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タイトルの示す、義朝の本ではなかった。
義朝を入れつつ、今の大河でやってる時代の概略を書いてる、という印象。
かるーく書いてあるので、浅く読むのならいいかも。
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評価★2つと迷いました。
まず、タイトルから想像する中身が違いました。
源義朝をメインに置いた感じではなく、保元の乱、平治の乱、平家の台頭、源氏の復興をまとめて書いた本です。
へー、そうだったんだという人物同士の関係を説明してくれるものの、家系図も詳細でなく、分かりにくい。
一応、最後に「義朝と頼朝」「義朝と清盛」という項目で、かろうじて義朝の魅力は生い立ちが都でないことに起因するアウトローな魅力ではないかとくくられているが、あまり義朝の魅力は伝わってこなかった。。。
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上総曹司こと義朝の話
言葉確認=「曹司」①貴族や武家の邸宅内で師弟に
与えられる部屋=「曹司部屋」は「母屋」から離れて
いる≒[部屋住]①嫡男(家督を相続しない間の身分) ②次男以下で分家・独立せず親や兄の家に在る者。 曹司住・・・やはり廃嫡された義朝らしい呼び名だ
本で書かれる坂東の生活が、終戦後の闇市のようだ
アチコチのもめ事に首を突っ込み話をつけていく事
で「武名を誇示し、武士たちのリーダーとしての地
位を築」区目的だったと著者は言うが同感
当時の軍事貴族が地方で勢力を伸ばす様子が具体的
にイメージついた(頼朝への期待も同じだった?)
1143、相馬御厨への口入(脅して譲り受けた)
1144、大庭御厨乱入事件(鎌倉公領と口実で横領)
義朝は保元の乱が天皇の命の戦いだと喜ぶ中、本音
を口走っている
「私的な合戦では朝廷の意向を恐れて・・・」
やはりイチャモンだったのね(´・ω・`)