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L 橋廻り同心平七郎控10
久々平七郎。黒鷹と呼ばれた凄腕元定町廻りだった平七郎と定町廻りになりたい秀太。橋廻り同心だから事件はもちろん橋。更に読売屋のおこうと平七郎はお互いに想いはあるものの、おこうは身分の差、平七郎はおこうの父を殺された失態が足枷となって先に進めない、みたいな?藤原さん作品でちゃんとした役についてる武士は平七郎くらいしかいないんじゃないかと思うんだけどあまりピリっと感はない。
今回のおっきな流れはおこうの縁談ね。
ご落胤の女…ご落胤を語る詐欺騒動。女?事件に巻き込まれた女のこと?
雪の橋…富山の薬売り。浪人を探す娘。
残り鷺…殺された久松の元の家族と裏の仕事。仏の弥左衛門の裏の顔。
おっと、まだ奈津との話が続いているとは思わなかった。全然奈津でいいじゃないの、おこうは読売屋を辞めるわけないんだからさ。煮えきれないところは橘の十四郎と一緒じゃないの!作家が一緒だと男の性格もかぶるのか。
作品、全員見た目はいい男なのは作家の趣味か。
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第十弾
短編三話構成、
三話とも勧善懲悪で問題ないが、何か悲しい中味を持っている。
平七郎とおこうの仲はどうなるのか、当人は問題ないが、廻りの状況が許さない感じ
身分もいつまでも橋廻り同心ではだめだが?
シリーズなので?
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内容(「BOOK」データベースより)
江戸市中に現れた、宮家のご落胤を名乗る一行。大奥とつなぎを取ってやると称して商家から金を巻き上げ、奉行所を悩ませていた。平七郎が探索に乗り出した直後、真福寺橋に二人の女の亡骸が流れ着き、一人はご落胤一行と共にいた女と判明する。女が持っていた伊勢神宮のお守りに込められた哀しき想いとは?平七郎が非道な輩の正体を追う!心澄み渡る第十弾。
令和元年5月21日~25日
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橋廻り同心・平七郎控 シリーズ10
定廻同心・立花平七郎は、大鷹と言われた父親に負けぬようにと精を出し、黒鷹と呼ばれるようになったが、上役の一色の失態を被り、橋廻同心となった。
《ご落胤の女》
京 一条家のご落胤と名乗る者が、大奥の御用達に推薦するた騙して、商家から金を巻き上げる事件が起き、その一行と共にいた女が死体となって、真福寺橋に流れ着いた。
《雪の橋》
新し橋と竹森稲荷で発見された二人の死体は、富山の薬売りの引き札を持っていた。裏に書かれた男の人相書きが、上村左馬助の道場で会った、薬売りに似ていた。
《残り鷺》
「茶道具 骨董 ほてい屋」に、人助けをする、頭の良い、看板犬がいると大評判。
黒丸という名のその犬は、朝は、ほてい屋主人の弥左衛門と一緒に散歩をするが、夕方は、黒丸だけが散歩に行き、ある二階屋に寄り、餌をもらって帰るという。
平七郎は、おさんから「亭主が酒に酔って堀に落ちて溺死たなっているが、誰かに殺されたに違いない。確かめてほしい」と頼まれる。
平七郎と、読売屋おこうに、それぞれ、別の縁談が・・。
ようやく重い腰を上げ、平七郎は、おこうに想いを告げる。
どうするおこう。