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紙モノを愛する私にとって、かなり興味のわくタイトル。
しかも泉麻人さん著である。
私は切手収集家ではないので、アツくなるところは正直あまりなかったけれど、微笑ましくほっとする本だった。
昔の児童書の挿絵を思わせる画風の切手や輪郭がぼんやりした淡い色合いの切手。ちょっと生意気な泉さんの少年時代の日記がなごませてくれる。
笑えたのは、当時の切手評論家の感想。
「こんな切手を買うくらいなら、普通の10円切手を買って、おつりの90円でリンゴでも買って食べます。」
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この本を読んでから改めて祖父や父、叔父からゆずり受けた切手を眺めてみると、特に叔父のストックブックが泉さんとほぼ同じ傾向で(国宝や昆虫など)集めていることが分かって面白かった。
そして記念切手だけでなく普通切手にも興味が沸いてきた。
時代を超えて郵頼した風景印の地を改めて巡るのも面白そう。
みうらじゅんとの対談、またやって欲しい!
memo:新宿京王百貨店の切手売り場
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自分よりも一世代上の切手マニア→こちらの方が本格的。
いとこの影響で始めた?スタンプ屋で買った記憶はない。明確な意思のもとにコレクションした分けではない。
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切手の評価が下がっていることに驚きました。月に雁も見返り美人も昔の話、バブルだったのか・・・。自分の切手収集は駄菓子屋の1回50円で新聞紙の袋に入っている使用済の切手集めからでした。それから戦前、沖縄、台湾、中国、北朝鮮等の切手を集めました。久しぶりにストックブックでも眺めようかと思います。
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切手収集というのがその世代の共通体験だった時代があった。みうらじゅんとの対談でも語っていたが、子どもが教科書でも習っていない浮世絵や国宝の名前を、切手を通じて学習していたという。その意味では、切手収集は見直されても良い趣味なのかもしれない。
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しばらく遠ざかっていた切手収集に再覚醒する一冊。
小学生の頃に軽い切手収集ブームがあったことを思い出す。あの時、もっとはまっていたら時代は違うけど、もっと楽しく読めたかも。というのも、泉さん、小学生に戻ったように切手や収集にまつわる当時の思い出を語っているから。
巻末のみうらじゅんさんとの対談も、たまらなかったな。