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まったく、なんてツイてないんだこの主人公は…でもどんなに辛くても希望を見出して生きていかなきゃなんないんだよねぇ。
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あのモーパッサンの≪女の一生≫を漫画化した作品です。
女は結婚してもなにしても最後には淋しく死んでいく存在なのだから結婚なんかしなくてもいいのよ友達同士でわいわいきゃあきゃあ騒いで生き続けなさいなというまったくもって身も蓋もないお話。
女性フルボッコやないか……。
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人生って楽しいことばかりじゃないのね…
19世紀フランス。男爵家のひとり娘のジャンヌは、2
0歳を機に修道院を出て両親とともにレ・プープル屋敷に住みはじめる。
そこで紹介された子爵の青年と結婚し、順風な暮らしが続くかに見えたが、
厳しい現実が次々と彼女につきつけられていく…。
現実を美化せずにありのままの状態を描きだす、自然主義文学の代表作を漫画化。
★あらすじ
清純な貴族の娘ジャーヌは修道院の寄宿舎を出て、
やがて自分が住むレ・プープルの別荘で、ラマール子爵に求婚される。
おぼこのまま結婚した彼女は新婚旅行でコルシカ島に出かけ、
とどまるところを知らぬ夫の性欲に恐怖する。
新婚旅行から帰ると、女中として同居した乳姉妹のロザリが
夫ラマールに手篭めにされる。不義の子を産んだため、彼女を追放する。
ジャーヌの父は婿にキレるが、婿も舅に、女中を手篭めにしたことくらいあるだろ!!と逆ギレ。
泥沼の応酬の最中、ジャーヌの妊娠が発覚。男の子を産むが、夫との仲は冷めきる。
ジャーヌは信仰に救いを求めようとするも、パラノイアな司祭のおかげで余計におかしくなる。
懲りない夫は、今度は近所に住む貴族のジルベルト夫人と不倫を始めるが、
司祭の密告でジルベルトの夫にばれる。怒り狂ったゴリアテさながらの彼は、
チョメチョメしている密会場所の羊番の移動小屋ごと崖に落とし、ふたりを抹殺する。
夫の死のショックで、ジャーヌは二人目の子を流産し、神経症を患う。
重ねてジャーヌの母親が死ぬが、彼女の不倫の手紙を遺品から見つけて打ちひしがれる。
(母の不倫の相手の名前はなぜかポル。ジャーヌの息子と同じ名前という皮肉)
せめてもの救いを一人息子ポルに託し、彼を溺愛するが、溺愛しすぎた結果、彼を損なう。
低脳のポルは学校に入れても落第しつづけ、女と駆け落ちしてロンドンに行方を眩ます。
このバカ息子は事業起こして失敗しとんでもなく多額の借金を背負い、手紙で送金を無心する。
結果ジャーヌは財産を処分する羽目になり、ジャーヌの父もその心労から脳溢血で亡くなる。
ひとりぽっちになったジャーヌのもとへ、ロザリが帰ってきて夜通し涙に暮れる。
彼女は過去の裏切りの償いとして、無償でジャーヌの身の回りの世話を申し出る。
ポルはさらに博打で借金を重ね、ジャーヌは肩代わりして文無しになる。
ポルの情婦は子供を産み産褥で死ぬ。ジャーヌが引き取った孫娘を胸に抱き終劇。
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最後の「人生っていうものは、みなが思うほどいいものでもわるいものでもありませんね・・。」が人の一生というものを象徴的に表現している。
小説では、「未来を待つ日々は終わったのだ。 もうやることがない。今日も、明日も、この先ずっと。」といった表現になっているようだ。
生き抜くことに免疫ができていない女性が、女性なら程度の差こそあれ遭遇する未来への憧れ、恋愛、結婚、出産、子育て等々の問題に翻弄されていく様は時代を超えた主題でもある。
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まんがで読破を読破するシリーズ。
タイトルは聞いたことありましたが、こんなだめんずウォーカー話だったんですね。夫も息子も、まさに昼ドラの題材かっていうくらい。
「人生って楽しいことばかりじゃないのね」って、確かに人生いろいろですが。
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やはり古典的な作品というのは、読んで気持ちがよくなるものではないのかもしれない。
内容は、「人生は裏切りの連続」とでも主張するかのような物語になっている。
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切ない女性の一生。こんなに報われないこともないと思うが、つくづく新たな出会いが不憫。血のつながった子供はどんなときも希望になりうるのかもしれない。