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イヤミス度高め
2022/11/28 22:23
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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者にとって初の短編集で全7話で構成。全体にやや奇をてらい過ぎの感はあるが、他と違った印象があるのは必ずしも悪いことではない。特に「記憶の囚人」は虚構と現実が交錯し読み応え抜群。
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歌野晶午の処女短編集。新装版で出ていたので買ってみました。
1話目を除くと、後味のあまり良くないいや~な話ばかり。とても歌野さんっぽい。
只、全体的に読みやすい文章なので、後味の悪さはあまり感じなかった。
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歌野先生は本当に、後味悪い話がうまい。解説にもあったけど、後になる 程イヤな気分になれる短編集。
この中では「逃亡者 大河内清秀」のカラッと翻弄される感覚が好き。あと「正月十一日、鏡殺し」!歌野先生だから構えて読んでたのに、気持ち良いくらいコロッと騙された(笑)後味は悪いけど、さらりと読めて面白い作品ばかり。
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面白いですよ。
短編集なのでさくさくいけるのですが、深い。
ほんの些細なことや、ちょっとしたきっかけで犯罪に走ってしまう人間の、弱さや狡さや悲しさがえががれています。
表題作”正月十一日、鏡殺し” ”美神崩壊””プラットホームのカオス”あたりは切なくやりきれない。 ”猫屋敷の亡者””逃亡者 大河内清秀”は好み。
ただ、読後感はあまりよくないので、ご注意を。
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初期の短編だとのこと
ちょっとグロくて、後味が悪かったりするけど
どの作品もさすがだな~と思う。
歌野さんって不思議な人だぁ
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感想は巻末の解説とほぼ一緒です。最初は小さな反抗心であるとか、利己心であるとか、そういった小さなことなんだけど、結末に至ればそういった小さなことが大きな過ちにつながる。
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ずっと読みたかった本。大胆なトリックと、読み進めるほどに強まる「嫌〜」な感じ、とても楽しめました。処女短編集とは思えない。
「逃亡者 大河内清秀」の大どんでん返し、大好きです。
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若干退屈なミステリから始まって、どんどんどす黒い話にシフトしていく短編集。
話の構成も上手いし、何より登場人物の心情描写が秀逸。
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2
著者の処女短編集の新装版。端書きに“なにより未熟な部分が目立つ”と著者本人が記しているが、正にその通りだと思う。特に面白い話もなし。時節柄、表題作の正月蘊蓄にふむふむするぐらい。
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歌野晶午は、絶望ノート→すき!、葉桜→まあまあ面白い、ROMMY→断念…と段々評価が下がっていた。
でも、これは割と良いなあ。解説がとにかく的確で、嫌度が増していく順番とか、湊かなえ以降嫌度テイストのミステリーが増えたとか共感。
鏡殺しは悲劇だけど、別居すれば良かったのかな。わかりあうまでぶつかればよかったのかなとか色々考えてしまった。たぶんこの物語に嫁姑についてのメッセージ性なんてないんだけど。
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前の話の方がおもしろいという困ったパターン。だんだん暗い話になっていくというのもあるんですが、結末が読めてしまうのがどうも。暗い話に限って結末が読める自分もどうかと思いますが。
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どれも面白いお話でしたが、先日手に取った「家守」に比べ
過剰に奇をてらった感があり、少し読みづらく感じました。
また、後半に捻りを利かせてくるのを知ってしまっているので
ついオチが読めてしまうのも残念でした^^;
しかし、展開にワクワクできる短編集なので暇つぶしには最適です。
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歌野晶午は葉桜で衝撃を受けてからずっと好きだったから、この本も買おうって思った
殺人ゲームみたいな感じだと思ったけど、冒頭の作者の言葉にもあるとおり、名探偵も巧妙なトリックもない話だったかな
でも面白かった
あたしは猫のやつが一番好き。どんどん主人公が壊れてくのがたまらなく面白いよねー
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he had slump. he couldn't wright long stories. 'cos he wrote short stories. he know, they had any weak points.
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短編集。読み進めるごとに話が重苦しくなる。それぞれ最後にはまさかの結末、やっぱり驚かされる。
流石歌野晶午‼