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吉野万里子先生と、三省堂書店有楽町店(@yrakch_sanseido)さんに感謝を。
あまりにもささやかで軽いタッチだから、うっかりラストで泣いてしまったじゃないですか!
はがきっていいな。それも絵葉書。
書ける内容はすごく少なくなってしまうけど、それが気楽に出せる要因でもあり、
込められたものがとてつもなくなってしまう原因でもある。
絵葉書出したい。絵葉書出したい。
ああ、こんな時にポストカードカフェが現実にあればいいのだけど。
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葉書を書くっていいですねー。
といいつつ、数少ない年賀状の返事も怠る始末。
暑中見舞いでお返ししよう。
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店内一杯に飾り付けられたポストカード。
それらは全て誰かが誰かに向けたメッセージ。
そんなカフェの客と店員の物語。
メールとも手紙とも違う、絵葉書ならではの味わい。
それぞれのエピソードのその後が気になる。
【図書館・初読・2/9読了】
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こんなカフェがあったら、きっと通う。
人と人の絆がポストカードを通して、紡がれ、破れ、また結ばれる。
とってもハートフルな群像劇。
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ポストカードっていいですね。
郵便制度を作ったのは前島密さんだっけ。
ポストカードカフェなるものを作ったのは・・・。
手紙をカフェに公開されている。見知らぬ他人に読まれるということは賛否両論あると思う。それでも、残しておいてもらった手紙は、自分が生きた証になる。その時に考えていたことまでわかってしまうから、気恥ずかしいのだけれども。
ポストカードを・・・、
というか、手書きであれば何でもいい。
手紙を書いてみようかと思った。
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旅先でポストカードを買うのが好きだった。
たくさんのカードの中から一枚を選んで心をこめて文字をつづるのが好きだった。
なのに…最後にカードを送ったのって、いつだっけ。
携帯を持つようになって失ってしまった、静かに残る大切な時間なのかも。
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いらっしゃいませ。コーヒーをお飲みになりますか?それともポストカードを読みますか?大切な人からの想い、当店が責任もっておあずかりしております。会いたい気持ちをさよならの言葉をたった一枚の葉書に託してあて先は、港の片隅の喫茶店(「BOOK」データベースより)
預かったはがきがインテリアになっている、港町のカフェ。
なんて素敵なの~。
そこにあるのは優しかったり冷たかったり哀しかったり謎だったりする言葉たち。
「誰かが誰かに出したすべての葉書が世界遺産」
真実ですね・・・!
ホントにこういうカフェがあったら毎日通いたいわ♪
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メール(昔はe-mailなんて言ってたけど)はちょこちょこ打つけど、年賀状以外のハガキを書いたことは数えるぐらいしかない。
字が汚いとか、他人に見られるとかあるけど、やっぱゴミとして捨てられるのが潜在意識の中でイヤなのかな。
でも、このボストカードカフェはその、真逆をゆく。ハガキは公開するし、捨てないし。
面と向かって言葉をかけられない相手に、心の内を伝える手段となり得るなら、書いてみようかな。
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まだ、メールがなかった頃私は、結構筆まめだった。
常に、絵はがきと切手を持ち歩き、
何でもないことを書いてはポストに投函。
私の突然の便りにも、返事を返してくれる人がほとんどだった。
内容は、どうでもいいことだったように思う。
思い出せもしないし。
今、ポストカードカフェがあったなら、きっと私は絵はがきを送る。いつか、そこを訪れる自分のために。
やさしいけれど、意外とやさしくないことを突きつけられてる、
そういうお話。現実にも、容赦ないことは多いけれど、救われることも多いものな。そのバランスで生きてるのかも。
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壁じゅうに、ポストカードが貼られている、ポストカードカフェ。
お手紙好き、ポストカード好きの私。
こういう喫茶店があったら、素敵だろうなぁと思う。
行くかどうかは別にして(笑)。
小坂が結局その後どうなったのか、ちょっと知りたかったなー。
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ROUTE134が好きな作品だったので
読んでみました。
いろんな想いを抱えた人が、やってくる
ポストカードカフェ。
短編連作?かな。
小坂くんと和泉さんの話が、ちょっと微妙な終わり方だったので
最後にもう一回どちらかの気持ちを整理して書いてほしかったなぁ。
一番好きなキャラは朝陽。一番素敵な人でした。
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カフェの役割って何なのかなぁ。本の中のカフェのことじゃない。それはむしろはっきり描かれている。本を読みながら店主と客の会話を聞くともなしに聞いている、このカフェの役割。この間行った、帰り際のマスターの一言が印象的だったカフェの役割。自分のカフェの役割。ブックレビューになってないけど(笑
ブックレビュー的なことも書くと、エピソードすべてが丸く納まり結末があるって訳じゃないところが逆に、ある場所のある時をそのまま切り取ってるようなリアリティがある気がする。作品は終わっても登場人物の日常は続いてそう。続編あるのかな。
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カフェが好きで
タイトルと装丁に惹かれて読んでみたら、
自分のすきなカフェと物語の空気がよく似ていた。
温かくて、軽快で、独特の穏やかさがあって。
タイトルの通り、たくさんのポストカードが飾られたカフェと、
そこに集まるお客さんや店員さんの交流。
メールが主流のいま、手書きの手紙が廃れてきているいま、
「絵葉書」は遺物になってきているけれど、
その一枚、一文字にこめられた気持ちはとても大きい。
旅先から手紙を送る、たいせつな人に手紙を書く、
絶えてほしくない文化だなぁと改めて思った。
登場人物がそれぞれ魅力的で、
彼らのその後をもっと読んでみたい。
続編、書いてくれないだろうか。
横浜界隈もとても好きだし、こんなカフェがあったら
常連さんになりたいなぁ。
こんど旅行に行ったら、絵葉書を買ってみようかな。
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タイトルから連想するように、若い女性が好きそうな少女趣味的な、お涙頂戴な作品ではあるけれど、水戸黄門と同じで、ほぼ予想通り展開するところに意外性はないけれど、ペーソスがあって、読後感も爽やかな作品。
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壁一面にポストカードを貼り付けたカフェに集まる人たちのお話。
お手紙が書きたくなりました。
それも写真のポストカードで。