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大学来の友人である33歳の男3人が時を同じくして彼女に振られ、大学の先輩である美人実業家に「モテ男になるためのエステコース」に特待生として入門し…。教養の話しやファッションの話しにまったく共感できず。あぁ、だから俺ってもてないのか(笑
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失恋した直後の33歳男性3人が、エステクラブの新企画として、モテる男を作るコースに入る。
なるほどと思う事も多く、恋愛実用書的な側面もある(?)物語です。
人間の中身に関する指南が多い中、スーツの買い方とかなんて具体的で、思わず「勉強になったなぁ」と。
未婚、既婚とわず、男性諸氏には一読をオススメですね。その後の人生が薔薇色になるかも。
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スイングアウト・シスターズを捩って?~清涼飲料メーカー営業のホリブ・信用組合顧客係のコバ・ゲームプログラマーのヤノッチは,2流私大の同級生で揃って彼女に振られたばかり。大学一級上でエステサロンを経営する美沙子からモテ男養成講座の第一期生に指名され,エステ・本選び・ファッション指南・ナンパ術・コミュニケーション技術を学んでいる。最終試験は受講一年後の原宿のフレンチ・レストランで20名の女性に話し掛け,それぞれが持つメダルを3つ集めることだった~ 何だか・・のんびりしている。宝石での連載は2006年3月から始まって2011年の10月まで。その間に社会情勢は変化している。憧れの先輩を尾行するシーンで切符を買っている場面は可笑しい・・・通勤者ならスイカかパスモ。お上りさんか年寄りならいざ知らず。恵比寿から渋谷のホテルならタクシーで行くんじゃないかなぁとも思った。ブランスバンドの仲間が一念発起してジャズグループを組む話かと勘違いしていたけど,結婚できない男達の話だったんだね
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ほほ同時に振られた33歳の男三人が、モテ養成講座に通い、内面と外見を磨いて自身をつけていく、という、青年誌の漫画にありそうなストーリィ。
時事問題好きの石田さんらしく「未婚化、少子化の歯止め」が軸のようです。たぶん。
大学の元先輩で今やエステサロン社長(美女)から、特待生として養成講座を格安で受けることになったり、講師の女性たちが揃いも揃って美人ばかりだったりと、男性が読んだら、どんな感想を抱くのかしらということが気になったお話。(あとでいろんな方のレビュー読んでみようと思う)
そうそう、石田さんの著作読んでいると、いつも「こういう女性はどこにいるんだろう」と思います。男サイドからの女だなあ、と思うわけなんですけれど。東京二十三区内にはいらっしゃるのかしら・・・、こういう、心身ともに、つよくたおやかでうつしく、男を導くディーバのような女性の方々が。
などと突っ込みたくはなるものの、どんな話でも、終わり良い雰囲気なので、そういう安心感でもって石田さんの著作は読みやすく、論理も展開もひねくれていないので、分かりやすくて娯楽として好きです。
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男性作家さん、あまり好んで読まないのですが、
石田衣良さんは時々読みます。
中年男性への応援歌的小説。
彼女に振られたばかりの3人が、劇的ではないにしても、
本当の大人の男性の魅力を身につけるまでのお話です。
それほど切実でもなく、感動的なサクセスストーリーでもない
のだけれど、彼らなりの一生懸命さに、引き込まれていきました。
主人公達と同年代の男性に、ぜひ読んで欲しい一冊です。
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「どうでもいい3枚のメダルをもらうより、本気のメダル一枚のほうがずっと値打ちがある。」
そうだよねぇ。
「恋をしなければ次の世代が消え失せる」
そうかもなぁ。
そんな気がするようになる婚活の物語でした。
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今回はどんな切り口から来るだろうか…と思ったら、まさかの30代の男たちのモテ男大作戦だったという(笑)
ただ、途中出て来る「少子化や晩婚化、非婚化で悪いのは男性か女性か」っていうのを話し合う場面は少し考えさせられた部分があったなぁと。はっきりと「男性が悪い」「女性が悪い」ってわけじゃなくて、「どっちも傷つきたくないし、安定した付き合いとか結婚とかを望んでいる」ってところに私は落ち着いて、今の社会状況が恋愛とか結婚とかをさせにくくしているのかな、と考えたり。
私も恋愛できない一人だけれど、ちゃんと仕事付いて、安定した生活を送れるようになったらもっとリードできる女になっているかな?と勝手に想像したりする、なんだか20代でも考えることの多い作品でした。
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33歳、男3人組が同時期にスイングアウト(=三振)となり、大学時代の高嶺の花、美沙子先輩による男性問題解消コースの1期生として女心の分かる、モテる男性を目指す話。冒頭の「美術館、博物館、芝居、コンサートetc‥に行ったことのある人?」に対し、手を挙げられる大人の男がどの程度いるか?に、文化の担い手としての男の立ち位置の低さ、危機意識を持つ。「教養を身に付ける」為の、大人の男が少ない、書店の描写の話は現実的過ぎて、背筋が凍る一方で、ナンパ師のコメント、「諦めなかった奴にだけ、本当のチャンスはやってくるんだ」は確かにと頷いてしまう。メモ。「‥百メートルのゴールは一つで勝者は一人だけれど、恋愛のゴールは無数にあるし、勝者も沢山いるよね」「‥男と女って結局は一対一でしょう。どうでもいい三枚のメダルを貰うより本気のメダル一枚の方がずっと値打ちがある」
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いけてない男3人組が、大学時代の憧れの先輩に再会してモテ男になるレクチャーを受ける。
最後まで、いまいちパッとしないし先輩の不倫も急に出てきてつまらなかった。
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品が良いけど、きさくなお兄さん・・・というような本。
さっくり読みやすい。
でも、ちょっとこそばゆさもあるけど、石田節が効いてておもろいです。
モテるためには!?
心も体もぴかぴかに磨くエステでのお話。
FTMの元女性のナンパ師(イケメン)のエピソードが面白かった。
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久しぶりに読んだ石田衣良。
つい最近のニュースで
独身男性3割というのを見たばかりなので
石田さんのテーマ設定をする際の
先見の明はさすが。
石田さんってこんなに軽い小説書く人だっけ?
石田さんが男性に伝えたいメッセージは
これだろうな〜って部分を読みながら
女性に嫌われない書き方をしているのもさすが。
軽く読めるし楽しいからこれはこれでアリだけど
もう少し真剣に掘り下げて書いてほしかったなー。
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この作品だけであれば、まだ良かった。
でも、この後に「コンカツ?」という似たような作品を
続けて出すことはどうかと思う。
作者が現在、こうした事柄に興味があるから、
2作続けて同じような題材の作品を執筆したのであろうか。
読者からしてみれば、同じような題材作品を見ると
食傷気味になる。
ただし、ほかの作品同様、読みやすい作品ではある。
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相変わらずの読みやすさで、テーマも面白いんだけど、だけど・・・ほんとに、男の方がこんなに頑張らなくちゃモテないのかなって思いました。
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出張先の本屋で、何となく手にした本。
同じ状況におかれている男として、涙無くして読むことはできなかった(笑)
でも、男も女も、こんなに単純じゃないと思うんだよなぁ~。
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作者のいつものテイストの作品なんだけど、いまひとつ盛り上がらなかったのは、興味がない内容だったからか……