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好きな作家が多かったので購入。
短編はあまり好きではないけど、さすがと思うものも多く楽しめました。
一番のお気に入りは「時カクテル」かな。
読んだことの無い作家さんでも面白かった方のは
他の作品も読んでみたいなと思いました。
でも…この中に入っていてはいけない、いけないは言い過ぎかもしれないけど
明らかにクオリティのレベルが違う作家が…
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(収録作品)正月ミステリ(東野圭吾)/機捜235(今野敏)/死に至る全力疾走の謎(東川篤哉)/アンダーカヴァー(誉田哲也)/ボス・イズ・バック(笹本稜平)/不倫刑事(小杉健治)/時カクテル(東直己)/ピンク色の霊安室(藤田宜永)/撃て、イシモトー冬の狙撃手外法(鳴海章)/仏像をなめるーこちら警視庁美術犯罪捜査班(門井慶喜)/大?見警部の事件簿(深水黎一郎)/おみくじと紙切れ(麻耶雄嵩)/梟の昼間(恩田陸)/霊園の男(大沢在昌)
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ベストセラー作家がここ集結。いまいちばん読みたい作家の新作がすべて読みきり書き下ろしで登場。
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十四人の作家の十四の短編集である。好きな作家の作品はもちろん面白く愉しませてもらったが、初めての作家の作品も、興味深く愉しませてもらった。シリーズものの番外編的なものは、そのシリーズそのものも読んでみたくなる。難は、ソフトカバーで紙も薄いので、半身浴読書には不向きな点だろうか。
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オムニバスでいろんな作家さんが読めてよかった。
自分は麻耶さん目当て。久々の木更津もの。
バーテンの話が良かったのです。
あの映画化されたやつの原作の人なのかぁ、と少し興味が。
私の理解力が足りないのか意味不明だった話と、
シリーズ読んでないといまいち分らんような話がありましたので☆4つ。
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重さずっしりな短編集には、読んだ事がある人達が半分ほど。
14人という人数から考えると、結構な数です。
恩田さんがいる、という事で読んでみたのですが
何かのプロローグなのか、最初に分類(?)があって
そのまま終了。
謎が謎のまま終了しているので、話がさっぱりです。
しかし他の人達は、きっちりと短編で終了していますし
これもやはり、これで意味は終了しているのでしょうか??
知っているシリーズものがふたつ。
それほど好きでもないので、流し読み程度で。
警察物が多かったですが、それについて
記憶力って必要だ、と思ってしまいました。
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アンソロジー
ミステリーとしてはイマイチだと思ったがラストの味がすばらしい。さすがの作品の「正月ミステリ(東野圭吾)」。
こいつも味があるなぁと感服する「機捜235(今野敏)」。サイドストーリーっぽいが、いい作品だ。
ユーモアたっぷりの「死に至る全力疾走の謎(東川篤哉)」は、その語り口だけかなぁ。少し残念。
語り口で言えば「アンダーカヴァー(誉田哲也)」のほうがポップでいい感じ。筋が完結しないけど、シリーズのファンにはいいんだろうな。スーパー女性デカね。
「ボス・イズ・バック(笹本稜平)」は楽しい語り口が魅力。ストーリーはたいしておもしろくはないんだが、リズム感がいいなぁ。
なかなか非現実的だが、鋭い切れ味がいい「不倫刑事(小杉建治)」は新発見作家さんかな。他の作品読みたいな。
バーが舞台の「時カクテル(東直己)」は会話がシャレていて、かつ追い込みがコロンボのような感じ。比較的長いのだが、飽きさせず、一気読みできる。
「ピンク色の霊安室(藤田宜永)」はオカマが出てきてキモい。ただそれだけだが、乗れなかった。
不思議な感覚なのは「撃て、イシモト 冬の狙撃手外伝(鳴海章)」。秒単位の時間を長文で描き切る筆力に感激。しかも、テーマというかオチも切れ味鋭い。この作家さん注目だな。
「仏像をなめる こちら警視庁美術犯罪捜査班(門井慶喜)」は、ライトノベルのノリだなぁ。好きにはなれない。
さらに「大癋見(おおべしみ)警部の事件簿《番外編》(深水黎一郎)」に至っては、サッパリ。ホント駄作。
「おみくじと紙切れ(麻耶雄嵩)」は展開が遅くて、題材もおもしろくないためパス。
「梟の昼間(恩田陸)」には大いに期待したのに、意味不明。なんじゃそりゃ。
オーラス「霊園の男(大沢在昌)」はシブいなぁ。人気あるわけだ。オブリガードって検索しちゃったよ。いや、シブいなぁ、鮫島。