紙の本
聖書は皆のために
2016/09/13 23:11
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投稿者:ネコのももちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
もちろん標準的な聖書も良いのだけど、山浦先生の聖書を読むと、言葉がより熱い血の通ったものとして心に入ってきます。山浦先生は医師としての仕事をしながら、きちんとギリシア語を学ぶところから始めてこの本を出され、また東日本大震災を経験され…学術的なものを超えた、熱い魂が込められています。
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投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本田哲郎訳みたいな訳者の「神学」を訳文に取り入れてはないにしろ、話者が話していると見做した言葉を日本語の方言として「訳している」のが、どうも馴染めない。訳者の友人にはアンナ・アフマートヴァの詩集を和歌として訳した人がいるとの事だが、彼女のロシア語の詩を三十一文字に置き換える技巧は面白いけれど、上手く合うのだろうか?、と思ったのと同じだ。
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聖書です、ただし全く新しい訳。ケセン語訳聖書で有名な著者が、日本人が親しみやすく、腑に落ちる新しい聖書を創られました。お住まいの地は気仙沼。まさに「みちのく」からの発信です。こんな時代だからこそ神を思い、神と共に生きるために読みたい本です。日本各地の方言がちりばめられた試みはとても面白く、ついつい引き込まれてしまいます。必読の書としてお勧めします。
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山浦玄嗣先生を囲む会に参加しました。
山浦先生は、ケセン語で新約聖書を翻訳しています。
今度は、2000年前のユダヤ社会を日本の幕末期に時代を移して、
新約聖書を翻訳しました。
ガリラヤ出身のイエスとその仲間は、
東北地方の農民の言葉でしゃべります。
イエスは仲間内では方言まるだしですが、
お説教をするときや階級が上の人と話すときは、
公用語(幕末の武家言葉)を使います。
ヘロデは大名言葉。
イェルサレムの人々は京言葉。
商人は大阪弁。
ローマ人は鹿児島弁。
という具合に、全国各地の多彩な方言が飛び交います。
イー・ピックス出版 http://www.epix.co.jp/ から刊行されています。
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囲む会で、山浦先生から、強い言葉をもらいました。
【津波でなくとも人は死ぬ。
人は死ぬから次の世代が育つ。
人は死ななければならない。
人が人である以上、死ぬことは避けられない。
それが津波で死んだからと言って、特別扱いをしてはならない】
(2012年2月15日)
ヨハネに入りました。
こんなに素敵なヨハネは初めてだ。
読み終えました。
大した仕事です。
(2012年2月18日)
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カトリック東京教区司教幸田和生師のお勧めです。
http://nativitas.blog130.fc2.com/
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御言葉の意味がわかりやすく表現されていて、また時代の背景や補足説明が記載してありとてもよみやすかった!
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気仙沼地方の訛りで話すイエスというユニークな「ケセン語訳」を出した著者が、新たに”ケセン語”以外の方言も取り入れた「セケン語訳」。一部の訳語に違和感を覚えることもあるし、楷書体にして挿入している”本文注”もうるさく感じる場面もあるが、イエスの説教や喩え話の訳し方がユニークで色々と発見も多かった。「新約聖書」の中の「福音書」のみであるし、解釈もかなり独特なところが多いが、「正統」な新共同訳やフランシスコ会訳に目を通した上でのセカンドチョイスならこれでもありかもしれない。