語で、四人と赤城がなんと対立する関係に。
巻末の解説にも書かれているとおり、東日本大震災により、この話しの内容はより一層現実的なものであるなと感じられます。そしても今も直面している問題ですね。
ストーリーのなかでは木喰が古丹に説く二つの「道理」の部分が印象に残りました。羅漢の四人、そして赤城も本郷も「天の道理」に従おうとするその姿が、単なるロボットのように任務をこなそうとするR部隊と対照的で、爽快さ、いや、そういったものを超えた人としての「在り方」を感じさせてくれる活躍に読んでいるほうも、ちょっぴり熱くなる、そんな内容でした。
四人の活躍は相変わらずでしたが、赤城、そして本郷の振る舞いは”粋”でしたね。