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震災前後の話。
まじめに怒る人っていなくなったなぁと思う今日この頃。
さださん,いつも怒ったり,嘆いたり,憂いたり,
忙しいけど,いつも一生懸命。
こういう大人が増えなくちゃいけないよね。
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僕のエネルギー源は元気力エネルギーによる「歌力発電」!だ。音楽は微力だが決して無力ではない、と被災地から教わった・・・と、語る。2009年から2011年3月11以降に亘り「テレビ・ステーション」誌に連載されたコラムをまとめた65編の元気のでる熱いエッセイ集。
十津川村のある人物が、さだまさしの歌だけ聴かせて育てる「まさシイタケ」是非味わってみたいものだ。
自分の好きな桜の樹を一本決めることだ、と。生きていれば毎年いろんなことがある。その花が咲いたら会いに来て、この一年間に起きたこと、喜びや悲しみを胸の中で語りかけながら桜と向かい合って一献傾けるのだ。それを「桜人」と呼ぶのだ。偉大な作曲家・指揮者だった山本直純さんから教わったのだと、さださんは実行されていると語る。
NHKの番組「鶴瓶の家族に乾杯」で被災地、石巻で前に出会った人を再訪問するというもので、鶴瓶さんから声を掛けられたさださんがロケに合流し、かつてコンサートを開催した市民会館や避難所となっているお寺を訪ねる様子が書かれている。
以下引用→「生き残った人間が頑張らなきゃ、という気に満ちていたが、なかにはついほろり、と本音を漏らす人もいる。僕と二人きりになったとき、僕の手をぎゅっと握りしめて泣いた人もいた。僕と同年代の男性だった。家族も孫も持っていかれた。昨日、かみさんの車がみつかったが残念だがそこにはいなかった。毎日泣いているよ、と小声で告白した。僕は一緒に泣くことしかできなかった。」と・・・・・。
実は、このとき放送された番組を観ていたので、テレビでは語られなかったこんな裏話というかエピソードがあったんだって、読んでいたら不覚にも涙が溢れてきてしまった。未曾有の大震災からあしたで1年になろうとしている。本書と同名の曲「いのちの理由」が心に沁みる。合掌。
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政治や震災についての辛口コラム。
小泉前首相のことが心底お嫌いらしい。
【図書館・初読・3/15読了】