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すべてのトピックスが科学雑誌に書いてあるようなことばかりで、著者ならではの視点、見たことも聞いたことも無い話は一つも無い。
対象年齢が低かったのだろう、小中学生が天文学に興味を持つきっかけなら何とか。
有名学者だから出版できたのであって、同レベルのものは気の利いた大学生なら書ける、天文トピックスのまとめレポート。
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前回の作品よりは眠くなってしまう感じが...すごくわかりやすく地球外生命体の存在、それを探そうとする人達の熱意が伝わってくる作品。
フェルミ推定は個人的に好きw
また地球と同じような大きさ、環境がある星があることに驚き。
読んでなかったら思いにふけるネタがなかったように思える作品でした。
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「地球外生命」は存在するのか--~1みんな,どこにいるのだろう(フェルミのパラドックス):2火星に生命は棲んでいるのか:3地球の生命はどこからやって来たのか:4第二の地球はいくつあるのか:5私は宇宙人と出会えるのか~地球物理学者。N=R*×fp×Ne×fl×fc×L
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著者はビックバンの前段階に関するインフレーション理論の提唱者であり、物理学・宇宙論に関する啓蒙家としても知られる。世に宇宙に関する本は多いが一冊丸ごと地球外生命というのは珍しい。最近の科学は高度に専門化されており研究者の本を読んでも全体像が把握し辛い傾向にある。著者は最新の天文学的成果を縦横に駆使し宇宙と生命の関係について鮮やかに描いてみせる。但、著者は宇宙生物学の専門家ではない為、この分野の最新仮説を期待する向きには少し物足りないかもしれない。それと最終章がちょっと駆け足気味。もう少し書いてほしかった。
積読を減らさにゃならんのに、思わず衝動買い!^^;でも、佐藤勝彦は宇宙本の安心ブランド。 2012年09月15日
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面白かったー♪
宇宙のことを考えるということは物理学にとどまらず
生物・化学から、幅広いことを学ぶことなのかとわくわくしました。
そして最後の文章がうまかった。
読み終えてよかった~と思えました(,,・ω・,,)
スケールの大きな物事を考えさせてくれました。
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ブックカフェにて呼んでみた。
地球外生命体はいるのか、いるとしたらどういう姿をしていてどうやったら出会えるのかというのを描いている本。
最初の方はちょっと科学的に論じてるけど後半になるにつれ空想がかってきておもしろい。
地球外生命体探すのに、地球の生命の論理に則って考えるのはナンセンス・・・
と思ってる私にとっては土星の衛星の話が一番面白かった。
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副題にあるように、「地球外生命」は存在するのか?ということについて、くわしく語られています。
テーマはわくわくするようなものだけど、内容はかなり専門的で難しい。
寝る前にベッドで読んでいると確実に眠くなってしまう。
でも、SF的ロマンやファンタジー心をくすぐるような話もあり、いつかいつか宇宙のどこかで生命の存在を見つけられたらいいなと思う。
そして、地球という惑星の誕生と私たち人類の進化は、様々な必然条件を満たしたうえでの奇跡のようなものなんだなーと思うと、すごいロマンチックな気分になります。
まぁでも、きっとどこかに高度な文明と科学技術を持った知的生命体は存在する気がします。
わたしが彼らと出会う可能性はないとしてもね。
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娘が図書館で借りてきて面白そうなので読んで見た。
地球に生命が誕生するために木星が大事な役割を果たしていたり、太陽系外の惑星の撮像に始めて成功したのも2008年だったり知らないことが多かった。
木星や土星も今の位置より太陽に近くに移動していたことも。
月の大きさも小さすぎると生命が誕生しなかった可能性もあることがわかりやすく説明されていた。
まさしく奇跡の地球。
宇宙の時間軸で見ると今の地球上の気候の変化は微々たるもの。
気持ちが大きくなった。
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前作の[眠れなくなる宇宙の話]の方が、読みやすかったなあっと思った。
地球外生命に話を特化したせいかな?
とはいえ、系外惑星に関しての話は面白く、読みごたえはありました。
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著者の佐藤勝彦さんは宇宙物理学者で、
インフレーション理論の提唱者です。
つまり専門は宇宙論。
なので地球外生命といった話は専門外なのですが、
そんなことは感じさせません。
広く、そしてある程度深く、
ポイントを絞ってまとめられていると思います。
何より、第○夜という形で話題ごとに話が完結するようまとめられているので、読みやすいですね。
文章も引き込まれるような書き方で、
まさに眠れなくなるかもしれません(笑)
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宇宙物理の大家とは思えぬくだけた内容。
退官の影響もあるのか、ご本人の興味を存分に披露している感じ。
しかし宇宙は色んな意味で広く深い、まさに眠れなくなる知的欲求の対象ですな。
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「みんなどこにいるんだろう?"Where is everybody?"」イタリアの物理学者フェルミの言葉。みんな、とは地球外生命体のこと。
ともすればSF小説や映画の中でファンタジーとして語られる地球外生命体の存在の可否を検証してきた歴史を紹介する本。
宇宙のでき方、地球のでき方がわかりやすく説明されている。
地球みたいな惑星ができることがどんなに確率として低いとしても、知的生命体が存在しないという証明にはならないし、今なくても過去にあったかもしれないし、将来起こるかもしれない、ということが真面目に語られている。
物理学がなんのためにあるのかさっぱりわからなかった、高校生のときに読みたかったな、と思う。
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宇宙に地球外生命は存在するのかを題材に、地球生命の起源から地球外生命との交信に係る取り組み「SETI」などを論じた。すごくわかりやすくて、おもしろい。
個人的に一番興味深かったのは、宇宙の中に地球型惑星も多く存在することがわかってきたということ。その中にはハビタブルゾーンに存在する地球型惑星もあるだろうし、中には生命が誕生している惑星もあるかもしれない・・・。また火星や土星の衛星にも生命がいるかもしれないとの知見が紹介されており、メタンの海にも生命は存在できるのかな・・・など、興味は絶えません。
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2011年の刊行だけど、何気に知らなかった、テレビとかでも触れている事象でも説明が省かれていたり、使われない用語があったりで、面白い。
楽しめました!
同系統のテレビ番組とかを好きで見ていれば、「全く知らなかった大きな何か」ってのは無いが、背景にある様々な科学者たちの思索や、長期に渡る観測が一見無駄に終わったかに見えたり...なんて地味な話題はテレビじゃ扱われない。
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「地球外生命は存在するのか」というテーマを軸に、宇宙や地球の始まりや、第二の地球、宇宙人との交流に至るまで、現在有力とされている説を交えて紹介している一冊。