電子書籍
面白い!
2022/09/19 20:25
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投稿者:beni - この投稿者のレビュー一覧を見る
偶然、手に取って読んだのだが、えらく面白かった。
作者が猟師になろうと思ったのは
実の祖父が猟師だったのではなく、周りに子供が少なくて、
遊んでくれていたのが近所に住む猟師のお爺ちゃんで、色んなことを教えてくれたから、というのが、またいい。
お爺ちゃんはシベリアに抑留されていたそうで、御苦労された方。
よくぞ、こんな作者を世に遺してくれた。有難う。
現在、日本に猟師が何人いるのか全く知らないが、
未来永劫、この方々が伸び伸びと猟ができる日本であって欲しいと思う。
電子書籍
全巻大人買いして、折々に楽しみたい漫画
2021/07/18 00:53
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投稿者:gaudy - この投稿者のレビュー一覧を見る
殺すことだけが目的の猟は好きではないが、食べるための猟はアリだと思っている。田舎住まいなのでシーズンになると猟に出かける人も周りにいるし、その猟果の鹿肉を頂戴したこともある。大昔の子どもの頃には、叔父さんが撃ったキジやヤマドリを持って来てくれた(味は忘れた)。
ただそうやって猟果のおこぼれにあずかってはいても自分では猟はしないし、猟に同行したこともないので、この「山賊ダイアリー」でいろいろな猟の一部始終を読めたのはすごく面白かったし、興味深かった。
各エピソードを淡々と描いているのもいいし、絵が漫画的に省略の効いた画なのもいい。これが劇画調の密に描き込んだ画だったら、雰囲気はまったく違っただろう。ゴルゴ13みたいな主人公が、藪陰からスナイパーみたいにスコープを覗いてて、でも標的は向こうの原っぱで跳ねてる野兎だったりしたら、なんかちょっと締まらないというか、拍子抜けするもんね。
全巻大人買いして、折々に渋茶でも飲みながら楽しみたい漫画。あるいは状況が許すなら、猟に挑戦!もいいかも。
紙の本
淡々と進む
2021/02/21 21:33
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投稿者:ぱぴぱぴこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
猟師やジビエに興味があるなら、是非オススメの作品。
猟に加えて、銃の免許の話もあります。全然、知らないので、勉強になりました。
電子書籍
山賊!?!?
2018/08/01 05:57
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投稿者:じぇい - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルのインパクトで買っていただきたい一品。
狩猟に関する作者のアレコレの工夫や
ジビエを超えたバーバリアン的な食指
猟期のエピソードから猟期外のエピソードまで
中々読み応えがあります。
ちょっと猟師になるたくなるかも…?
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「《まったり田舎ライフ,ただしガチでハンティング》みたいな!」
最近マイブームの「ジビエ(野生肉)」の文字が帯にあったので衝動買い.
思った通りお腹が減る内容です.
読み終わってからネットを徘徊していると結構「残酷」とか「野蛮」と感じる人もたくさんいてびっくり.「こんな生活したい人いるの?」とか言っていますが,正直趣味として結構面白そうなんですけど.むしろ殺生に対するそうしたエゴイスティックな嫌悪の方が...とか言っていると長くなるので省略.
まぁ,こういうことを生業にしている人がいるということには驚きましたがね.
結論:社会人になったら趣味でやってみたい.今の時代にこういう世界もまだあるんだと気づく.ジビエ美味しそうです.
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若干、絵が拙い感もあるが、逆に、そこから作者の奪い、食した命への尊敬の念を感じた
正直、あまり期待せずに買ったのだが、思ったよりも面白く、引き込まれた
読み終わった後、ちょっと申し訳ない気持ちになる
一度、作者に会い、お話を直に聞いてみたい、と思った(正直に言えば、狩った獣の肉をご馳走していただきたい)
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岡山県北で新人猟師となった主人公、毎日何かしらの獲物を追うという山賊暮らしを淡々とした画風で紹介していく。昔ながらの自然に対する畏敬の念や里と野生との距離感といった、現代社会が忘れかけた要素をそれとなく思い起こさせてくれる。
大げさにする必要もなく、また忌み嫌うわけでもなく、ちょっと前までは当たり前だった命のやり取りをまっすぐに捉える作品が大衆誌に登場したのは時代の流れか。我々が活動しているエリアからも近いので、是非会いにいきたいと思う。
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これは良い!面白かった。
山賊だし何だか殺すのを楽しみにしている漫画だと嫌だなと思っていたけど大丈夫!この作者さんは「食べる」ことが前提です。素敵!
そして解体して調理もしちゃう素敵×素敵!!
獲物はウサギ・キジバト・イノシシ・カモ・カラスにマムシにウナギまで出てきたきゃー♪
次巻は夏!イノシシ自分で獲れたのかな。すごく楽しみです♬
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『とりぱん』の猟師バージョン(笑)。
エッセイ漫画、扱ってる動物が主に鳥、そして発売日が同じということで、あえて『とりぱん』とくらべて語らせてもらいますと、うーん、絵柄は『とりぱん』に比べてもう一つなので、購入するのにちょっと迷いました。
ただ、丁寧に書かれているので、猟の様子や解体の作業が「これどうなってるんだろう?」と思うのがなかったのが良い。特に解体は変にリアルじゃない分見やすいかも?
お話は、思いがけず爆笑するシーンがあったりして面白かったです。銃を持って山に行って猟をする〜という、珍しいシチュエーションにわくわくする、という以上の面白さがちゃんと描かれていて、これは意外でした。いわゆる嬉しい誤算。
料理を自分で作って、食べた感想を書いてくれているのも嬉しいです。鳩とか烏って、全然想像出来ないし。
猟に関しては,この人めっちゃ腕がいいように思うんですが、やはりこれくらいでなければ猟師は勤まらないんでしょうね。スコープ付けてても40m先の獲物に立射で当てるんだから…
私もいつかは自分の銃を持って猟をしてみたいけど、まずはビームで2段くらい余裕で撃てるようにしないといけませんね。
しかし、それ以前に極寒の山に入ることができないのでやっぱり無理か(笑)。
そういえば、射撃場って火気厳禁な上、お金がなくてろくにエアコンも使ってもらえないので、冬の練習は地獄でした(射撃場への道が雪で封鎖される程の山奥にあるというのもあるかも)。
あれって、いざ猟をするときの心構えみたいなものだったんでしょうか(多分違う)。
そういえば、作者は随分簡単に銃の許可を取れていますが、大阪や兵庫は所持許可証を取るのも一苦労だそうです。コレも地域柄というやつですかね。
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漫画家兼漁師の著者による狩猟とジビエの実録漫画。
生き物を殺して食べるという事で心を痛める事はないなという気になる。犬でも猫でも鯨でも美味ければ食べる。
ただ、自分で解体するとなると心理的抵抗が伴うので、食肉業者、調理士といった職の人には感謝を忘れないようにする。
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朝日の書評に載ってたから書店で見つけて即買い。これまでは、店で買えるのにわざわざ狩猟をする人は殺しの好きな人でないかとの偏見を持っていたが(スミマセン)、本書で認識がガラリと変わった。狩猟は優れた文化なのだ。作者がマナーがいい人なのもいい。
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とてもかっこよくまじめなノンフィクション猟師さん漫画。
そのーちょっとまじめな感じが「絶望に効くクスリ」ちっくな気もしなくもなく、唯一の?癒しドコロであるマサムネ君(ヘタレな新人猟師君)に頑張っていただきたいと個人的には思うのだった。
これを読んで、猟師になりたい....と思うのは自由だけれど、ちゃんと食べてね(イノシシ等を売るのも可)。いろいろと付随する面倒なことも、作者のように全部自分でするのよ。
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実体験漫画ということで作画は微妙といわざるを得ないけれど求め過ぎなければ全然読めます。というか本質はストーリーなわけで。
猟、山、鳥や兎などの野生動物、そして猟をする人々。
お金を払えば食べ物を買えるこの時代に、自分で獲物を探して仕留めて捌いて食す。アナクロはなはだしいことこの上ないのですが、読んでいると楽しそうに思えてくる。豆知識も増えていくのでためになる。
きっと、読んだら猟がしたくなる。
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猟師エッセイ。この題材に対してはクセがなく、とても読みやすい漫画です。獲物の調理の仕方から猟銃に罠、山で迷ったときのセオリー等々。今後も楽しみです。
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猟師兼漫画家の猟日記。
都会から実家(岡山)に戻っての初心者猟体験を漫画で綴る。
昔、お歳暮ということで丸鶏が毎年送られてきて、父がそれを解体していた。
ふとそんなことを思い出したり。
久々の農林水産本!