紙の本
This is 古野まほろ
2014/03/14 08:58
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投稿者:jikei - この投稿者のレビュー一覧を見る
良くも悪くも古野まほろ。
今まで読んだ作品の中では、小さくまとまった感が・・・
ペダンチズムもやや薄いか?
でもまほろソラシドだからまあいいか。
★★★ うげらっ。
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イエ先輩シリーズ、第2弾。
かつて、家康の祖父が脱獄したと言われる絶海の孤島で・・・
いわゆる新本格らしい論理的なトコは好き。でもこの独特なノリに馴染めず。
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50年前の祖父の脱獄の謎を解くことを、当時の看守の孫に強要されるイエ先輩。非常に変則的なデスゲーム、脱獄もの。
50年前を完全に再現した孤島の監獄に監禁され、それぞれが監視役、囚人役になりきりつつ、期日までの脱獄に挑む。
面白かったです。これ無理だろ!とは思うトリックも含めて。で、イエ先輩は、本当に脱獄方法の全てをゲームマスターに明かしたのかなぁ。
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まほろ作の脱出劇ということでした。
当人美術系に疎いもので想像しにくくて苦労しましたが、
墓姫に比べたらヒントが結構あってあーだこーだ考えながら読めたかな
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一言で説明するなら『天才もまた人なりき』
超人すぎるイエ先輩の人間的なところが垣間見えて、ユカとの距離も合わせて今後がとても気になる展開。
是非ともショパンのエチュードを聴きながら読んでいただきたいところです。個人的にはまほろ作品のベスト3にあげたいぐらい好き。
『別れの曲』の解釈とホワイダニットが切なすぎる。
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「天帝」の姉妹シリーズともいえるイエ先輩&夕佳シリーズ第2弾。
東京帝大生にして日本帝国随一のショパニスト・八重洲家康と、家康の後輩以上恋人未満の渡辺夕佳。
彼らは、長らく消息不明となっていた、家康の祖父・清康と会うため、絶海の孤島を訪れた。それが罠だとは知りもせずに…。
彼らを待ち構えていたのは、難攻不落とされていた古尊島監獄。そこではかつて家康の祖父が思想犯として入獄され、仲間と共に脱獄した場所だった。そして今、祖父の脱獄の謎を解明する、命がけのゲームの火ぶたが切り落とされ…。
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予想外に正攻法だった。
しかし、振り返ってみれば古野って、奇抜な一点突破の仕掛けをするより、こつこつ小さな伏線を組み上げるタイプのミステリィを創る人なのだから、これはむしろらしい、というべき。
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貴族制度の残るこの世界観に違和感ありまくり。
作者はこの世界で何をしたいのだろう?必然性を感じない。消化不良。
ま、要は、肌が合わない。
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天才ピアニストで,そのほかの分野でも超一流で,しかも大金持ちの華族
八重洲家康は,波乃淵に騙されて,戦時中終戦のための工作をしていた
祖父をはじめとする5人の華族を投獄していた古尊島に拉致される。
波乃淵は当時の刑務所の所長の孫で,家康の祖父清康がここから脱獄した方法を
再現して見せろといい,当時の囚人またはその子孫まで用意していた。
設定は細かいが読みやすいことは読みやすい。
最後の種明かしはあまり楽しめない。
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内容紹介
先の大戦中、赤化華族の疑いをかけられ、獄死したはずの祖父が生きている。そう聞かされた「イエ先輩」こと八重洲家康は絶海の孤島・古尊島を訪れる。しかし、そこにあったものとは……! 隠された孤島。鉄壁の監獄。一望監視獄舎。そして、「ここから脱獄してみろ」という悪意に満ちた挑戦状。空前絶後の脱出劇が開演する!
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初めて読んだ作家さん。ミステリです。
途中、読者への挑戦状みたいなのが差し挟まれるんだけど、
私は日頃よりミステリ読むときは、トリック破ろう、犯人当てようって思いながら読んでるわけではないので(これが伏線かな…とかは見当付けて楽しんでるけど)そこはさくっと飛ばして、主人公による謎解きを楽しみました(笑)。
主人公のキャラは好き。トリックもなかなかおもしろかった。けど、主人公に対する敵役?の狂気が気持ち悪かった…。
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邪教徒として拝読が遅れましたことを衷心よりお詫び(ry。まほろにしては軽めという印象ですが、イエ先輩シリーズ好調じゃないですか。ただね、ブーメランのアレはちょっと無理があるだろうと。これは不可能です。修練でどうにかできるってレベルじゃないです。でもそんなこといったら他の「探偵小説」だって不可能なの多いですし。まほろ語が鳴りを潜めているのが残念ですが、それは天帝シリーズの役目でしょう。
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イエ先輩シリーズの二作目。今回ユカの出番は少なめ。相変わらず(?トンデモトリックで、これ、推理はほぼ不可能でしょうw
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密室の扉は必ずしも内側からのみ開くものではない。
トリック的にはアクロバティックよな。
このシリーズはゲストキャラの描写が甘いのがちょっと残念
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――ここから脱獄してみろ。
彼と同じ方法で。貴様が、あの天才の血胤だというのなら!
隠された孤島。鉄壁の監獄。一望監視獄舎(パノプティコン)。
己と、己の血の名誉をかけた、空前絶後の脱出劇、ここに開演!
受けて立つしかない、悪意に満ちた挑戦状。
悲劇の祖父よ。
私たちにできるのは、あなたを超えることか。
それとも、越えられないと知ることか。
天才的ショパニスト・八重洲清康。
世界最高峰とまでいわれたショパニスト「イエ先輩」こと八重洲家康の祖父だ。
先の大戦中、赤化華族の疑いをかけられ、獄死した、はずだった。
その清康が、存命だという。
情報元の音楽雑誌編集者・波乃淵今とともに、
家康が絶海の孤島・古尊島を訪れた時……。
空前絶後の脱出劇再現が、開演のベルを鳴らしたのだった!
すごく癖のある作品。ブッ飛びすぎてて、ブーメランの部分も笑ってしまう始末。
けれど何かしら惹かれるものがあるのは間違いないところ。
ミステリ :☆☆☆☆
ストーリー :☆☆☆
人物 :☆☆☆
読みやすさ:☆☆